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新・警視庁捜査一課9係season3(6) 第9話

2011年08月31日 22時02分18秒 | 2011年ドラマ

『殺意の赤いライン』

内容
人気アイドル・神崎翔(水谷百輔)のマネージャー・三原里美(河合美智子)が、
絞殺体で発見される。
早瀬川(原沙知絵)によると、全身に打撲痕。
暴行を加えられた痕跡があり怨恨の可能性があった。
また、索条痕に黒い付着物。。右手には赤い塗料が発見される。

青柳(吹越満)が、里美のスケジュール帳をコピーし、
その情報から、明華女学院に度々行っていたと分かる
青柳が矢沢(田口浩正)とともに、、、学校へと向かったところ、思わぬ事実が!
娘・結衣(松岡茉優)が通っていた名門の明華女学院では、
母である里美は、モンスターペアレントとして有名だったという。
担任の工藤秀一(遠山悠介)に対し送り迎えを命じるなど、
工藤だけでなく、学校もかなり参っていたようだった。

一方で、加納(渡瀬恒彦)浅輪(井ノ原快彦)の聞き込みにより、
里美が翔ともめていたという目撃情報があがる。
事務所社長・佐倉武史(佐渡稔)によれば、“ケンカはいつものこと”だという。
すると里美には敵が多かったと証言を始める佐倉。
翔を売り出すためとはいえ、突然、スタッフのクビを切ったりと、
恨みを買うことが多かったらしい。
最近、解雇されたスタッフの話では、
翔とアイドルの星川彩(菊地亜美)がつき合っていると知った里美は、
強引に別れさせようとしていたと言うことだった。

そんな折、索条痕の黒い付着物が、鉛筆の芯と判明する。
そして赤い塗料は、赤いペン。。。。
佐倉社長の娘・夕子(菊地美香)の脚本を訂正などをしていたようだった。

と同時に、事件の日の夜。翔と彩がタクシーを呼び不審な行動を。。。。

やがて工藤の母・時子(立石凉子)が。。。。。

敬称略


きっと、、、、

親の思い、子の思い。

そういうのを重ねているのだ。

そこは間違いない。

ただ。..今回のお話。
明らかに、アレも、これもと盛り込みすぎ。

ミスリードをしているつもりが、ただただ無駄な回り道をしているだけ。
そのうえ、最後の最後は、後出しジャンケン気味の事件解決となってしまい、

結果的に、親子の思いという物語の肝の部分までも、
中途半端な描き方となってしまっている。

そのためオモシロ味が、ほとんど感じられない印象だ。


実際問題として、ミスリードとなっていない主因は情報量の多さだ。

情報量が多すぎることで、
それらのネタを全て消化しなければならないため
ただただ、時間が、その消化にだけ費やされてしまっている。

そのため物語として、ドラマが描かれることがなくなり
順序良く、物語を描いているだけ。

本来ミスリードは、“順序良くではない”ことが、、ミスリードなのだ。

ここまで、ただ並べただけになると、
ドラマにオモシロ味が生まれてこないのも、当たり前である。


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第9話