「塵も積もれば道になる!サルの一夜城大作戦」
内容
松平元康(濱田岳)が、同盟のため居城にやってくると
恒興(向井理)に知らされるサブロー(小栗旬)
先の戦で、今川方についたことを謝罪し、信長に付いていくと宣言。
そして徳川家康と改名すると告げるのだった。
“徳川家康”と聞き、有名人だと気づいたサブローだったが、思い出せず。
仕方なく教科書を探し始めるのだが、後ろから声をかけてくる女!
恒興によると、信長の妹・市(水原希子)だということだった。
“俺、妹、欲しかったんだ”と大喜びのサブローは、
市とボール遊びを始める。
ボールが屋根に乗ってしまい困るサブロー。
すると、藤吉郎(山田孝之)が身軽な身のこなしでとってきてくれる。
「君、凄いね。猿みたいだ」
そんなサブローに、藤吉郎は、初陣のことを覚えているか?と問われてしまう。
もちろん、信長の初陣。。。サブローが知るわけもなく。覚えていないと応える。
その後、恒興達から聞くと、初陣は13歳だったと知る。
子供を戦に行かせるのは良くないと、サブローは天下をとって戦を無くすと宣言。
だが、天下取りのためには、京に行く必要が有ると言われる。
それも敵地の美濃を通らなければならないと。
今は、義龍が亡くなり、嫡男・龍興(間宮祥太朗)が治めているが、
帰蝶(柴咲コウ)によると気性が荒いらしい。
そのうえ、天才軍師・竹中半兵衛(藤木直人)がいると知らされる。
そんななか、利家(藤ヶ谷太輔)が現れ、突如、半兵衛がやって来たと。
信長に仕えたいという半兵衛。。
だが織田方には裏切り者がいて、勝てないと、半兵衛は、絵図を取り出す。
動揺する恒興達。
すると勝家(嶋政宏)は、半兵衛こそが間者だと軟禁するのだった。
そして美濃攻めの軍議が始まるが、敵地・墨俣の確保が必要。
そこへ、藤吉郎が現れ、ある奇策を進言する。
川を利用し、織田領内から物資を運搬し、一夜にて城を造るというもの。
サブローは“一夜城作戦”を了承し、作戦が開始されるのだが、
織田領内であるにもかかわらず、藤吉郎達は襲撃を受けてしまう。
やがて森可成(森下能幸)が美濃に通じていたと分かり。。。。
敬称略
今回は、宇山佳佑さん
あえて、前回の続きのような感想にしておくが。
原作との違いは、ともかくとして。
今回のように、
やはり、サブローらしく人心を掌握していくのが、今作の魅力だと思います。
それは、ほんとうの信長との違いだけでなく、
他の武将達との違いでもあるわけで。。。。だから、魅力的!
その行動、言動で、ひとりの心を揺さぶるだけで無く、
多くの人たちの心を揺さぶっていく。
これこそが“サブロー信長”だし、小栗旬さんの魅力と重なって、
今作のオモシロ味に繋がっていくのである。
ドラマは、ストーリーだけではダメ。それに加えて人間関係を魅せてこそ。