『鉄壁のアリバイ!自白を賭けた女の戦い』
内容
ベビーシッター扱いで高子(永作博美)に翻弄され不満を口にする葵(香里奈)
それを受けて深沢係長(八嶋智人)は、新しいベビーシッターを用意する。
なんと、、葵の恋人・卓也(上地雄輔)だった。
とりあえず、葵は、残ることになるのだが。。。。
そんな折、卓也の親友・小塚茂(忍成修吾)が、
会社の吉岡巻子専務(久世星佳)に暴行されたと署にやって来る。
あくまでも親告罪であるため小塚が告訴するかどうか。。。だったが、
なにかを感じた高子は、助手を2人と橋蔵とともに巻子のもとへと聞き込みへ。
高子は、小塚の証言どおりのリアルな演技を2人にさせ巻子の様子をうかがうが、
巻子は犯行を否認する。
その直後、小塚から証拠だとボイスレコーダーを提示される高子。
そんななか署に戻った高子たちは、
深沢たちがロードバイクによるひき逃げ事件を追っていると知る。
目撃証言などから、189万もするロードバイクらしく、
購入者リストのなかで、ただひとり、、盗まれたと言っている人間が居るという。
そう。。。あの吉岡巻子だった。
しかし、ボイスレコーダーが本当ならば、巻子にはアリバイがあった。
小塚が嘘を言っている可能性があると感じる高子。
そこで高子は、ムツミ(加藤虎ノ介)を頼りに、
卓也を盗品を売買している場所へ潜入させる。
やはり自転車が出回っていた。売人の話では男が持ち込んだという。
自転車を持ち帰り、それを前に、頭を抱える卓也。
一方で“あの2人は私たちをハメている”と高子は、小塚の会社へと向かい。。。
敬称略
細かい事はさておき。
卓也が、“警官”というモノを見つめ直す話としては、良いと思うのです。
なんていうか、かなり強引ですよね。
実際、“見つめ直す理由”が存在しない。。。んですよね。
本来は、理由があって、諭されて。。。というのが流れだと思いますが、
強引に刑事課に配属されたという印象が強く、
どうしても理由がついてきていません。
たしかに
前回のエピソードで、葵を守るため。。というのも分かるのだ。
葵と結婚して。。。自分が頑張る!なんていうベタな流れだ。
ただ、その部分は、前回には存在するが今回は少し曖昧。
ここに、葵がプロポーズや、卓也の行動に葛藤する部分がもう少しあれば、
違った印象になったのだが。
今回。。。事件と卓也の覚悟を優先させすぎてしまって、
卓也と葵の関わりが少なく、葵に葛藤が生まれている印象が希薄なのだ。
劇中でも、葵が登場するシーンも少なく、
上手くドラマの中に紛れ込ませることが出来ていない感じである。
全く間違っていることをしているわけで無く、流れは正解。ネタも正解。
ならば、事件で捻りを加えるようなことをするのでは無く
もう少し、卓也と葵の関係をメインに描いていれば、
妙な印象にならなかったと思います。
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第3話