goo blog サービス終了のお知らせ 

レベル999のgoo部屋

2011年4月に、、、本店の1つに格上げ
トラックバック、コメントも受け付けています。

無痛~診える眼~ 第10話(最終話)

2015年12月16日 23時27分38秒 | 2015年ドラマ


「痛みとは…」

内容
イバラ(中村蒼)の話や、白神(伊藤英明)の論文などから、
為頼(西島秀俊)は、ようやくイバラが白神の罠にはめられていたと知る。
だが、その直後、為頼が止めたにもかかわらず、
早瀬(伊藤淳史)が、イバラを銃で撃ち。。。。川に転落してしまうのだった。

診療所に戻った為頼は、事情を菜見子(石橋杏奈)和枝(浅田美代子)に伝える。
その話を、サトミ(浜辺美波)が聞いてしまい、
診療所を出て行こうとするが。。。。。

そんななか、早瀬が為頼の診療所にやってくる。
為頼は、犯因症が見えたと早瀬の罪を責めたうえで、
白神に誘導された可能性を伝える。
治験データから、一家殺害事件も白神により誘導された可能性があると。
為頼の話で、我に返った早瀬は、もう一度事件について調べはじめる。

だがそのころ、白神はクリニックから姿を消してしまっていた。。。

敬称略


最初に、どうでもいいことを。

為頼の家というか、診療所というか

為頼&和枝家族に、菜見子が。。。完全に馴染んでいますね。

サトミがいるにしても、馴染みすぎだろ!(笑)

「スイマセン。自分の家みたいに」

そのとおり!

 


そこはともかく。

話自体は、今までの謎解き。。。そして、様々な説明。

そしてエピローグですね。

最終回としては、丁寧に描ききったと言っても良いだろう。


作品自体が、

一風変わったと言うよりも、かなり変則的な作品でしたので。

それを、最初から最後まで貫き通したことは、評価すべき部分。

もちろん。。。今作の“らしさ”も描き込みましたしね。


そう考えていくと。

脚本、演出そして俳優が、上手く噛み合い、よく作られていた作品だと言えます。

ただし、それは、あくまでも結果論。


そこが、今作の問題点でしょう。


たしかに、縦軸で盛り込んでいた白神、イバラなどを含む

事件など。。。悪いとは思いません。

それはそれで、面白さがあったと思います。

でもね。いくら縦軸であっても、引っ張りすぎ。

特に問題があったのは、その引っ張り方。

単に引っ張っているだけで、興味を惹くような引っ張り方をしていないのだ。

そのうえ、主人公を芯に据えた見せ方をしなかったため、

どうしても、話が散漫になってしまった。

極論を言えば、面白さがあるのに、邪魔だったのである。


ちなみに、

最も痛かったのは初回の見せ方。

どう考えても、為頼で、魅せてくると感じたよね。。。。

そのため、いろいろなことをやっても違和感に感じてしまったのである。


やり方次第では、もっと可能性があった作品だったと思います。