演劇人 RAKUYU

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ブンナよ、木からおりてこい

2018年08月29日 | 日記
劇団RAKUYU第13回公演
好評のうち、無事終演することができました。
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移民の父、工野儀兵衛2

2018年08月10日 | 日記

1888年9月5日、カナダ、ビクトリア
に上陸。開拓の進んでいないバンクーバーから
鮭漁業の基地スティブストンに到着。
儀兵衛は松林を切り開き、家を建てた。
その頃はちょうど鮭漁のシーズンで、
フレーザー河を折り重なるようにして
上る鮭の大群を見て、その模様を故郷に急報した。
「フレーザー河ノ夏期ノ鮭漁期ニ至レバ
魚族ノ群集ハ海面ヲ圧シ未ダ嘗テ
我ガ国ニ漁業者ノ見ザル後継ナリ。」
と後の文章に書き記している。
また、鮭漁に従事するカナダ人たちも
少数で、鮭缶詰会社も小規模だが
将来有望であるとして、弟、親族、友人
を呼び寄せた。
翌年になって、村人を次々と呼び寄せた。
人々は「つれもていこらい。」とばかり
儀兵衛を頼ってカナダにわたり、
やがて数百名にも達した。1892年、
スティブストンに家屋を構え、増加する
三尾村からの渡航者の便宜を図るた
め、食料品の販売兼下宿屋
(ポーディングハウス)を始めた。
しかし、異国の地で渡航者たちの世話
や仕事に没頭している間に、妻たつは
帰ってこない
儀兵衛を待つことができなかったのか、
二人の子供を残して、有田郡の農家へ
再婚して行った。
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