ウード奏者 松尾 賢 のブログ(アラディーン主宰者)

ウード奏者、ダラブッカ奏者、サズ奏者、歌手、アラブ、トルコのオリエンタル音楽演奏家・作曲家である松尾賢のブログ。

ロマンス食堂&イラン・ペルシア音楽

2007-01-22 01:01:37 | 音楽

昨日、今日と高円寺のイラニアン・レストラン「Bol Bol」でお世話になりました。

昨日は「情熱地獄&ピラミッドス」「シャルキィ・ロマ」のイベント「ロマンス食堂」のスタッフとして参加。

面白かったです。

なんかベリーダンス業界の新年会みたいに、多くの友人知人が来ていて、ライブも盛り上がって。

前々から、カツミックのソプラノ・サックスが、トルコのジプシーのクラリネットに似ていて、しかも彼の作曲する曲も良く、さらに最近参加したギタリストが「ツッチー大使館(で良いのか本当に!?)」良くて、想像以上に音を楽しみました。

「シャルキィ・ロマ」は、ミンさんの、「のびのび」プレイしているヴァイオリンが印象的で、彼のアラディーンでは中々見ることのできない長所を垣間見た気がしました。

そういや、紳士君も「のびのび」叩いていたっけ。

そして本日は、イラン・ペルシア音楽のコンサートで、こちらはバルバット(イランでは、ウードのことをそう呼ぶ)奏者として参加。

ここでは、普段では知り合うことのできない人々と交流することができました。

特にイラニアン・サントゥール奏者の谷さんは、素晴らしかった。

イランに留学してしっかり勉強されてきたそうで、技術もパフォーマンスもどちらも本当に素晴らしかったです。

谷さんの演奏を聞いていて、アラブ音楽の源流はペルシア音楽だから、共通する部分が大変多いなぁ、と感動してました。

また、まだ人前で演奏するのは2回だという、セタールの北川君、実際にテヘランまで声楽を学びに行った慶九ちゃんのデュオも良かった。

北川君にしろ、谷さんにしろ、イランに留学し、そしてペルシア語を話せるのが羨ましかったですね。

わたしもいつか近いうちにアラブ音楽の勉強できる大学に行って、しっかりと勉強したいですね。

やはり、人のライブを見に行くのは、勉強になります。


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