初芝引退セレモニー

ロッテ初芝が引退会見　球団に残る予定 (共同通信) - goo ニュース

　強打の三塁手として活躍したロッテの初芝清内野手（３８）が２２日、千葉マリンスタジアムで記者会見し、今季限りでの現役引退を正式発表した。

　スーツ姿で会見に臨んだ初芝は、すっきりした表情で「引退は体力的な部分で決めた。プレーオフ、日本シリーズで花道を飾りたい」と語った。今後については「シーズン後にゆっくり考えたい」と話したが、何らかの形で球団に残る予定。

　初芝は東京・二松学舎大付高から東芝府中を経て１９８９年にロッテ入団。９５年には打点王、ベストナインに輝き、オールスター戦にも４度選ばれた。


昨日、初芝選手の引退セレモニーがあるという事で千葉マリンに行ってきた。
スタジアムに着いたのは１３時半頃。
そこから観戦仲間の方々と合流して、皆で持ち寄った引退セレモニーに使う白い色の紙テープをひたすら芯を抜いて巻きなおす作業を２時間弱。
もう皆、最後のほうは種類の違う紙テープに、
「この会社のテープは芯がとりにくいし巻きにくい。」とか「このテープの紙質はいい。」とか紙テープ職人になってた（笑）

いざスタジアムに入るとレフト側の３ブロックをもマリーンズファンが占めるほどの観客の入り具合。

そして始球式は何とイ・ジョンヒョン！いやぁ、ビックリした！まさかイ・ジョンヒョンが来るとは。
彼女の曲が今江くんの応援歌に使われているので、背番号８で登場。気になる投球はストライクの見事な始球式！

その後、昨日の先発清水直行が高耀太（コヨーテ）の「純情」にあわせてファンのタオル回しの中登場。
直行の見せ場はここまで。今シーズン最悪と言っていいほどの投球（４回１/３を被安打９うちＨＲ３の６失点）を初芝の引退セレモニー試合で、なおかつホークスを追いかける千葉マリンでの最終戦でしてしまうとは…。

打撃陣もホークスのルーキー高橋秀に初勝利を与えてしまう。

直行降板後、小宮山、高木のベテランコンビが何とか試合を作る投球をしてくれたのでなお更直行の投球が酷く映った。

その小宮山がマウンドに上がる時目を疑った。
小宮山がストッキングスタイルやぁー！
いつもはストッキングを見せないスタイルの小宮山が、昨日に限ってストッキングスタイルとは、これはネ申様の花道を飾る気持ちの表れと思った。


そして６回その時が来た。ネ申様降臨。

割れんばかりの初芝コールを受けてネ申様がバッターボックスに。
結果はデッドボール。
かつて、引退セレモニー試合のバッターボックスでデッドボールを受けた選手っているのか！？これがやはりネ申の持つ見えない力なのか。

そして８回もう一度ネ申様に打席が回ってきて結果はライトフライ。

試合後、いよいよ引退セレモニーが始まる。
マリンビジョンでかつてのプレーを振り返り、そして初っちゃんの入場曲が流れ、ウグイス嬢の「４番　サード　初芝清　背番号６」のアナウンス。

ワシは、観戦仲間の方々が２１日の試合後作った初芝選手の横断幕を持ってセレモニーに臨んでたけど、もうこのアナウンスと共に堰を切ったかのように涙が溢れてきた。
初っちゃんの花道をこの目に焼き付けようとしても、そう思えば思うほど涙が止まらない。

「これからプレーオフを勝ち抜き、日本シリーズを制してという最後の夢が残っております。それを実現した後にバットを置きたいと思います。ファンの皆様、また、世界一の応援団のみんな、１７年間本当にありがとうございました。」と声高らかにマウンド付近で挨拶。

胴上げされた後、場内一周。開場前に皆で作った紙テープを投げ入れる。
そしてチャンステーマ、初芝コール。
もうのどが壊れてもいいから初芝と叫んでいたい。そう思えさせてくれた初芝はスタジアムから去って行った。

今日２３日には直行が登録抹消、そして初っちゃんはジョニーが先発の楽天戦で９番サードでスタメン出場。
あぁ、昨日も初っちゃんのファンタスティックな守備を見たかったー！


最後に、初芝選手のスーツ姿での会見記事をＰＣからご覧下さい。

初芝清選手　引退会見（マリーンズ公式ＨＰ）