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歌詞を理解して歌うという事

2012-03-27 16:52:19 | カラオケ


歌を歌うときに歌詞の意味をちゃんとして理解して歌うことはとても大事です。
歌詞の意味を漠然としか理解してないともう全然違う歌になる。

「歌はセリフのように、セリフは歌うように」といわれますが、セリフのように歌うためには歌詞の正しい意味を把握している事が絶対条件になるわけです。

たとえば、
中島みゆきの
「空と君のあいだに」

この歌を歌ってる人で歌詞の意味を本当にちゃんと理解して歌っている人が何人いるかってことです。

歌自体は有名ですよね

空と君とのあいだには今日も冷たい雨がふる
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる

歌も歌詞もとても有名ですが
これ「好きな女を励ますために男が一途な思いを歌ってる歌だ」くらいの解釈で歌ってる人がいたら死んだほうがいいです。

全然違います。


この歌はご存知ドラマ「家なき子」の主題歌なわけですが、
この歌のタイトルの意味を中島みゆきが端的に語っています。

「犬がご主人様を見上げたときには、空とご主人様しか見えないから」
だから
だ か ら この歌のタイトルは「空と君のあいだに」なんです。

犬から見上げた世界は『空』と『君(ご主人様)』がすべてなんですよ。

これは飼い犬がご主人様を想う気持ちを歌い上げた歌なんです。

そう思って歌詞を読んだら全然違う意味である事に気づくはずです


君が涙のときには僕はポプラの枝になる
孤独な人につけこむようなことは言えなくて
君を泣かせたあいつの正体を僕は知っていた
ひきとめた僕を君は振り払った遠い夜
ここにいるよ 愛はまだ
ここにいるよ いつまでも
空と君とのあいだには今日も冷たい雨がふる
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる
空と君とのあいだには今日も冷たい雨がふる
君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる


この歌が愛犬目線の歌だと思ったらビジュアルがバシバシ浮かぶでしょ。
どうやって歌ったらいいか想像できるでしょ。

なんで「ポプラの枝」なのか、とか飼い犬だということがわかれば悩む事はないんですよ。
(Yahoo質問箱でこの解釈について間違った質問と回答を見てしまったので…。意味わかってれば間違えないのに~。もちろん散歩道にポプラ並木があって、その枝が強い日差しや雨からご主人様を守ってるのを「犬が見上げたときに」見ているからです。てか犬だから知ってる事が少ないんです。自分の生活範囲の事しか知らない。だから比喩がポプラの枝になる。)

それが歌詞を理解して歌うという事です。

中途半端なカラオケ好き自称歌うまとか、楽曲の理解という大事な基本ができてない人が多すぎます。

歌の基本というのはもちろん、
正しい発声で音程やリズムが正しくとれることではあるのですが
歌がただのインストゥルメンタルと違うのは「歌詞」があることなんです。

歌詞を理解して歌うことがどれだけ大事か、
歌詞を理解して歌われてない曲がどれだけつまらなくてイラっとさせるか
考えて歌ってほしいなぁ、と思う今日このごろです。

まぁDAM★ともあたりを聴いてると、ほとんどの人が発声ができてなくて音程とリズムが怪しいから歌詞の解釈以前のレベルではあるのですが。

ちなみに歌詞は
「空と君とのあいだには」なのにタイトルは
「空と君のあいだ」
「と」が無いんです。間違えやすいんですよね~。


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-11-18 03:05:34
器狭いね君
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