♪『談山神社…さて今日の色合いは？』

♪二週間ぶりに談山神社へ行ってきました。

かなり冷え込んできましたのでそろそろ紅葉もピークかなと…

かなり色付きましたが赤は既にピークを過ぎ落葉が始まっています。

黄葉が美しい時期です。

11月24日の洛陽…飛鳥寺から金剛山を…

 

♪『談山神社…先週との比較』

♪談山神社の十三重塔…一週間で紅葉も進みました。

 

○恋日記（21）

 

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Massyの恋（２１）
悦ちゃんの家まで戻り、出迎えてくれたトッポに挨拶して中へ・・・
まだお母さんが起きておられました・・・
「ただいま・・・帰りました・・・」
・・・「お帰りなさい・・・踊りのお稽古されてきたの？」
・・・「どうでした？・・・」とにこやかに出迎えていただきました。
「はい、悦ちゃんに舞台に無理やり引っ張り出されました」・・・
と笑って応えました。
「裃つけて、お化粧もちゃんとして本格的だったんよ」・・・と悦ちゃん。
「かなり上手になってもう一度習えば完璧だって家元が・・・」
・・・「それは頼もしいですね。」
・・・「二度か三度で覚えられれば素質ありね！ふふ」とお母さんが・・・
・・・「遅いからまた話は明日にして、お風呂にお入りになってください」
「ありがとうございます」・・・
・・・「先に冷たいの飲む？先にお風呂入る？」・・・と悦ちゃん
「喉が渇いたな・・・冷たいのを頂こうかな」
・・・「はい・・・じゃあちょっと待ってて」・・・と彼女は台所へ・・・
・・・「明日帰られるの？」とお母さん・・・
「はい。そのつもりです」
「悦ちゃんには、もう一日居たらって言われてるんですけど・・・」
「明日帰るって言ってきたので・・・」
・・・「田舎で何も無いですけど、ゆっくりしていってくださいね」・・・
・・・「お風呂も入って、折角だから明日もう一日どこか行って来られたら？」
「ありがとうございます。後で相談します・・・」
・・・「そうされて・・・私はお先におやすみさせていただきます・・・」
「はい。ありがとうございます・・・おやすみなさい」
そこへ悦ちゃんが・・・
・・・「もう一日どこかご案内してあげんさい・・・折角やし」とお母さん。
・・・「私もそう言うとるんよ・・・秋吉洞がいいかなと・・・」
・・・「そう！・・・それはいいね。行ってきんさい！」
・・・「私はもう寝るからゆっくりお話したら・・・」
・・・「おやすみなさい・・・」
・・・「うん・・・」
氷が入ったグラスとコーラを持ってきてくれました。
二人でコーラを飲みながらお互いの顔を見やってにっこり・・・
「ふーッ！」・・・喉が渇いていたので気持ちよく喉を流れて行きました・・・
その時には既に明日のことは決めていました・・・
秋芳洞へ行こうと・・・もう一日お邪魔することに。。
・・・「洗濯物あったら出して」と彼女
「下着とポロだけど・・・２日分・・・」
・・・「うん。お風呂入る時に脱衣場に置いといて・・・洗うから」
「ありがとう・・・」
・・・「遅くなるから、お風呂入って！」
「そうするよ・・・明日・・・秋芳洞へ連れてってくれる？」
・・・「えッ！　決めたの・・・帰らなくていいの？」
・・・「折角やもん・・・よかった！」
・・・「家に連絡は？」
「明日朝するから、電話かしてね」
・・・「うん。そうして」
「じゃあ・・・お風呂に入るよ・・・」
部屋に戻り着替えと洗濯物をバックから取り出して・・・お風呂へ・・・
脱衣場に昨日と今日着ていたポロシャツや下着をおいて中へ・・・
丸く３枚分かれた木の風呂ふたを取ると湯気が立ち込めました・・・
・・・懐かしい、五右衛門風呂・・・
かかり湯をしようと手桶にお湯を・・・ちょっと熱い・・・
水を入れながら、げす板を足で沈めて湯を混ぜて湯加減調整・・・
湯加減もよくなって、ゆっくり肩まで湯に浸かり・・・「ふ～ッ！」
仄かな湯気の香に、昨日からの出来事を思い出していました・・・
・・・「湯加減はどう？」
いつの間にか悦ちゃんが焚口に廻っていました・・・
				… つづく