『思うこと…』
被災地は大変な状況の中一歩一歩復旧作業が開始されています。食料や飲料、薬等も増えてきているようです。本格的なボランティア活躍は交通や受け入れ体制が整ってからがいいでしょうね。
それより早い福島原発の収束が急がれます。これが上手く収束しないと原発に近い福島や茨城、宮城の復旧工事が進まない恐れがあります。野菜や作物への放射性物の付着や土壌汚染、水への混入…しいては水を使う全ての製品に影響を及ぼします。心理的にも域外避難されてる方々や国民の不安を取り除く必要があります。
原発では命がけの復旧工事が続けられています。。早期の安定的な冷却システム復旧を祈るしか有りません。東電と東北電力の電力不足は当面続くものと思います。電力融通も現状では限度があり、早急な発電所の増設も難しいと思われ、夏の需要期を含め一年以上掛かるのではと思われます。
省エネ、節電に注意を払いこの夏場を乗り切らねばなりません。仮設住宅が出来ても電力が来なければエアコンも使えず苦しい夏を過ごさねばなりません。工場の稼動復旧も急務ですがこれも電力不足では問題ありでしょう。電力融通のための変電所の建設も早急に必要かもです。
少なくなった油炊きの発電機の再登場やガスタービン発電機の設置を急ぎ、ソーラー発電や風力発電の利用促進も急務です。
政府は復興へのしっかりとしたストーリーを描いて貰わねばなりません。生産生活国土の10%に及ぶ被災にどう取り組むか政党や行政の壁を越えた知恵が必要!原発事故の収束、放射能汚染対策、被災者の生活、住まい、農業、漁業、電力不足対策、工場生産再開…山のように課題があります。
余震も続いています。気の休まる暇もない被災地の現状に、一刻も早いスピーディな課題対策が望まれます。
長々と書きましたが、信念のなくなった日本の政治や縦割り行政への試練だと…。ここで試されるのが先の日記にも書いた日本人魂だと思っています。
華風