ツボから始まるマッサージライフ

足ツボ、耳ツボ、手にも頭にも身体中のいたるところにあるツボをマッサージして健康になっちゃいましょう。

こむら返りに効くツボ

2010-11-30 15:08:58 | 各種ツボ
ふくらはぎの筋肉が突っ張って痛みがあるのが、こむら返り。
苦痛で動けなくなった経験を持っている方も多いと思います。

こむら返りは、普段使っていないふくらはぎの筋肉の運動神経が急激に高ぶるためにおきる現象です。
運動を長時間続けて疲れていたり、体力が落ちていたり、あるいは運動不足のときなどにおこりやすいです。

こむら返りを起こしたときは、足の力を抜いて、片手で痙攣している足の膝を押さえます。
もう片方の手で足の5本指全部を上体に向かってゆっくり曲げていきます。
ふくらはぎの筋が伸びていることを確認すれば、痙攣は比較的早くおさまると思います。

筋肉が緊張しやすくて、こむら返りを頻繁におこす人には、ツボ刺激も効果的です。

ふくらはぎの中央ライン上に、承筋、承山と呼ばれるツボがあります。
また足心は、足裏のちょうど真ん中に位置するツボです。

押し方
承筋、承山のツボに重点を置きつつふくらはぎ全体を、指を使ってよく揉みます。
朝夕2回するのが良いですね。
足心へは、こぶしで毎日30回ほど叩くとよいでしょう。

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シミやソバカスに対するツボ

2010-11-25 16:17:00 | 各種ツボ
シミやソバカスは、頬や鼻などの日光に当たりやすい部分にできやすいですね。
また、自分の肌質に合わない化粧品などの無理な使用によってもできる場合があるので注意しましょう。

実際問題として、ツボでシミやソバカスを短期間で綺麗に取ることは不可能なのですが、腎兪などのツボを刺激することで、身体の調子を整え、人間が本来持っている自然治癒能力を高めて治りを早めることは可能です。
また、肝臓の働きが悪いと、シミが出やすくなりますので肝熱穴というツボを刺激して肝臓のコンディションを保つことにも有効だと思います。

腎兪は臍の真後ろの背中の部分から、左右に指ニ本分離れたところにあります。
肝熱穴は、乳首を結んだラインの中央にあるだん中というツボの下1センチの裏側にある神道というツボから左右0.5センチ離れた場所にあります。

押し方
腎兪への効果的な刺激法は、両手で腰を挟むようにして親指を腎兪にあてて押す方法です。
この際、腰を左右にひねりながら押すとより効果的になります。

肝熱穴へは、ゴルフボールを使って刺激するとよいでしょう。

しかしながら肌は、日頃からのスキンケアも重要です。

イライラを抑えるツボ

2010-11-22 16:18:34 | 各種ツボ
生きているとイライラすることもあります。
皆が皆、聖人君主というわけにもいかず、イライラのタネは尽きません。

また、イライラが始まると、ちょっとしたことでもさらにイライラしてしまいます。
小さなイライラも積もり積もれば、ブチッとキレて、となる前にツボでイライラを抑えてみましょう。

虎口と指間穴が有効です。
虎口は手の親指と人差し指のまたに、指間穴は手の甲側の人差し指から小指までの指のまたにそれぞれあります。

押し方
ツボを親指と人差し指で挟んで、少し強めに押し揉みます。
さらに、引っ張って刺激します。
指先がほのかに温かくなるまでを目安に刺激してください。

イライラは言ってみればストレスです。
ストレス、身体の不調を招く原因にもなりますので、ため込まないように日頃からツボ刺激をしておくと、ストレス性疾患の予防にもなります。

胃腸の調子を整えるツボ

2010-11-17 16:19:31 | 各種ツボ
暴飲暴食が続いたり、ストレスなどで胃が痛む、もたれる、食欲がないなどの症状が出る場合があります。
胃腸の調子が乱れた時は、胃腸の調子を整えるツボを刺激することで、胃腸の疲れを吹き飛ばしましょう。
食欲不振や消化不良、胃腸虚弱などの改善にも効果がありますので一度お試しください。

中かんというツボは、みぞおちと臍を結んだラインの真ん中にあります。
このツボは、胃腸の調子を活性化することで食欲を増進させる効果のあるツボです。
胃腸が疲れ気味のときに刺激すれば、徐々に元気な胃腸へと戻っていくと思います。

押し方
まず、両の手のひらを重ねて(女性は右手が下、男性は左手が下)手の温もりでツボを温めてます。
その後、両手の人差し指と中指の腹を重ねてツボにあてて押し揉みます。
ただし、食後の満腹時には、刺激を与えないようにしましょう。

下痢で助かるつぼ

2010-11-15 16:14:47 | 各種ツボ
下痢の原因は色々あります。
伝染病などの細菌性のもの。
食あたり。
暴飲暴食、
胃腸炎や風邪などの病気。
ストレスによる神経性の下痢もあります。

下痢の治療法は原因を突きとめて、その原因を取り除くことです。

しかし、急性の下痢の苦しさは生半可なものではありませんよね。
差し込むようにお腹が痛くなって、何度も何度もくだしてしまう。
まさに地獄の体験ですね。
こういう時は梁丘というつぼを試してみましょう。

梁丘は、膝の上約2.5cm、大腿骨の外側にあります。

押し方
梁丘への効果的な刺激法は、椅子に座って膝を曲げた状態で、こぶしをつくり、そのこぶしの小指側の横腹でつぼを繰り返し擦ることです。
先の丸いキャップのようなものでを利用して刺激するのも効果的ですね。
10分くらい擦って刺激していると、お腹の痛みや下痢の症状が徐々に治まると思います。

梁丘は腸管のぜん動運動を静め、腸を正常な状態に戻す効果、急性・慢性の下痢には抜群の効き目があります。
胃痛も和らげてくれます。
ピンチになったときは大助かりのつぼです。