MY LIFE,MY SPIRIT by Masato

今までの人生で感じたこと、自分の考え方を率直に語ります

初めてのスピリチュアル・サークル

2007-05-21 14:08:55 | Weblog
今年の始め、書店の精神世界コーナーで興味深い本を見つけた。
日本のあるスピリチュアルサークルが出していて、中心となっている巫女役の女性が、様々な高級霊からのメッセージを語り、それをまとめた本だった。この本の表紙のデザインをみたらキワモノ的な印象だったので、どこかわけのわからない、変な団体が出した本だろうという印象だったが、実際読んでみて驚いた。

僕は高級霊からのメッセージ本は百冊以上は読んでいるから、少し読めばそれが本物かまがいものかはすぐにわかる。読んでみるとその内容の奥深さ、幅の広がり、わかりやすさ、間違いなく本物だと確信した。これほど衝撃的な本を読んだのも久しぶりだった。
このサークルでは既に10数冊の本を出している。全冊読んだ後、サークルのHPにアクセスし、感想のメールを出したら、ぜひ一度事務所に来ませんかと誘いがあった。

僕は今まで宗教団体には一切関わらないことにしていた。儀式的、形式的なことは大嫌いだし、教祖を神格化したり、強引な勧誘をしたり、間違った教義で洗脳し、お金を巻き上げるような宗教団体があまりにも多い。そんな自らの魂のレベルを下げるようなことは絶対にしたくないし、個人主義者の僕は団体行動が大の苦手だ。

しかしこのサークルはそういったことは一切なく、会費すら取らない。すべて自主的なボランティアで運営されている。入るのも辞めるのも一切自由で何の強制もない。こういうサークルなら信頼できるだろうと思った。僕も何か力になれればと思い、事務所に行くことにした。変な団体だったらすぐに離れればいい。

そこでは10畳ほどの小さな事務所に、20名以上の人が集まっていた。みんなで食べ物やワインを持ち寄って飲食しながら、和気藹々と様々なスピリチュアルな話をしている。僕は自己紹介をし、他の人達も全員自己紹介してくれた。
年代は20代から60代位まで非常に幅広い。話を聞く限り、みんな常識的でまともそうな人ばかりだったので安心した。みんな真面目に話をしたり、冗談を交えながら談笑したりしている。礼拝物やお祈りのような儀式的なことが一切ないのは気に入った。そんなことを強要されたら僕はすぐに立ち去ってしまうだろう。

後から中心となる巫女役の女性がやってきた。巫女役と言っても、服装はごく普通で、一見どこにでもいるごく普通の主婦といった感じの人だった。言葉遣いが丁寧で、上品でおっとりした話し方をする人だ。
その日はちょうど子供の幼稚園の発表会があって遅れたそうで、聞いたら彼女には5人の子供がいるという。少子化の時代に子供が5人いるというのも珍しいが、それでこんなサークルの中心で仕事をするのも大変だなと思った。

彼女がスピリチュアル的な話を始め、それをみんなが聞いたり質問したりしていた。彼女が中心とはいえ、彼女を教祖扱いするような人はいない。みんな普通に会話をしている。
彼女の話す内容はスピリチュアルの正道そのもので、本に書いてある通り、間違いは一切ない。彼女は一見謙虚でおっとりしているが、その一方で強い意志も感じた。彼女が中心ならここは大丈夫だなと安心した。

後でメンバーの人達の経歴を聞いたら、大企業の管理職、経営者、医者、大学教授、すごい経歴の人がごろごろいて驚いた。こうしたスピリチュアルな団体には、実社会では使い物にならないような、奇人変人が多いと聞いていたが、ここはまるで違う。知的レベルが高く、実社会でも力のある人が多いなと思った。
もちろん普通の人も多いし、一部にはちょっと変わった感じの人もいるが、まあこういうサークルには一部にそういう人がいても仕方ないだろう。

先月あたりから週に1回、このサークルにボランティア参加している。ここで次回の書籍の作成チームに加わり、ミーティングしているが、彼らのスピリチュアルの知識の豊富さには参った。
今まで自分は相当勉強してきたと自負していたが、ここではまるで子供だ。僕の知らない言葉や書籍の話がどんどん出てきて、みんな当たり前のように会話している。世の中にはこんなにスピリチュアルマニアがいるのかと実感した。

まあ、僕はスピリチュアルのマニアや研究者ではないし、自分にとってスピリチュアルはあくまで人格を高め、仕事や実生活に役立たせるためのものという位置づけだから、こうしたマニアの知識にかなわないのは仕方ない。沢山知っていればいいというものでもないし、どうでもいい本も少なくない。
その代わり僕はずっとビジネスをやってきたので、ビジネス的な実務なら強い。これなら彼らよりうまくやる自信がある。だから頼まれればそちらの分野で貢献しようと考えている。
スピリチュアルにあまりのめりこみ過ぎると、実社会や仕事面がどうでもよくなったり、人格形成に悪影響を及ぼすこともあるから、ほどほどにしておいた方がいい場合も多い。

しかしこのサークルに加わって良かったと思うのは、玉石混交のスピリチュアルな世界で、メンバーの経験に基づくリアルな情報が得られるようになったことだ。みんなどこのセミナーに参加したとか、あそこのサークルはどうだったとか、日本や世界のスピリチュアルサークルについて実際に体験した経験がある。本でしか知らなかった僕にとっては、生の体験談は刺激的だった。

その中のあるメンバーから、前世リーディングで信頼できる人がいると聞いた。そのメンバーはこの人のリーディングを受け、自分の前世から続く悩みの原因がわかり、とても心が休まったという。彼は信頼できる人だと太鼓判を押していた。

HPで調べたら、浅野信さんという人で、彼はクリスチャンホームに生まれ育ち、仏教と日本神道も研究。エドガー・ケイシーを学び、92年から自らリーディングを開始する。
彼は横たわって対象者の潜在意識にアクセスする。対象者がその場にいなくても、名前、生年月日、住所、写真があればいい。それだけでその人の前世を何千年も昔まで遡り、その人の魂の傾向やカルマ、惑星の影響までみることができるそうだ。既に1万件近い実績があり、「前世」という本をシリーズで何冊も出している。
http://www.1136net.com/~asano/

HPや本を読んでみたら、その内容から確かに本物だということがわかった。まさにエドガー・ケイシーのリーディングそのもので、現代日本でリーディングを受けられるなんて、素晴らしいチャンスだ。僕は一度スピリチュアルカウンセラーから前世を診てもらったが、また別の角度から診てもらいたいと思っていた。ここは更に奥深くまで診てもらえると確信した。

早速HPから申込をしたが、1ヶ月待ちだという。やはり信頼できるところは人気があるのだろう。しかしキャンセル待ちが出たというのですぐに入金し、書類や写真を送り、2週間で受けることができた。

そして先週、リーディングの音声を録音したテープが送られてきた。
それを聞いて本当に驚いた。その内容については次回のブログで紹介したい。