卓球する朗人

楽しい卓球をより楽しくするには卓球の技を磨き、体が勝手にボールに反応するまで工夫しながら練習を積み重ねることです。

ペンのグリップ 悩んで上達

2015-11-04 12:13:49 | 卓球
ペンのグリップ、特に裏面の指の位置は多くの選手が悩み、何度となく試し時間をかけてたどり着きます。①ペンの裏面の3本の指を握るように丸めて握る人、②中指と薬指を伸ばし裏面の密着している人③少し中指を曲げて添えるようにグリップする人など、ペンのグリップは人それぞれです。

①の裏面の指を丸く握るグリップは、手首の自由度は大きいので切り替えやフリックがやりやすいのです。しかし、フォアハンド攻撃時のパワーが少し落ちる可能性があります。

②の裏面の指を伸ばしているグリップは、ラケットが固定した感じでフォアハンドでパワーが出せます。手首の柔軟性がないのでバックハンドのショートやドライブ攻撃では指を動かしたり持ち替えたりして調整します。

③の裏面の指を軽く曲げた状態のグリップは、フォアハンド、バックハンドの切り替えにも容易に対応できるグリップです。言わば自然体に近いグリップでペンのグリップの標準と言えます。

また、表面の親指と人差し指ですが、人差し指を深く握って親指はラケットに軽く添えるだけという人もいれば、逆に親指を深く握るバックハンド中心の人もいます。中ペンでは裏面打法で手首を使いやすい鷲掴みグリップが最適です。いずれにしても、グリップは個々人のプレースタイルや得意技に応じた心地良いグリップに進化していきます。長年のクセもあり、これがベストと言い切れるグリップはありません。ラケットを振れば、必ず適度な握りでラケットを保持していますから、ラケットを強く握り締める必要はありません。

色んな卓球の技を習得していく過程で、多少はグリップに悩んで試行錯誤するぐらいが卓球は上達します。悩みながらも、しっかり色んな技の習得に向けてチャレンジしましょう。


中ペンのグリップ

中ペンをシェークハンドに持ち替えたグリップ

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