悠久の時を経て

「美しく大きく丈夫なオオクワガタ」このテーマを担う血統作出目指した飼育記録をメインに、気儘な話題を書いていきます。

100万PVカウントダウン・振り返り2013年度ブリード

2017年03月28日 00時00分00秒 | オオクワガタ関連の話題

 

 

 


大型血統挑戦3年目の2013年ブリード。

厄年を抜け転機の年を迎えたこの年。
本業では昇格もあり、昨年に続き活動的な
年となりましたが、ブリード関連では特に
以下4つがトピックスとして挙げられます。

・ブリードルーム(スペース)の設置
・AKVプロジェクト
・松野さん20周年パーティー
・目標の85ミリ複数頭羽化

 

 


久留米表年となり、我が家でも補強した
種親の布陣は久留米ブリーダーの中でも
おそらくトップクラス。

メルリン久留米11-10.82(86.6同腹)
メルリン久留米11-2.52(87B同腹)
マツノ久留米11-8.53(86×2同腹)
B団とも氏11(85ミリ×2同腹)
shimaマツノ11-10.55(85.4同腹)
shimaマツノ11-8年.53.5(85.7同腹)
東京オオクワ11-SP2.52.2(85同腹)

上記種親代表格だけでも豪華ラインナップ。
これでもかと久留米有望系統を集めました。

その中でも♂種親は以下の2トップ

メルリン久留米2011年10番86.6ミリ同腹
82ミリ


 

 

 


B団とも氏2011年(85ミリ×2)同腹
83.2ミリ


 


雰囲気ある個体ですよね〜
昨年の失敗経験から学んだこと。
同じく昨年、沢山のオフ会で頂点を目指す
トップブリーダーから得たあらゆる情報。
当然ながら目指すサイズは85ミリ複数頭。
勝負の3年目となります。

その目標達成に向け、ある程度の飼育数が
必要になること。
この優秀なる種親のポテンシャルを最大限
引き出すためにはある決断が必要でした。

 


そう、転機の年に下した決断。
ブリードルーム設置こそ2013年ブリード
に向けた最大のミッション。



ただブリードルーム(ブリードスペース)設置
の過程において、幾つかの障害が立ちはだか
ることに。最大の壁。
それが実家に住む両親の説得(交渉)でした。
 頭が固いもので・・・

ブリードスペース設置を決断、エアコンを選定
し取付日を決め、防音カーテンサイズを計測、
メタルラックを手配し、納品日を決めてから
父親とゴルフへ🏌️・・・
もう後戻りは出来ぬ。自らを追い込んで。
その帰宅途中の車の中で交渉を続けた記憶が。

 

 

 


そして遂に念願のブリードスペースを設置
することに。

 

 

 

 

 


  

 










ふむふむ、もう大人の趣味ですね。
ある意味この趣味に入り込んでしまった瞬間でもあり。

 

・2013年ブリードの餌(菌床)

昨年の羽化実績から三階松をメインに。
♂はG+T→866+Tのリレー。
他は神長 S3M・S4・その他にターニング
ポイント・そしてオリジナル添加を選定。

能勢YG程には育たぬ久留米幼虫。
どうにか大きく育てたい。
この頃は手探り状態が続きます。

 

 

 

そしてこの2013年度ブリードでは、
6名のブリーダーによる久留米産オオクワ
ガタ大型血統高添加剤による共同企画を
立案実施しています。

添加剤(Additive) 

久留米(Kurume) 

検証(Verification) 

名付けてAKVプロジェクト

同じ種親から採取した幼虫を6名の飼育
環境下で、同じ菌床+添加剤証を共有し
検証を試みるというもの。

昨年暮れから仲間と集まり、種親の選定
に始まり樹種、添加剤の種類、詰め方等
を協議し決めていきました。

このAKVプロジェクトの累代個体ですが、
今年主水さんの元で2015年ブリードにて
羽化した有望ラインとして我が家2017年
ブリードでも累代を続けていく予定です。


その他・強制早期羽化チャレンジ
・低温度帯との比較検証
・お遊び企画として産卵誘発効果として
   フェロモン検証なんてのもやりました。

 

 

 

 

 

 



そして11月16日開催・
松野さん20周年記念パーティー  🎉
これはやはり1番の思い出です。
メルリンさんのネットワークから、
昆虫フィールドで告知記事を掲載。
名古屋開催だっただけに地元masaさん
の全面協力もあって盛り上がりました。
全員2次会に参加しましたから。














 

この時期2013年11月、PV数が952/日と最多
PV数を更新しています。

 

 

 

また活動的なこの年も沢山のクワガタ繋がり
新たな出会いがありました。

ちなみさん幹事転機の関東大鍬形研究会。
こちらには定期的に参加させていただき
ましたが、中にはアカデミックな趣旨の
オフ会もありました。
・幼虫の体内で吸収されやすい物質とは。
・幼虫の共生菌について。
・キノコ菌の窒素含有量について。
・バクテリア譲渡について。

まさに耳にダンボでした。

主賓のすたくれさん、アカモビさん、
jijikuwaさん 、ベルクカッツェさんも。
そう、必ずそこにはレルさんが。

 

jjKuwaさんからのニジイロクワリウム。

 

waizu Dorcus Office
waizuさんと二人で馬場オフ会も
ありましたね。

 

暮れのプチプレ企画。
予想に反し初めて応募下さる方ばかりでした。

 

 

 

 

 


そして2013年ブリード羽化実績。
幼虫交換時最大は38g
35g以上は10頭
そして羽化サイズトップ3は以下の通り。
























この2013年ブリードでは、どうにか目標と
していた85ミリ複数頭を羽化させることが
出来ました。
特にメルリンさんには嬉しい報告を伝え、
喜んでいただいたことを覚えています。

 

 

 

明日29日は2014年ブリードです。

 

 

 

 


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (RANBORU)
2017-03-28 12:29:03
チョネさんは、改めて色々な工夫をして飼育なさってますね 凄いですね これからも頑張って頂きたいと思っております また私の異動に気遣い頂きありがとうございます
私達は三年周期位に異動がありますし、新人職員以外は、他の署で同僚として働いてた時期もあるかたばかりですので 結構気を使わなくても大丈夫なんですよまあ仕事の内容自体はかわりませんしね
こんばんは (さかな)
2017-03-28 21:51:07
長い月日が必要だと思いますが、いろいろな実験の検証が、幼虫を大きくする結果に結び付くと楽しいでしょうね。
こんにちは (>RANBORUさん)
2017-03-29 07:30:57
そうですか。
私は異動の経験がないんです。
それでも目まぐるしく市場は変化し
ておりマンネリする暇がありません。(・・;)
働き盛りですので頑張りましょう!
こんにちは (>さかなさん)
2017-03-29 07:34:11
仮説と実験、検証。
成果よりも寧ろ継続するためのモチベーション
の方が大きいと思います。
結果だけを求めると飽きてしまうかも
しれません。
少なくとも私がそうです。^_^
こんばんは。 (dap)
2017-03-30 20:21:08
85mm複数頭羽化はさて置き、フェロモン検証に使用した写真は誰でしたっけ?
こんにちは (>dapさん)
2017-03-31 12:25:16
ズバリ壇蜜です!!^ ^
当時は人気でした。

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