MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

花見けんぶつ

2011-04-20 00:00:00 | 生活・法律

04/20       花見けんぶつ




           これまでの『生活・法律




              関連記事

               『花見けんぶつ
               桜に託して





 貴方は、今年はお花見に行かれましたか?



 もちろん被災された方は、それどころではないでしょう。
それに、この自粛ムードです。 「羽目を外して騒ぐのは
止めよう。 相応しくない…。」

 でも、花を愛でるのは自由です。 私の場合も、せっかく
春の到来を慶んでいる人を眼にして、それに水を差す気
には、到底なれません。




 この季節になると、どういうわけか、私自身は寂しくなる
一方なのです。 桜が美しすぎるから、どんな年でも。
決まって、例外無く。

 それに引きかえ、「毎年自分は進歩の無い春を迎えて
いる…。」 その対比を、余りにも鮮やかに感じてしまう
から。



 そう、ひねくれているのです。

 花の美しさを、ただ「美しい!」と、素直に感じていれば
それでいいのに…。




 でも、やはり今年の桜は特別でした。 自分にとっても。

 これまでに味わったことのない、静かな温かさを感じる
ことが出来たからなのです。



 桜の、淡い美しさから。

 そして、それを愛でる方々の平和で、落ち着いた
(たたず) まいから。




 これ、花見 "けんぶつ" ?




     

      「梢も低し」と咲き誇る。 携帯カメラに収まるべくもない。






    お花見で有名な場所ですが、平日の昼前とあって、まだ人出は

    少ない。 四月も上旬、五分咲きと言ったところでしょう。







   なぜか桜餅と "白玉ぜんざい" が食べたくなった。 「花より団子」?






    立ち止まって見とれる人。 カメラを向ける人。 年配のご夫婦が、

   落ち着いた歩調で通り過ぎます。 一方では陣取って、静かに酒を

   酌み交わす "おじさんたち" も…。








      大雨のときには警報が鳴り、河原を歩いてなどいられません。

      でも、今なら安心して昼寝も出来るようで…。







   写真は、いずれも西宮市の夙川 (しゅくがわ) 公園で撮ったものです。



  (続く)