まさおレポート

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思いがけずマングローブで白鷺をみる

2010-10-31 | バリ島 街の風景・海辺の風景・山の風景
自転車で遠出をした。サヌール海岸の歩道を南下してハイアットを越し、さらに進むと歩道の周りのレストランも途絶えだし、やがて大きな広場に出た。この広場からタンブリンガン通りに道が続いている。村人がバリ島の竹琴ティンクリックを奏でていて、子供が2人少し冗談ぽく踊っているが、さまになっている。海岸沿いの歩道をさらに進むと草むらしかない通りにでて、さらに進むとマングローブに囲まれた歩道にでる。川がマングロー . . . 本文を読む

ムサンギー 歯を削る通過儀礼

2010-10-28 | バリ島 文化・風習・葬祭・ヒンドゥ・寺院・宮殿
4時半に約束しているEMSの集配が今日は5時半ごろ現れた。遅れたことをさかんに謝っている。手で歯を削るしぐさをして、友人のムサンギ-のためだという。ムサンギーとはバリの重要な通過儀礼のひとつで、歯をやすりで平らにすることで悪魔性を除去するという。しかしなんで勤務中にムサンギーにいくの、公私混同もいいとこなのだがと詰問したかったところだが、ここはバリ、それぞれの事情があるのだろう。ウバチャラ・ポトン . . . 本文を読む

ブラックマジックと嫉妬

2010-10-28 | バリ島 文化・風習・葬祭・ヒンドゥ・寺院・宮殿
嫉妬は犬も持っているのに気が付いたのは私が中学生のころで、お隣のスピッツを可愛がっていて、彼もよくなついていた。あるとき家の前でお向かいの若い犬シロの頭を撫でていたところ、それを目撃したスピッツ君は猛烈にダッシュして若い犬シロに襲いかかった。可愛そうなシロ君は何のことかよくわからずにすごすごと逃げて行った。その時の強い印象が今でも残っている。普段おとなしいスピッツ君のあまりの激しい感情の爆発にこっ . . . 本文を読む

うまいビールがのみたい

2010-10-27 | バリ島 食べ物・暮らし (日本・世界の食べ物含む)
眺めのよいロケーションで海と風を満喫しているだけで、十分楽しいのですが、ときにはないものねだりも言ってみたくなります。まずはビールの話から。ワルンやレストランに入って瓶ビールを頼む。日本では客席でウェイターが栓を抜く。バリなど多くの国では栓はあらかじめ抜いて運んでくる。なぜ抜いてから持ってくるのか。栓抜きの数があまりないので、またはすぐにスタッフがなくしてしまうので共同で使うためだという説がわがつ . . . 本文を読む

新電電 メモランダム25(第2版) 郵政省の研究会

2010-10-26 | 通信事業 NTT・NTTデータ・新電電
NTTとの接続問題では少し問題が大きいと郵政省が研究会を開催する。問題の規模に応じて電気通信審議会の研究会であったり事業政策課長やデータ通信課主催であったりといろいろだが接続交渉の問題解決に重要な役割を果たしてきた。潜在的に各種審議会や研究会は省庁の意志推進の隠れ蓑だと言われたり、各委員はご用学者が採用されるとかの批判を見ることはあったが、実感としては誠実に対応して機能してきたと思う。 研究会を . . . 本文を読む

記憶の断片 酒乱

2010-10-23 | 心の旅路・my life・詫間回想
10年ほど前に幼なじみの幸一君と会って旧交を温めた。何年ぶりの再開だろう。奥様を40代で亡くし、男の子2人を育てた。本人も転移した癌の手術を2回経験している。幼なじみと言うだけで、40年近くたっても数回しか再開していない。しかし子供時代によく遊んだ記憶はしっかり定着しており、いつ再開しても時間の経過を感じることはなく、すぐに昔通りの親密さで話をすることができる。 彼の家で炬燵に入りコーヒーを飲み . . . 本文を読む

記憶の断片 「熊沢天皇」から後醍醐天皇に

2010-10-22 | 心の旅路・my life・詫間回想
何歳の記憶か、漢字が読める年齢の頃だろう、土塀のどこかに古い新聞が貼ってあり、それが寝床からいつも見える。その新聞見出しに「熊沢天皇」と書かれているのが60年近く経た今でもふと記憶に上ることがある。何故その見出しが、幼少の子供の頭に長い間記憶に残っているのか。考えてみると不思議な気がする。 後醍醐天皇のことを知りたくて調べているとこの「熊沢天皇」が出てきた。昭和22年に自ら南朝の末裔であると名乗 . . . 本文を読む

島に日常雑貨を運ぶ

2010-10-22 | バリ島 街の風景・海辺の風景・山の風景
滞在ホテルのレストランのすぐ前は石で護岸された歩道が続く。約200メートルほどの両サイドは階段になっていて車がめったに来ないので静かだし、屋台が点在している。そのためか夜はデートコースで12時ころまでカップルの若者が散歩や語らいを楽しむ。その護岸堤防の一部に階段がついている。その部分だけは申し訳程度にコンクリートが平たく施工されてあり、そこから毎日朝夕種々の日常品や時には建築資材を島に向かう船に運 . . . 本文を読む

雨季に入る

2010-10-21 | バリ島 食べ物・暮らし (日本・世界の食べ物含む)
雨季に入る 2010-10-21 バリは既に雨季に入っている。毎日のように雨が降る。日本でいうと驟雨と呼びたい雨がザッと振り、長くても1時間程度で止むことが多い。つまりにわか雨が多い。しかも局地的に降る。雨が降っているところから10キロ離れるとそこは降っていないことがある。この局地雨ではよく面食らわされた。ある時間に何かの約束をして待っていてもこない。電話をかけると猛烈な雨で雨宿りしているので遅 . . . 本文を読む

レアメタル レアアースとボリビア・ウユニの塩湖

2010-10-20 | 紀行 マチュピチュ・ボリビア・ペルー
2015/09/26 追記 この記事を書いてからすでに5年、国内で海水からリチウムの抽出に成功とある。着々と進んでいるようだ。ウユニもMOUが締結されていた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101020-00000506-san-bus_all中国が日本に対する輸出規制を行ったのに引き続いて欧米に対しても同様の輸出規制をかけてきた。悪質なことに、中国政府 . . . 本文を読む

寂滅と常楽我浄

2010-10-19 | 紀野一義 仏教研究含む
子供の頃に村の墓場に行くと多くの墓石に「寂滅」の文字や戒名に使われた寂の文字が目に入り、この字が嫌いであった。寂しい或いは滅するの何れもあまり仲良くなりたくない文字で、文字通り気分が滅入ってくる感じがした。ついで多少物事を考えるようになるころには、何故そんな人の好まない文字面の言葉が仏教の最高目標である涅槃を表すのかと疑問を持ったまま現在に至っている。どうもこれは漢訳の際の文字の選択にあり、本来の . . . 本文を読む

住まいの履歴と定番の夢 

2010-10-18 | 心の旅路・my life・詫間回想
定番の夢を見た。何年かに一回見る夢で、ストーリーは少しずつ変わるがこの夢は住まいに特徴がある。玄関から奥のテラスまでに5,6室あり、玄関と反対側のテラスのある部屋まで相当の距離がある。今回のストーリーは荷が整理されて引っ越し直前のたたずまいである。なぜか高校の寮を出るときのように整理されている。 過去にこの定番のような家に心当たりはあるかを知るために住まいの記憶を辿ってみた。もとより夢のような大 . . . 本文を読む

バリサハリの動物を観察すると

2010-10-17 | バリ島 街の風景・海辺の風景・山の風景
つれ合いの誕生日を祝ってバリサハリに一泊してきました。前回はベビの誕生祝いで行ったので2回目になります。2回目ともなると観察が細かくなります。窓から眼前にシマウマや犀、ヌーの草をはむ姿をみることが出来ます。面白いことを発見しました。朝スタッフが餌を運んできました。最初に食べ始めたのは犀です。からだが最も大きいので当然だなと見ていました。するとシマウマが6頭で犀の食べている餌場を囲みました。なかには . . . 本文を読む

バリで突然ラーメンが食べたくなって

2010-10-14 | バリ島 食べ物・暮らし (日本・世界の食べ物含む)
この暑いバリでは今までラーメンを食べたくなったことは皆無だ。せいぜい冷やし中華をホテルのレストランで食べるか台所で特製冷やし中華をつくるかのどちらかだった。冷やし中華はきりっと冷やして出してほしいのだが、もともとバリ人は冷やして食べる食文化を持たないので、無理がある。料理の上手なお手伝いのアウナでさえ、たとえば野菜サラダを作ってもらうとひどいことになる。もともと自分たちが日常食べていないものを料理 . . . 本文を読む