参議院議員の平均年齢は約52歳だとか。私は、かなり年長者の“特権”で以って、少し上から目線で「徹夜でご活躍の議員の皆さんお疲れさん」と申し上げる。
野党には望外の外野席からの声援(それにしても毎回、主催者側と警察側のデモ参加者の数が大幅に異なるのだろう。分かりきった事だが…ね。そして参加者が減ってくると、人数の発表もしなくなるのだ)もあって、既に明白な結果に向けての、ほとんど無意味な“パフォーマンスの消化試合”を続けていた感じだ。観客席から見ていると、こうしたパフォーマンスは最初はそれなりに面白くても、徐々に印象が悪くなるのだが、やっている議員は「これが票につながるかも、の思いがあるのだろうか…」。それはひと昔、ふた昔前の認識だろう。もっとも基本年給が3千4百万円という高額な報酬を獲ている手前、しかもその“活躍”がテレビで中継されるかも、ということであれば、この程度の“仕事”は積極的に自ら進んでやるのが当然か。
「少数意見を尊重するのが民主主義」とは大いなる幻想である。例え尊重するにしても、出て来る結果は多数者のものだ。反対者などの納得に関係なく、また、将来に生じるであろう結果の善し悪しは別にして、その時に政権を担当する多数者が決定権を持っているのが、我々が信奉する民主主義なのだ。だから今回の結果は、反対野党の皆さん、デモに参加して反対を叫んだ皆さんが何と言おうとそのまま受け入れるしかない。
そして事態は新しいステージに入った。この先自民党は、誰が考えても明白な自衛隊隊員のリスク増加については、「より大きなリスクを回避するためにはやむを得ない」などと、もっと率直・正直に説明をし続ける。また民主党は、政権担当時に防衛大臣だった森本敏氏のように「違憲ではない」との発言があるなか、いつまでかかるか分からない合憲・違憲の裁判を無視したような“未決の違憲”にしがみつくのではなく、もっと本質的な問題として『日本の安全保障』について取り組んでもらう。選挙民が忘れなければ、こうした活動こそが次回の選挙結果に直結するはずだ。
「内容が内容なので、決して掲載されることはない」と確信して、この文章の“要旨”を朝日新聞の『声』蘭に投稿した。
野党には望外の外野席からの声援(それにしても毎回、主催者側と警察側のデモ参加者の数が大幅に異なるのだろう。分かりきった事だが…ね。そして参加者が減ってくると、人数の発表もしなくなるのだ)もあって、既に明白な結果に向けての、ほとんど無意味な“パフォーマンスの消化試合”を続けていた感じだ。観客席から見ていると、こうしたパフォーマンスは最初はそれなりに面白くても、徐々に印象が悪くなるのだが、やっている議員は「これが票につながるかも、の思いがあるのだろうか…」。それはひと昔、ふた昔前の認識だろう。もっとも基本年給が3千4百万円という高額な報酬を獲ている手前、しかもその“活躍”がテレビで中継されるかも、ということであれば、この程度の“仕事”は積極的に自ら進んでやるのが当然か。
「少数意見を尊重するのが民主主義」とは大いなる幻想である。例え尊重するにしても、出て来る結果は多数者のものだ。反対者などの納得に関係なく、また、将来に生じるであろう結果の善し悪しは別にして、その時に政権を担当する多数者が決定権を持っているのが、我々が信奉する民主主義なのだ。だから今回の結果は、反対野党の皆さん、デモに参加して反対を叫んだ皆さんが何と言おうとそのまま受け入れるしかない。
そして事態は新しいステージに入った。この先自民党は、誰が考えても明白な自衛隊隊員のリスク増加については、「より大きなリスクを回避するためにはやむを得ない」などと、もっと率直・正直に説明をし続ける。また民主党は、政権担当時に防衛大臣だった森本敏氏のように「違憲ではない」との発言があるなか、いつまでかかるか分からない合憲・違憲の裁判を無視したような“未決の違憲”にしがみつくのではなく、もっと本質的な問題として『日本の安全保障』について取り組んでもらう。選挙民が忘れなければ、こうした活動こそが次回の選挙結果に直結するはずだ。
「内容が内容なので、決して掲載されることはない」と確信して、この文章の“要旨”を朝日新聞の『声』蘭に投稿した。