著者 土肥 正行
● 究極な理論について
電磁重力ひも(本論文)は「素粒子自体」の構造を解明して究極な理論を探索する自然に対する一貫にした見解
の一つではないかとこの頃考えている。
それに対して、既存理論は「場自体」を解明することによって究極な理論を探索して自然に対する一貫した見解
である。
自然は、素粒子が場と相互作用して各種の自然現象を引き起こしている。 したがって、究極な理論が最終的に
は究極な一式の理論であるならば、素粒子自体と場自体のどちらかの立場で探索しても、結局同じものになると
考えられる。
しかし、素粒子自体も場自体も単純なものでない為に、どちらかの立場に立って一貫した見解で自然を説明する
と互いに対立する見解になってしまう。
本来の究極な理論は、その両方の良いところを採って一つの理論にすれば得られると思われるが、残念ながら既
存理論は難解過ぎて当方には理解できない為に、ここでは、素粒子自体の立場に立ても自然に対して一貫した見
解が得られることを示すに止めることにした。 その為、既存理論と比較しその差異を明らかにする。
その両方を統一した究極な理論は、既存理論と電磁重力ひもの見解に精通した人が達成してくれるものと期待し
ている。
● 素粒子自体の理論(本論文)と場自体の理論(既存理論)とは?
○ 素粒子自体の理論(本論文)
素粒子自体の理論は、素粒子があってその素粒子から放出されたボソンにより場ができ素粒子がなければ場は
できないのであり、場は単なる器である。
だから唯物論であるが、唯心論に対してよりは場に対して唯物論である。
○ 場自体の理論(既存理論)
場自体の理論とは、場があるから素粒子の相互作用やその運動ができるとしており、場の性質があって自然
現象が発生できるのであり、素粒子がなくても場の構造や性質により自然現象が決まると見るのである。
○ 既存理論が探索している理論(究極な理論)
既存理論は量子力学に始まり、場の量子論、電弱理論、ゲージ場により標準理論ができ、それから統一理論、
超弦理論が発生し、現在の大型の加速により素粒子の性質を実験で探索されている。それらの既存理論は、
場の性質を明らかにすることにより究極な理論が発見できると信じて発展してきたのである。
その主眼は、素粒子が自然の中でどのように振る舞うかに注目して、その場内での素粒子の運動の究極な理論
を探索しているのである。
○ 電磁重力ひもの立場
電磁重力ひも(本論文)は、素粒子自体に注目して、素粒子の立場から見た究極な理論の探索をしたものであ
ると考える。 ただし、理論はなくイメージより素粒子の構造と宇宙の構造を述べたものである。 だから、
究極な理論ではなく、究極な理論になる為の見解である。
しかし、素粒子自体の立場に立って自然を眺めると驚くことに宇宙創生やバリオン構造がうまく説明できるの
である。
電磁重力ひもは幸いなことに、理論はなくてもイメージと簡単な数式によって、何故か素粒子自体の立場で一
貫した見解で自然を説明できるのである。
この理由は、今まで既存理論が問題にしていた素粒子が場内でどのように振る舞うかの議論は一切してしてな
い為に、難問に突き当たらなかったのである。
そうした場内の振る舞いは既存理論の方程式になっているとして、それらの方程式は数式として正しいとして
受け入れたのである。
しかし、先程も述べたが不思議なことであるが素粒子自体の立場で一貫した見解で自然を説明できるのである。
更に幸いなことには、今まで既存理論は素粒子自体に注目していなかったのでその素粒子が構造を持つとは思っ
ていなかったのである。
だから、消極的な方法であるが電磁重力ひもは素粒子自体の立場で究極な見解を示したものであると考えるに至
ったのである。
いつも同じ真正面から山から眺めているのでなく、たまには裏側の山に立ってその山を眺めれば別な美しさが見
えてくるのではないかと考えるのである。
そうすれば、既存理論と電磁重力ひもを統一した究極な理論ができるものと考えている。
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● 宇宙創生に対する電磁重力ひもと既存理論の相違
電磁重力ひもと既存理論が際だって相違する点は、宇宙創生に対する見解である。
○ 宇宙創生に対する両理論のイメージ図
そこで、その宇宙創生に対するイメージ図を下記に示す。
2
○ 宇宙創生に対する比較
宇宙創生に対する両理論の比較表を下記に示す。
3
○ 宇宙創生に対する両理論の差異
宇宙創生に対する両理論の差異をまとめると下記である。
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これらの差異ができる理由は下記である。
☆ 宇宙開始
△ EMGS;全ての素粒子の性質が1個の光子の性質を継承したとするのが最適。光子に素粒子の性質が組
み込まれていた。
△ 既存理論;仮想粒子1個がポテンシャルの頂点から転落するのが、プランク質量(1019GeV)を満足する為
に最適
☆ インフレーション
△ EMGS;光子の分裂が素粒子の元と宇宙創造が最適(u系の対生成・消滅)
△ 既存理論;仮想粒子の再加熱は相対論が根拠でエネルギーのただ食い可能。
☆ 遷移時代
△ EMGS;光子の対生成( )から閉じ込めのままバリオン生成。
世代は電磁ひもの断面が不連続に膨張しエネルギー不連続。
△ 既存理論;宇宙の高温と漸近自由性の為に長い間で単独なクォーク。
☆ 陽子誕生
△ EMGS;世代の終結はエネルギー準位の基本状態(第1世代)
△ 既存理論;クォークの閉じ込めの為に陽子誕生
○ 宇宙創生に対する両理論の差異の根本問題
上記の宇宙創生に対する両理論差異の根本的な問題は、既存理論において宇宙創世の大部分において、宇宙
温度が高温の為に、クォークが単独であると考えられた為である。
☆ 既存理論の宇宙温度とポテンシャルのグラフ
下記に既存理論の宇宙創生に対する温度とポテンシャルを下記に示す。
ここでは、既存理論の宇宙温度T(GeV)とクォークのカラー力のポテンシャルVq(GeV)及び粒子間距離による
クーロン力のポテンシャルVeqq(GeV)を宇宙時間t(sec)でのグラフを下記に示す。
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☆ 電磁重力ひもの宇宙温度とポテンシャルのグラフ
下記に電磁重力ひもの宇宙創生に対する温度とポテンシャルを下記に示す。
ここでは、電磁重力ひもの宇宙温度T(GeV)とu系クォークの質量エネルギーEu(GeV)及びバリオン間距離による
クーロン力のポテンシャルVebb(GeV)を宇宙時間t(sec)でのグラフを下記に示す。
電磁重力ひもでは、常に質量は回転半径b2で決定される。それによるとu系クォーク質量エネルギーEuは、宇宙
温度Tより常に高いので、クォークは動くことなくバリオンに閉じ込められたまま世代を第11世代→第1世代
に遷移する。(第11世代→第1世代によりb2は拡大する。質量が小さくなる。)
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○ 宇宙創生に対する両理論のイメージ図
宇宙創生に対する両理論のイメージ図を下記に示す。
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○ 宇宙の歴史
下記に宇宙の歴史のイメージを示す。
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●力に対する電磁重力ひもと既存理論の相違
力の部分の論文はgooブログの容量をオーバーしたので、「電磁重力ひもからの究極な理論について その2」
として、別のブログとする。
● 究極な理論について
電磁重力ひも(本論文)は「素粒子自体」の構造を解明して究極な理論を探索する自然に対する一貫にした見解
の一つではないかとこの頃考えている。
それに対して、既存理論は「場自体」を解明することによって究極な理論を探索して自然に対する一貫した見解
である。
自然は、素粒子が場と相互作用して各種の自然現象を引き起こしている。 したがって、究極な理論が最終的に
は究極な一式の理論であるならば、素粒子自体と場自体のどちらかの立場で探索しても、結局同じものになると
考えられる。
しかし、素粒子自体も場自体も単純なものでない為に、どちらかの立場に立って一貫した見解で自然を説明する
と互いに対立する見解になってしまう。
本来の究極な理論は、その両方の良いところを採って一つの理論にすれば得られると思われるが、残念ながら既
存理論は難解過ぎて当方には理解できない為に、ここでは、素粒子自体の立場に立ても自然に対して一貫した見
解が得られることを示すに止めることにした。 その為、既存理論と比較しその差異を明らかにする。
その両方を統一した究極な理論は、既存理論と電磁重力ひもの見解に精通した人が達成してくれるものと期待し
ている。
● 素粒子自体の理論(本論文)と場自体の理論(既存理論)とは?
○ 素粒子自体の理論(本論文)
素粒子自体の理論は、素粒子があってその素粒子から放出されたボソンにより場ができ素粒子がなければ場は
できないのであり、場は単なる器である。
だから唯物論であるが、唯心論に対してよりは場に対して唯物論である。
○ 場自体の理論(既存理論)
場自体の理論とは、場があるから素粒子の相互作用やその運動ができるとしており、場の性質があって自然
現象が発生できるのであり、素粒子がなくても場の構造や性質により自然現象が決まると見るのである。
○ 既存理論が探索している理論(究極な理論)
既存理論は量子力学に始まり、場の量子論、電弱理論、ゲージ場により標準理論ができ、それから統一理論、
超弦理論が発生し、現在の大型の加速により素粒子の性質を実験で探索されている。それらの既存理論は、
場の性質を明らかにすることにより究極な理論が発見できると信じて発展してきたのである。
その主眼は、素粒子が自然の中でどのように振る舞うかに注目して、その場内での素粒子の運動の究極な理論
を探索しているのである。
○ 電磁重力ひもの立場
電磁重力ひも(本論文)は、素粒子自体に注目して、素粒子の立場から見た究極な理論の探索をしたものであ
ると考える。 ただし、理論はなくイメージより素粒子の構造と宇宙の構造を述べたものである。 だから、
究極な理論ではなく、究極な理論になる為の見解である。
しかし、素粒子自体の立場に立って自然を眺めると驚くことに宇宙創生やバリオン構造がうまく説明できるの
である。
電磁重力ひもは幸いなことに、理論はなくてもイメージと簡単な数式によって、何故か素粒子自体の立場で一
貫した見解で自然を説明できるのである。
この理由は、今まで既存理論が問題にしていた素粒子が場内でどのように振る舞うかの議論は一切してしてな
い為に、難問に突き当たらなかったのである。
そうした場内の振る舞いは既存理論の方程式になっているとして、それらの方程式は数式として正しいとして
受け入れたのである。
しかし、先程も述べたが不思議なことであるが素粒子自体の立場で一貫した見解で自然を説明できるのである。
更に幸いなことには、今まで既存理論は素粒子自体に注目していなかったのでその素粒子が構造を持つとは思っ
ていなかったのである。
だから、消極的な方法であるが電磁重力ひもは素粒子自体の立場で究極な見解を示したものであると考えるに至
ったのである。
いつも同じ真正面から山から眺めているのでなく、たまには裏側の山に立ってその山を眺めれば別な美しさが見
えてくるのではないかと考えるのである。
そうすれば、既存理論と電磁重力ひもを統一した究極な理論ができるものと考えている。
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● 宇宙創生に対する電磁重力ひもと既存理論の相違
電磁重力ひもと既存理論が際だって相違する点は、宇宙創生に対する見解である。
○ 宇宙創生に対する両理論のイメージ図
そこで、その宇宙創生に対するイメージ図を下記に示す。
2
○ 宇宙創生に対する比較
宇宙創生に対する両理論の比較表を下記に示す。
3
○ 宇宙創生に対する両理論の差異
宇宙創生に対する両理論の差異をまとめると下記である。
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これらの差異ができる理由は下記である。
☆ 宇宙開始
△ EMGS;全ての素粒子の性質が1個の光子の性質を継承したとするのが最適。光子に素粒子の性質が組
み込まれていた。
△ 既存理論;仮想粒子1個がポテンシャルの頂点から転落するのが、プランク質量(1019GeV)を満足する為
に最適
☆ インフレーション
△ EMGS;光子の分裂が素粒子の元と宇宙創造が最適(u系の対生成・消滅)
△ 既存理論;仮想粒子の再加熱は相対論が根拠でエネルギーのただ食い可能。
☆ 遷移時代
△ EMGS;光子の対生成( )から閉じ込めのままバリオン生成。
世代は電磁ひもの断面が不連続に膨張しエネルギー不連続。
△ 既存理論;宇宙の高温と漸近自由性の為に長い間で単独なクォーク。
☆ 陽子誕生
△ EMGS;世代の終結はエネルギー準位の基本状態(第1世代)
△ 既存理論;クォークの閉じ込めの為に陽子誕生
○ 宇宙創生に対する両理論の差異の根本問題
上記の宇宙創生に対する両理論差異の根本的な問題は、既存理論において宇宙創世の大部分において、宇宙
温度が高温の為に、クォークが単独であると考えられた為である。
☆ 既存理論の宇宙温度とポテンシャルのグラフ
下記に既存理論の宇宙創生に対する温度とポテンシャルを下記に示す。
ここでは、既存理論の宇宙温度T(GeV)とクォークのカラー力のポテンシャルVq(GeV)及び粒子間距離による
クーロン力のポテンシャルVeqq(GeV)を宇宙時間t(sec)でのグラフを下記に示す。
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☆ 電磁重力ひもの宇宙温度とポテンシャルのグラフ
下記に電磁重力ひもの宇宙創生に対する温度とポテンシャルを下記に示す。
ここでは、電磁重力ひもの宇宙温度T(GeV)とu系クォークの質量エネルギーEu(GeV)及びバリオン間距離による
クーロン力のポテンシャルVebb(GeV)を宇宙時間t(sec)でのグラフを下記に示す。
電磁重力ひもでは、常に質量は回転半径b2で決定される。それによるとu系クォーク質量エネルギーEuは、宇宙
温度Tより常に高いので、クォークは動くことなくバリオンに閉じ込められたまま世代を第11世代→第1世代
に遷移する。(第11世代→第1世代によりb2は拡大する。質量が小さくなる。)
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○ 宇宙創生に対する両理論のイメージ図
宇宙創生に対する両理論のイメージ図を下記に示す。
9
○ 宇宙の歴史
下記に宇宙の歴史のイメージを示す。
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●力に対する電磁重力ひもと既存理論の相違
力の部分の論文はgooブログの容量をオーバーしたので、「電磁重力ひもからの究極な理論について その2」
として、別のブログとする。
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