自転車道で息子を振り払おうと懸命に漕ぎ続け
息子はいつもの近道へ、私は山道へと別れました。
山道から吉備津神社参道に来たとき、息子が
すでに信号付近で待っているのが見えました。
自転車道と吉備津神社参道の交差点、いつもは右折して
息子の待つ信号に向かいますが、この日は直進しました。
少し進んで、遠くから息子の様子を観察することに。
息子はA地点で待っていましたが、私達が来ないので
B地点まで来てキョロキョロ、そしてまたA地点に戻る
この動きを2回ほど繰り返していたので、そろそろ
顔を出してやろうかなと思っていると、息子の姿が消えました!
あれ、どこに行った?ホンマに1人で帰ったんかな。と思い
急いで信号まで行きました。
息子の姿を探して見ましたが、どこにもいません。
信号を渡り、探しながら走りましたが見えませんでした。
「おにいちゃんどこ行ったん?」と不安がる娘達。
のんのんさんにもおらんな~。
家の近くまで来ても姿は見えません。
結構急いで漕いできたのに、見つけれないまま
家に着いてしまいました。
息子のチャリを発見、無事に帰っていたので
ホッと安心しました。
息子を困らせてやろうと「置いてけぼり作戦」をしましたが
逆に、こっちが置いていかれ、ハラハラさせられてしまいました。
玄関を開けると息子が半泣きで立っていたので
1人で帰ったんか?と聞くと
「1人で怖かったから、急いで漕いで帰ってきた~」と涙声。
私は「お、お~、そりゃがんばったな~」と
息子の頭をガシガシしながら言いましたが
「息子よ、すまなかった、私が悪うございました。」と
心の中で謝りました・・・・
そのあと娘達をトレーラーから降ろそうとすると
「お兄ちゃん帰っとったな~、べつにおらんでもええけど~」
とケタケタ笑っていました。女子は恐ろしい・・・・
いろいろありましたが、息子は1人チャリで安全に
帰ってくることができる子ということがわかりました。
なんだか、今まで息子に口うるさくチャリの
乗り方を教えていましたが
そんなことも必要ないのかなと思うと
さみしいような気もしてきます。
もう小学生なんじゃもんな~、
そろそろ子離れせんとな~。
ではまた
マルキン堂のうまいホルモン食べて、親子について考えよう
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