スラマット パギ! アパ カバール?

バリ島のウブドに旅した時の出来事を書いています

トーチジンジャー

2009-11-30 07:41:40 | 市場

カンタン


バリ島のウブド。市場に行くと日本のスーパーや八百屋さんではお目にかかれないような変わったものに出会えます。下の写真の真ん中のピンクのお花はトーチジンジャーです。

トーチジンジャー torch ginger は熱帯の植物です。学名はNicolaia elatior、インドネシア語ではカンタン Kantan、バリ語ではボンコッ Bongkot。


生姜の仲間ですが、熱帯の植物らしく、なんと葉の背の高さは10から15mにもなり、また花は花茎として1本だけ延びてきて、1~2mにもなります。とがったつぼみがやがて開くと、まるで松明の炎が燃え盛るように見えることからトーチの名前がつきました。

このお花のつぼみを、バリや東南アジアではスパイスとして使います。



プリアタンの市場で見かけたトーチジンジャーは、お花が少し開いていました。味はみょうがのような風味ということです。このお花は、たくさんの小さな花がいっぱい集まったものです。とてもきれいで、幻想的です。それを食べるのもなんだか幻想的な感じがします。

バレルン

2009-11-29 08:25:40 | 舞踊

プリアタン舞踊の写真展


ウブドで演じられる踊りと音楽にも歴史があります。それらは音楽は録音として保存され、舞踊は写真として保存されています。ネカ美術館やアルマARMAで見ることができます。



バリガムラン舞踊の花として知られるクビヤール トロンポンを創作したのは、天才舞踊家のマリヨという方で、1925年のことだと聞きます。その方が踊る写真がネカ美術館にありました。有名な方だったので、その踊る姿を見ることができて感激です。暑い日差しの日に、ひんやりとした美術館でのんびりと昔の写真を見るのもいいですね。バリの楽しみかたにはこういったこともあるのでした。いろんな写真を見ると、今は当時とはずいぶんと人々の衣服も変わってきていました。






プリアタン村には、ガムラン舞踊を鑑賞できる場所が二つあります。一つは王宮のプリ アグン プリアタンの外庭。もう一つはその奥の住宅街の中にあるバレルンステージです。


王宮ではケチャッのスマラ マドヤ や グヌンサリ が演奏し、バレルンではティルタ サリ と グンタ ブアナ サリ が演奏します。





このバレルンに今、壁一面にプリアタン舞踊・ガムランの歴史的な写真が展示されています。踊りを見に行く30分前に行くとゆっくり見られます。グンカを中心としたプリアタン舞踊の黎明期の貴重な写真や、若き日のアノムやチョッアリ、オカダラムなどの写真あるいは、様々の踊り手たちの写真を見ることができます。こういった写真をみると、バリのガムラン舞踊も決して伝統を守っているだけではなく、常に新しい創作と工夫が繰り返されてきたのだと感じます。





ステージ上にはティルタサリのスマル プグリンガンのガムランセットや、グンタのゴン クビャールのガムランセットが置かれ、その見事な木彫りの彫刻も見ることができます。



それに、少し早く行くと、一番前に座れますしね。飲み物も買えますよ。

そして、一番は、プリの人々とお話をすることができ仲良くなれますね。

風船

2009-11-27 07:17:21 | 風景

風船売り


風船の魅力は、一つはきれいなこと。

もう一つは浮いてふわふわすること。



子どもはみんなその魅力につかまってしまいます。でも、じつは、大人も同じ。ディズニーランドでは飛ぶようにミッキーやおしゃれキャットが売れていきます。




洋の東西を問わず、ゴムの風船から銀色のポリマーに極彩色の絵が印刷されている風船に変わってきたのは、世界が一つの証拠です。

縁日のものって、本当にこんなに東京でもウブドでもバルセロナでも、一緒だとは思いませんでした。本当によく似ていますね。

2009-11-26 07:13:54 | お食事

エス テー


我が家では30年前から、バリでの飲み物の代表はテ ボトル。甘い紅茶の瓶詰め飲料です。バリの紅茶はちょっとジャスミン風の味。子どもにも飲ませられます。ノンアルコール。最近は、もう一つはアクア。お水に代わる物は無いですね。昔はホテルで出してもらう魔法瓶のお湯を湯冷ましとして飲んでいました。

テボトルのいいところは、氷が入らないこと。そのままストローを刺してもらって飲みます。

氷は、観光客にとっては永遠の悩みの種ですね。おなかをこわすのはいやだけど、冷たい飲み物も飲みたいし、おいしそうなかき氷も食べたいし・・・


悩んでいても解決策はありません。思い切ってみるだけ。今年は試してみました!

エス テー。これはバクソ ソロのエス テーです。




甘くておいしい。冷たくておいしい。安い。

ふと頭をよぎる30年前の悪夢。はじめてのインドネシア旅行で、モジョパイトへ向かうバスの中で腹痛が始まり、思わず座り込んでしまった記憶。お水には気をつけていたのにこれだ!そのあと、近くのホテルに飛び込んで、とにかく部屋を取り、丸1日寝込んでいました・・・

今回は、おなかは、・・・大丈夫でした。全く平気。それで、そのあと、パッセダンのエス ジュルッ、マンガマドゥのエス ジュルッものみました。全部大丈夫でした。



もちろん 、エス入り。よかったです。でも、自分のおなかと相談して挑戦してね!