まるごと報告!7Daysキャンプ

黒松内ぶなの森自然学校プレゼンツ
「まるごと自然体験!7Daysキャンプ」
楽しい7日間の様子をお届けします。

うれしいお便り

2008年09月05日 20時22分29秒 | 事後編
おひさしぶりです。

参加者の方へアンケートをお願いしております。
その中でとても嬉しいものがいくつかありましたので、
この場を借りて、ほんのごくごく1部ですが、
ご紹介させていただきます。

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保護者の方からの感想より・・・

Q.キャンプから帰ってきて子どもの生活に変化はありましたか
 変化があった場合、それはどのようなものでしたか

A.親子の会話が増えました。
 スーパーのトマトは“まずい”と言います。
 キャンプで食べたトマトは甘かった・・・と。

A.スーパーに行くと野菜の収穫の話や、クイズを出されます。
 (牛のえさとなる主なものはあんでしょう?など)

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参加者(子どもたち)からの感想より・・・

Q.これからやってみたいことはなんですか

A.川をボートみたいなので下ってみたいです。
 海を全員で泳ぎたい。

A.とれたての新鮮な野菜を使って、マナスル(火器)で
 料理してみたい。

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他にも学校で書いた作文を送ってくださった方もいらっしゃいました。

目に見える変化があったとしてもなかったとしても、
キャンプで感じたことは、それぞれの心の底にしっかりと残っていると
思います。

いただいたご意見・ご感想は、事後の検討委員会(9/25の予定)、
ならびに私達の今後の活動に役立たせていただきたいと思います。

本当にありがとうございました。



お待たせしました!

2008年08月21日 01時13分36秒 | 事後編
大変お待たせいたしました。
7Daysキャンプの活動記録を載せました、CD-Rを送付いたしました。
近日中にお手元に届くかと思います。
夏の思い出のひとつとして、お役に立てれれば幸いです。

また、アンケートも同封いたしました。
こちらは8月中に返信をお願いいたします。

言葉を尽くせば果てないのですが、
みなさまの支えと子ども達の活力があってこそ、
このキャンプがステキなものとなりました。
本当にありがとうございました。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

この7Daysキャンプですが、実はまだ終りではありません。
「モデルプログラム開発」としてのキャンプですので、
この後、実施したプログラムを評価する委員会があります。
その模様も少し、お伝えできればと思います。
よろしければ、もう少々お付き合い下さい。

                                    (おーさか)

CD-Rの送付について

2008年08月11日 01時49分57秒 | 事後編
7Daysキャンプにご参加いただきましたみなさま
本当にありがとうございます。

さて、活動の記録を収めたCD-Rの送付につきまして、
作業が遅れていることをお詫び申し上げます。
申し訳ありませんが、今しばらくお待ちください。

さようなら

2008年08月02日 20時46分30秒 | 7日目


 終わってみれば早かったと感じた7日間でした。 
「もうちょっといたい子?」と おーさかディレクターが聞くと、半数以上の子の手があがりました。 

 お世話になった、元中ノ川小中学校の掃除をし、解散式。ひとりひとりに修了証がわたされました。

あなたは一週間の自然体験を通して、たくさんの人に出会い、共に暮し、黒松内の森や町、川や海で大いに遊び、かけがえのない体験をしたことをここに証します。

 

全員が輪になって、言葉に出せる人だけ感想を言いました。誰からでもいいということで、「待ち」の静かな時間が流れました・・・・

一番先にS君が 「ここに来て良かった・・」と涙ながら話しました。

ありがとう!!

森っこ、海っこ

2008年08月01日 23時28分17秒 | 6日目

今回のプログラムコンセプトは、「水の旅 ~ 森っこ、海っこ」づくりでした。
森っこ、海っこ とは、健全な好奇心をもった子ども です。

① 見えないつながりに気づける子 - つながりの認知
 森→海と流れる水の大循環と、それに関わる人の生活(農業・漁業、流域に住む人達)を、机上の文面だけでなく、自然体験活動を通して身体や心を使って学ぶことにより、目に見えている自然の中に、見えないつながりがあることを体験的に知る。

② ジグソーパズル的な理解からつながりの複層的理解へ - 複層的理解
 自然や社会が、単純な要素が集積された集合体ではなく、複雑な要素がそれぞれ入り混じった存在であることを受け止めることで、自然や人間関係の理解を一面的・外観的にではなく複層的に理解できるようになる。

③ 受け止める器の育成 - 健全な好奇心
 複雑なものをそのまま受け止める器(身体と心のバランス)ができあがってこそ、人間関係同士の関係性や社会的な規範、命の大切さという複雑で絶対的なものの理解ができるようになる。その器を、自然と社会、人とのつながりに敏感であり、興味を持つことができる能力=健全な好奇心と表現する。

体験活動は、体験したからすぐ 何かが変わるものではないかと思います。スポーツのトレーニング、算数の計算練習、日本語の習得と同じです。繰り返しが必要です。

でも・・、今回の 「たった7日間」のいつもと異なる人達といつもと異なる場所での集団生活や自然体験が、子ども達の心と身体の記憶に残り、それが、この「森っこ、海っこ」のコンセプトとなっている 心と身体の 基礎的な力を育むことに少しでも影響があれば、このキャンプを企画・実施したディレクター陣としては 嬉しいなあ。


発表会

2008年08月01日 23時16分32秒 | 6日目
夕食がほぼ終わったところで、夕方に作っていた今日の活動報告がありました。

  

はにかみながらも 行ったり来たりのやりとりながらも 高学年ともなると、学校でなく、特にこちらでやり方指示を出さなくても、なんとか進めることができるます。発表活動には慣れているのですね。

  
 

さよならパーティ

2008年08月01日 22時57分29秒 | 6日目

速いもんですね・・・。もう最後の夜です。HRKさんの夕食はチラシずし、から揚げ、お吸い物、ハンバーグ、サラダ、地域の農産加工場からの厚切りベーコン、ケーキとパン屋さん・マザーネイチャーからはケーキ、最近移住してきた和菓子屋さんからのデザートがつく豪華版でした。

お世話になった農家の 冨田さんと小原さんもゲストで皆と一緒に食事をしました。

子どもプラン

2008年08月01日 22時52分03秒 | 6日目

このキャンプは、3つのステップがあります。
第一ステップは、関係性づくり 子ども同士、スタッフと子ども、子どもと地域の関係性を生み出してゆく段階。
第二ステップは、活動レベルの向上  川や海にでかけ、農家の庭先に泊まり、子ども達の活動レベルをあげてゆきます。

そして、第三ステップ これまでの活動をふりかえり、あと一日を有効に使うことを考えて実行する。「自分達で計画して仲間と過ごす」です。計画を作る時間は限られているので、グループを絞りこむ事が難しく、6グループにも分かれてしまいましたが、自主性を尊重し、それぞれのやりたいことを大人がサポートすることにしました。

                   

グループ分けをしている途中で、スタッフとして入っていた台湾人のアリサが一日早く次の訪問地へ移動するのでお別れをしました。 しばしの時間でしたが、国際交流ができました。 シャイな男の子達はあまり話さなかったかな・・。

さて、グループは・・
海で魚釣り・・それも竿を自分で作る、外遊び、野球、海、漁港のゴミ拾いをしてから昼寝(実際は働いて、なぜか川柳を作って、眠れなかったそうですが)、牛乳プリンつくり・・
農山漁村交流らしくないものもありましたが、周りに畑が広がるグランドで思いっきり過ごす「時」も良し!! との判断で ディレクターはGOを出したようです。

  

実際に、空気が違います。風が違います。緑に囲まれた香りが違います。この「場」に居ることだけで、子ども達にとっては、意味があります。それは、都会の子だけではありません。この黒松内から参加している二人の小学生にとっても、今までと違う面の黒松内が見えた、感じたはずです。

農家へ行こう

2008年07月31日 23時48分48秒 | 5日目
今日のテーマは、農家訪問です。朱太川は黒松内の全域と寿都の一部を流域とし、寿都湾に流れる全長40Kmほどの川です。その中流域には農村地域が広がります。畑作、酪農地帯です。

午前中は4件の農家へ4班に分かれておじゃましました。農業機械を見せてもらい、とうきび畑の迷路を歩き、200mはあるクロマメ畑の草を抜いたり、農家の家に入れてもらってお話しを聞き、採れたての野菜をご馳走になったりしました。

昨日までの朝の選択プログラムの農家訪問へは男の子達は誰も行きませんでしたが、今日は全員参加。 男の子達も目の前に土から生えている野菜に興味津々でした。

 

 

夕方からは、別の三軒の農家さんの軒先キャンプです。雨が激しくなり、納屋を借りてのキャンプとなりました。差し入れを頂いたりで、けっこう快適な野外活動となりました。 明日は朝早くからトラクターが動き出すとビックリするだろうなあ。

まずは、身近に農業を感じてもらうことからスタートです。

                    

雨の中のテント泊

2008年07月31日 19時04分54秒 | 5日目
今日は、農家さんの土地をお借りしてテント泊です。あいにくの雨の中、テントをたてて、カレーライスを作ります。
 既にカレーを煮込み始めている班もありますが、7時になってもたき火の火がつかない班もあります。夕ご飯は何時になるでしょうか?