夫に出される薬がどれも副作用が酷くて
半年の間 効果が現れる前に中止せざるをえなかった
一週間前 不安を押し殺して主治医に断薬を申し出た
医師も頭を抱えていたので
快く承知してくれた
体内に残っている薬が切れるまでは七転八倒の苦しみ
パソコンもご無沙汰で
夫に寄り添った
そして断薬から四日目に奇跡が起こった
まるで浦島太郎のよう
朝から健康時と同じように過ごせたのだ
５日目はラジオ体操が出来
６日目も目を見張るような回復ぶり
ただ午後になると疲れと不安で落ち着かなくなるが
少しづつ少しづつ
夫に春が近づいているように感じられる
もう逃げないで
明日は啓蟄
苦手なワラジさんも出てらっしゃ～い 大歓迎ですよ～
昼下がりの室内 夫は昼寝
マリは寝室の前で夫を見張っているかのように寝そべっている
