阪神生活:ジョージの視点

可愛さ余って憎さ300倍 だけどマイナス思考はしばし封印 今年は育成イヤー 3位なんて狙ったらアカン

10/26ハム日本一

2006年10月26日 | Weblog
昨日3-0で勝って3連勝、一気に王手

大事な一戦を任せられたD中田が苦しみながら4回1失点。だが5回の継投が大きく裏目。どのみち1点も取れないでは勝てないが。残塁祭りはひどいときの阪神の様。極めつけは井上のライトフェンス直撃のギリギリファール。運にも見放されたまま。対するハムは相変わらず継投ズバズバ。どうしてここまで流れが一方的となったか。2戦目の新庄のライト前ポテンまでは中日に王者の貫禄あり。

本日札幌D3戦目

今日決めたいハム。まずハムの流れだが憲伸の意地も見所。今日も残塁に次ぐ残塁の末ようやく1点先取。これだけ残塁してちゃ1点入ったくらいで流れは引き込めないか。セギノールにシンジラレナーイ打ち方で内角に食い込む球をライトスタンドに運ばれる。致命的な2失点、終わったか。

昨年の阪神とどっちが弱いか、そしてどっちが悔しいか。情けないセリーグ。02年に巨人が日本一となって以降、阪神中日阪神中日が計7勝しかできてない。去年は悔しいというより接戦もなくただひたすら情けない感じ。今年の中日はホーム2戦目をどうにかしとけばと悔いが残る。山本昌が金子に投げた球がド真中にさえいかなければ。初戦ダルビッシュに勝って、2戦目八木から福留が逆転弾を放ったときは格の違いといわんばかり。大人のチームが勝つのであって、「どっちが勝っても」とか言ってるチームは勝てないんもんなんだと。

2戦目の7回以降の日ハムの勢いは凄かった。この調子づきようは去年のロッテを彷彿させる。稲葉のときのジャンピング応援はロッテのモノマネそのものでいただけないが。何をやってもうまくいった。送りバントに継投、タイムリー、ホームラン、最終戦でスクイズも決め・・・。

たださすが日本一、強い!
・2年目のダルが軸となりルーキー八木、武田と若くて勢いのある投手陣
・ウッズの内角にビシビシ突く中継ぎ王武田勝の度胸満点のピッチング
・出塁すれば必ず帰ってくるチームの導火線ヒチョリ
・送りバントを確実に決め久々の打撃でタイムリーを放つ2番打者
・抑えられかけて結局大爆発した外国人大砲
・3~5戦の試合を全て決めた稲葉のバット
・殆どミスのなかった鉄壁守備陣
・ドームだけに甲子園以上の騒音レベルの地元応援団

これだけいいトコロを見せ付けられたらセリーグからどこが出てもかなわなかった、と思わせるに充分。頼むよ、阪神!もっとツヨなって!!!



10/24札幌D F6-1D

2006年10月24日 | Weblog
タイで迎えた第3戦

日ハム完勝。谷繁がひとり不幸を背負い込んだ。初回に大きな大きなミス。回ってくる挽回のチャンスに2度三振。
ウッズも悔しい3三振。ポイントとなった6回。直球で押し捲られた挙句スライダーに思わずバットが出る。が、線審の判定はノースイング。だが次の内角速球に空振って1打席2度三振の屈辱。
8回に登板した中里も死んだか?1死1・2塁からセギノールを美しい速球で三振に仕留めたところで落合が出てくる。えっ?まさか得意の1人1殺?これだから試合が長引く。だが激励だけだったようだ。この一呼吸が仇となったか、続く稲葉の初球はワンバウンドしそうなカーブ。充分にひきつけられ地上15センチですくい上げられた打球はセンターを越えてダメ押しの追加点は確実どころかそのままバックスクリーンに吸い込まれジ・エンド。
いいところが全く無くなりミスが目立つ中日。今日も毎回のように走者を出しながら得点はスミ1。4回は3安打無得点。考えられない。福留孤軍奮闘の様相。だが負けているチームが元気なく見えるのは当然。流れは1プレーで変わる。明日の試合はきっと勝つだろう。仮に負ければもう終わり。そうなればリーグ優勝も霞むな。

対してノリノリの日ハムはいいところしか出てこない。ヒチョリが初球真ん中直球を逆方向のバッティングで右前打。なかなかできるもんではないんでないか。出塁すればほぼ得点。3試合5安打5得点。走攻守三拍子揃った不動の1番打者。
小笠原がお目覚めの一撃。左中間一番深いフェンス直撃の逆転ツーベース。
投げては2試合連続で左腕ルーキーが大合格のピッチング。代わった3連投武田久は度胸満点。岡島が堂々の福留斬り。最終回マイケルも5点差ながら気合充分。
圧巻は稲葉のとどめのスリーラン。初球のカーブにドンピシャも驚きだが、あの低い球をまさかバックスクリーンまで放り込むとは。
2戦目の新庄のポテンから何もかもが上手く回っている。明日で王手となれば5戦目ダルでまず取れるだろう。注目の第4戦だ。






10/22ナゴドD2-5F

2006年10月22日 | Weblog
日本シリーズ第2戦

井端はいい選手やなぁ。相手からしたら嫌な選手やなぁ。。。
初回の同点ホームラン。5回裏の中盤のヤマ場、1打出れば中日の2連勝決まり。そうはさせじと力投の八木に対して粘る②。

中日1点リードの中盤。昨日と同じ展開。序盤で動きがあってそのあと日ハムがチャンスすら作れない。

7回新庄の絶妙のライト前ポテンで1死1・3塁の同点ビッグチャンス。鶴岡にスクイズはあるのか。いやないようだ。フルカウントまで粘ったが外角大きくボールのスクリューを空振り三振。山本昌ガッツポーズ。2死2・3塁となって打席には選手会長の金子。満塁策も考えられる中日サイドは勝負を選択。カウント1-2から半速球がど真ん中へ、センター返しライナーが山本昌の頭上を抜ける。まず同点、鉄壁の中日外野陣に対し逆転はあるのか。必死の形相で新庄がサードベースを蹴って本塁へ。クロスプレーのタイミング、ブロックに入る谷繁をヒラリとかわしてホームベースにタッチ、ワンチャンスを活かした日ハム逆転! 日本シリーズで勝ち星のない山本昌、無念の降板、本当に悔しそうだ。ナゴドの中日-阪神ならおそらくなかった逆転劇。日本シリーズの重圧に負けたか、山本昌!

ヒチョリも素晴しいな。出塁すればまず得点に結びつく。

連勝を狙う中日、本拠地で日ハムに逆転負け
1勝1敗のタイに




10/21ナゴドD4-2F

2006年10月21日 | Weblog
日本シリーズ第1戦   新庄ラストダンスって・・・っっ

2回裏初対決のウッズに1-1から投げた外のスライダー。日ハムサイドからすると「よし追い込んだ」。ところが判定はボール。1度見ただけなので確証はないがストライクに見えたな。球審がウッズのハーフスイングに惑わされた感じ。結局その後ボール2球で四球。ヒルマンが全打席敬遠でもと最も警戒していたウッズに四球なら本来予定通りのはず。が、若いダルに敬遠なんて気はサラサラないはず。追い込んで打ち取れると思った矢先のボール判定、そして四球。かなりの動揺と悔いが見てとれた。この回2失点喫す。

中日先勝。井端の好守備も光った。


終わり②

2006年10月20日 | Weblog
交流戦が終わった時点で首位中日にゲーム差なしの2位。いいところにつけてるが、この頃は順位云々よりも、阪神のチグハグな試合運び、特に打線--決定打が出ず残塁の山--のことばかり気に掛かっていた。いつふっきれるのだろうか、と。

球宴が終わり1.5差2位。いよいよ優勝を掛けた勝負が始まる。が、依然冴えないチーム状態。相性悪いナゴドで3タテを喰らい一気に終戦モードに。このままズルズル行くのか・・・ どうでもいいヤクルト戦延長引き分け試合で球児に3回投げさせ、球界の宝を潰しかける。

その後負けたり勝ったりでまたナゴド中日戦を迎える直前の横浜戦で大誤審の末、守りの要矢野を退場で失う悲劇。7月に3連敗してまたナゴドって日程も味方しないな。再び3タテ喰らって8.5差の絶望。気持ちは来季へ。

中日に負けるだけでは飽き足らず広島にも3連敗、甲子園に帰っても巨人に連敗で都合5連敗。もーどーでもええわ。だが5連敗後の1勝(藤川涙のお立ち台)以降、今シーズンも5ヶ月が経過した8月の末からようやく投打のかみ合った試合ができるようになる。来季への新戦力テストどころかガッツリ打線を固定したのもこの頃か。

藤川の涙から25勝6敗。恐らく過去にないハイペースで勝ち星と貯金を積み上げていく。が、結局中日に追いつき追い越すことはできなかった。激しく優勝争いをした感じではない。白星の多くはモチベーションを失っているチームからのもの。中日への挑戦権を得るために勝ち上がってもこの間においても直接対決で3敗もしているのだ。そして8/27日曜日の甲子園巨人戦で始まった長いドラマは10/8日曜日の同カードに破れエンディングを迎える。その2日後に中日2年ぶりの歓喜の胴上げがはじまった。


終わり●3.5差<中日

2006年10月18日 | Weblog
極寒の神宮で開幕した。前年日本シリーズ初戦に続き井川先発で2連敗。昨年四月末甲子園で中日に大逆転負け食らったのも発端は井川だった。今更井川との相性の悪さに気付く。

中日にたて続けに逆転され、開幕ロケットスタートの巨人に負け越すが、横浜銀行のおかげで勝ち越した4月。今岡の調子がおかしい。赤星も走れない。今年は巨人が優勝するんかなあ。

交流戦に入り対ロッテ4勝1敗と溜飲下げるも波に乗り切れない5月。GWの巨人戦、初の聖地ライトスタンド観戦はサヨナラ勝ち。月末のインボイスドーム観戦は超残塁の末、久保田が打たれてサヨナラ負け。

SB斉藤に完勝するも松坂・ダルにズタボロにやられ、楽天にすら勝ち越せない。タイムリー欠乏・残塁祭り。日ハム・ロッテに連勝していい形で交流戦を終えたもののリーグ戦再開後も上昇気流に乗れなかった6月。巨人が急降下、何とアリアス加入。

7月遂に負け越し。初旬、10連敗中の巨人に負け越してブチキレ。球宴前の中日戦でやっと勝ち星上げるが、最初の天王山:球宴後の中日戦---ようやく優勝争いを意識し始めたこの戦いで3タテを喰らい立ち直れないほどのダメージ。この時点でほぼ今シーズンは諦める。

(続く)





10/16神宮○3-0ヤクルト

2006年10月16日 | Weblog
井川の最後の外角直球148Kは誰にも打たれることのない最高の球だった。シースン中にこの球をもっと見せてくれれば・・・。

今日は井川のための試合。今日で阪神を去り行くかもしれないのに阪神首脳も寛大だな。奪三振記録を取らせることにそれほどの意義があるのか。序盤ポンポンと4つ取ってあと6っつ。しかしここからがキツかった。4回裏に球場に到着。三振が取れないが無安打に気付きそっちに興味が。だが5回に伏兵に安打許す。6~8回にも1コずつ。これで延長なければ9回に3つ取らないと今日ここまで引っ張った意味も無い。9回表の井川の打順も代打送らず。数%の可能性に掛けているのか。バッター井川は全く打つ気なく3回空振りして帰っていった。何て気ままな奴。

攻撃のほうも金本の100打点が掛かっていた。初回のツーランで可能性は高まり、その後ランナー1・2塁の場面を何度も打順を回したがもう打点が生まれることはなかった。それより代打で出てきた喜田が2安打したことに来季の可能性を感じる。サードも守ってたしゲッツーも決めたし。藤モンキーはかなりヤバイすね。

さて9回表の井川。まず岩村をチェンジアップで三振。岩村もひょっとしたら日本球界ラストかも。思いっきりストレートのタイミングで振りにいっての空振り。その表情にちょっと寂しさが浮かんだような・・・。続くラミレスはホームベースの1m手前ワンバウンドの球を空振って三振。まるで井川に記録を取らせてあげるかのような。あとひとり。捕手浅井が何やらラロッカと話している。「三振してくれれば記録取れるねん」「OK」という会話だったかどうか分からないが、ここは打者の本能、甘い球は容赦なく打つ!三遊間のヒット。あとひとりが継続。宮出を追い込み「あと1球」の大合唱。揺れるジェット風船がまるでホーム球場の様。が、力んだか四球。この試合の初ヒットを打たれているが安牌の打順に代打田中は嫌なバッター。1発喰らって延長になった方が記録の可能性はグッと高まるし、最終戦だからもっと見たい気もある。だが追い込んでから渾身の外角直球で三振を奪う。9回三者三振でD川上と同数ながらシーズン奪三振記録194を何と達成する。井川気迫のガッツポーズで今シーズンのタイガースの戦いは幕を閉じる。

あと1球コールを何度発したことか。今シーズンも散々やきもきさせてくれた阪神のエース井川。言いたいことは山ほどあるが最後にいいものを見せてくれた。メジャーで通用するか分からんけど元阪神の面目は保てよ。来年はお前抜きでもきっと優勝して見せてやるぜ!



10/14広島●2-6広島C

2006年10月14日 | Weblog
若手祭り・・・て程ではないか。

岩田
左腕で145K以上の球速は魅力だが威圧感は今イチ。下半身がもっとどっしりして腕を思い切って振る感じが出るとよい。カーブもいいが制球が悪すぎた。前田の2球目に投げたスライダーは良かった気がする。右打者の外角に投げるシュート系は全くダメで意味の無いボールになってた。直球は速いが空振りが取れずファールが多かった。無失点に抑えた3回に漸く空振りや三振を取れたが打者も1軍半の選手だし。もっと見たかったが3回で降板。

玉置
スライダーがいいところにビシバシ決まり完成度が高い。前田からも空振り三振を奪った、スゴイ。だが次の打者新井にちょっと甘くなったスライダーを長打され、アレレ。ストレートは殆ど印象に残らない。Jオールスターでもスライダーばかりだったし。スライダー1本で通用するかはシーズン中の真剣勝負で投げてみないことには分からない。

伊予野
6球連続ボールでおかしくなってしまったか。直球は140Kそこそこだが03年時よりも勢いが増した。身上の制球を強固なものにすれば使える。

喜田
期待の星も来年はもう6年目。体つきやバッターボックスの雰囲気は1軍レベル。林よりも完成されてると思うがお声が掛からないのは1塁しか守れないせいか。サードできないかな~、できれば関本セカンドにしてスタメンもある。顔がベイの古木っぽい。古木といえば守備がマズくてなかなかレギュラーを勝ち取れないでいる。同じ道を辿るな。

落合監督が阪神の若手は(巨人も)練習量が足りないって言っとったぞー。桜井はこんなときでも1軍ベンチはいれんのか。皆、守備練習しなさ~い。


10/12甲子園○5-1中日

2006年10月12日 | Weblog
甲子園・対中日・そして片岡の最終戦
こんな引退試合を見るとつくづく一昨日中日の優勝が決まってよかった。阪神に在籍5年間。活躍したのは03年だけか。甲子園の巨人戦で良く活躍した印象。そして優勝決定試合の同点ホームラン。松坂デビュー戦の時が最も脂が乗ってたか。大袈裟な空振り三振する余裕があった。今年も序盤から活躍すれば桧山同様まだやれてた。ちょっとした歯車の違い・・。

矢野・桧山・藤川と続々出てくる。監督は粋な選手起用にご満悦?こういう試合での起用は得意なんだけど・・・。
浜中が3安打。前の試合で打ってれば今日の引退試合はなかった。志願先発の立浪が演出効果抜群。片岡の3打席目タイムリー後の握手に最終打席のレフトフライを2塁打にしてあげたり・・ なんだか立浪の引退試合のようにも・・ 藤川の四球はいただけなかった 桧山の三振もいただけなかった 関本3割に乗った、すごい

中日は飛車角桂馬抜き。やっぱり消化試合は試合の面白さはない。来年へのヒントもないが、川上・中田・山本ではない裏ローテなら点を取れる感触は得た。いよいよ9回。球児のピッチングも苦しかったけど、甲子園最終戦を勝利で飾る。ベンチで迎えられる片岡に熱いものがこみ上げる。

試合開始当初空席の目立ったスタンドはいつしか超満員に。タイガース戦士が全員出てきてのセレモニー。古巣の日ハムが25年ぶりのリーグ制覇を成し遂げた日に引退とは感慨深い。今年不甲斐ない打撃で何度罵声を浴びたろうか。ただ今日は5万の観衆の視線を1点に集め歓声を浴び、仲間に胴上げされ、こんな素晴しい送られ方をして本当に幸せもんだ。今年は泣けるシーンが多い。独特のバッティングフォーム、いぶし銀の働き、たまには失笑も買うコミカルな動き、、、15年間お疲れ様でした!



10/11●4.0差<中日

2006年10月11日 | Weblog
恐るべしダルビッシュ
阪神との対戦は鮮烈だった。6回まで無安打、2安打12三振完封負け。こりゃ打てねえ、てなもんで今年の完敗っぷりのワースト3に入るかも。1位は無論山本昌にやられたやつ。

日ハムもいい投手が入ったもんだ。調べればSBには4試合投げて19回2勝自責0ですと。あのストレートは阪神で対抗できるのは藤川のみ。藤川の先発完投版ですよ。変化球のキレもピカイチ。阪神にはいない。しかもイケメン。

SBもたまりませんな。1点先制までは良かったけどこの1点を守りきるしか勝ち目はなかったようだ。野武士松中が象徴のチームがホストさながらのダルやはしゃぎまくりの新庄らに負けるのは悔しいに違いない。04・05年を想うとホークスに勝たせてあげたいが今年からの新ルールで非情にもあっという間に王手を掛けられた。非常に厳しい。明日は中4日で斉藤が登板か。但しシーズンでは日ハムに分が悪いようだ。ますます厳しい。頑張れホークス!

明日は中日最終戦。桜井や喜田は使うべきだ。真っ黒な顔から白い歯が見える笑顔で重苦しい中日戦の空気を変えてほしい。優勝決まったからそんな空気はないだろうけどね。とにかく来季へのきっかけを。対1~4番(荒木・井端・福留・ウッズ)対山本昌・中田・・そしてナゴヤドーム 或いはドーム戦は諦めホームで全勝作戦 

というわけで明日の理想オーダー
1赤星 センター
2鳥谷 ショート
3片岡 サード
4金本 レフト
5シーツ セカンド
6喜田 ライト
7桜井 ファースト
8浅井 キャッチャー
9杉山 ピッチャー
(町田 代打)