マルの春夏秋冬

日々の出来事、伝えたい事、何気ないひとり言...
ココロの中を整理整頓

南三陸町③

2013-05-25 | Weblog

ホテルをチェックアウト後
旅の最終目的 「南三陸キラキラ丼」を食べに行きました

震災前は45,000食を売り上げていた人気の丼まつり
震災後は中断していましたが、昨年復活

http://www.m-kankou.jp/bowl/

三陸産の海産物を使ったぜいたくな丼
四季を通じて、ウニやイクラ等4種類が楽しめるそうです
今の季節は「ウニ」

キラキラ丼が楽しめる11店舗の内、私たちは「山内鮮魚店」へ
小さなスペースでプレハブ営業されていました・・・

私はウニ丼


シュジンはウニ・イクラ丼


小鉢とお味噌汁の他、特大甘エビも付いてます
美味しかった~

語り部バスのスタッフが最後に言われたこと・・・
「南三陸町へ来ることはただの野次馬じゃないか、ホテルで宴会なんて不謹慎じゃないか、
 皆さん心の中でそう思われているかも知れません。そう思ってあえて来ない方もいるでしょう。
 でも、決してそんなことはないのです。
 皆さんに来て頂くことで町が賑わう、それが今とてもありがたいことなのです。
 あの日起きたことを忘れないでいて欲しい、だからどうぞまた来て下さい。
 遊びに来るのだから、どうぞにぎやかにホテルで宴会して下さい。
 周りに来るのを躊躇っている方がいたら、そう伝えて下さい。」

胸に響く言葉でした

3・11 映像や新聞で見ていた信じられない光景
その町を一目みて、まさに「百聞は一見に如かず」だと感じました
今回訪れてよかったと思います

南三陸をお昼頃出発、ひたすら走って、走って、走って・・・約9時間
帰りはさすがに疲れましたね
(といってもほとんどシュジンが運転してくれましたが

3日間、自分の中でとても意義のある旅になりました
機会のある方は是非訪れてみて下さい

~旅日記おわり~








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南三陸町②

2013-05-23 | Weblog

翌朝、ホテルスタッフが案内してくれる「震災語り部バス」に搭乗

マイクロバスに乗り、色んな話を伺いながら町を回りました

車に乗り込んで逃げた方
屋上に逃げた方
高台に逃げた方
ここまで津波はこないだろうと逃げなかった方
時間にしたら数秒の、そんな一瞬の判断が人生の明暗を分けた

最後まで患者さんを救い出すことに懸命になった看護師さん
無線放送で必死に避難を呼び掛けた職員さん
自分を犠牲にして、沢山の人を救った方もいる

町を走り抜けながら、胸が詰まる思いでした

かつては家が立ち並んだ町
もう住宅を建てることは出来ず、公園になる予定だそうです














南三陸の象徴となる防災庁舎
献花台があり、手を合わせる
どれだけ怖かっただろうかと・・・祈る言葉が見つからない

でも、当初すぐに取り壊して欲しいと希望されていた遺族の方も
皆が訪れて手を合わせてくれるということで、家族が生きた証になるならと
シンボルとして残してもよいとおっしゃる方も出てきたそうです




津波はこの屋上をさらに2m超えました
下の写真で人と比べれば分かりますが、3階建とはいえ相当の高さ
当時の状況が信じられません
20数名の方は現在も行方不明とのこと・・・ただただ冥福を祈ります


心の中でずっと手を合わせていた南三陸での時間
皆さんに笑顔の戻る日がどうか訪れますように・・・

決して他人事ではない地震
各自、自分なりの備えはしておかなければならないと感じます

次回につづく・・・








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南三陸町①

2013-05-22 | Weblog

高速→国道を通り、南三陸町へ

高速で走る限り、宮城県に入っても大震災の痕跡は感じられませんが
町に入ってくると明らかな傷跡が残っている状態

まだ2年・・・
「本当の復興はこれからです」と町の人達は言います

瓦礫が片付いた町は、本当に何もありませんでした
町を根こそぎ持っていった津波の威力がどれだけのものだったのか・・・
自然の恐さに鳥肌が立ちました

この日泊まったのは、海を目の前に望む「南三陸 ホテル観洋」
http://www.mkanyo.jp/
とても穏やかな海




ベランダには海猫も




部屋に案内してくれた男性スタッフに当時の話を伺いました

ホテルが立っている位置、それと少し高台に立っているため津波での壊滅は免れたこと
2階までの浸水で済んだが、2階とはいえ15mはあること
津波が来る直前、目の前の海の海底が見渡せたこと
当時ラジオでの情報しかなく、「南三陸町 1万人行方不明」というアナウンスを聞き
何が起きているのか、怖くて仕方がなかったこと
宿泊者は全員、高台へ避難させることが出来たこと
ホテルは避難所として開放し、多い時で600人が暮らしていたこと・・・等

男性スタッフは正座して「ようこそお越し下さいました」と床につくほどに頭を下げられ
あの時自分は何も出来なかったのに・・・と申し訳ない気持ちになりました

あと、この男性スタッフ以外の方も言っていましたが
皆さん心から自衛隊に感謝されていました

町の人が作られた「震災川柳」という本に、そんな感謝の気持ちが描かれた川柳があり
何だかジーンときました

~ 舞い降りた 天使の名前は じ・え・い・た・い ~

夕食は海の幸


アワビの踊り焼き


海産物はまだまだ風評被害で大変らしいですね・・・
とても美味しかったですよ!

次回は南三陸の町並みを写真でお伝えします



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磐梯吾妻スカイライン

2013-05-20 | Weblog

五色沼を出て
日本三景 松島 → 牛タンを食べる
という計画を立てていましたが・・・

ペンションのオーナーさんと色々話をしていたら
「今日は天気が良さそうだから、是非スカイラインを走ったらいいですよ」
とアドバイスを頂き、予定変更

日本の道百選にも選ばれているドライブルート
「磐梯吾妻スカイライン」へ

通常は有料道路ですが、現在無料開放中

まだまだ雪が残る・・・
プチアルペンルート




三湖パラダイス


磐梯山


浄土平


吾妻小富士
10分ほど登れば火口に辿り着きます
但し確かに10分かからずに登れますが・・・相当しんどいですから


迫力の火口
山頂は強風でした


山並みに沿ってひたすら走る道のり
結構急カーブも多く注意が必要で、シュジンはかなり疲れた模様
お疲れ様でした

スカイラインを走り抜け、一路南三陸へ向かいました
次回は南三陸町の現在をお伝えします

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五色沼

2013-05-19 | Weblog

のんびり朝湯に浸かり、美味しい朝食を頂き
大満足のペンションを出発

最初の目的地は「五色沼自然探勝路」

約4㌔のハイキングコース
前日の雨で足元があまりよくなかったけど
マイナスイオンを浴びながら、1時間半かけてゆっくり散策

五色沼一のスケール「毘沙門沼」


まだ桜もキレイ


遠くに見えるは磐梯山


こんな色だけど「赤沼」


「弁天沼」
この美しい青を見れただけでも来た甲斐があったと思った




「青沼」
ここは角度によっては緑色に見えます


「柳沼」


散策後は来た道を引き返す元気はなく、バスに乗ってパーキングまで
実に気持ちの良いスポットでした

次回は「磐梯吾妻スカイライン」を紹介

~おまけ~
シュジン撮影
シャッタースピードを変え、水の流れをリアルに撮ってみたもの
同じくカメラが趣味の私の父に感想を聞きたいらしい・・・

お父さん、宜しく









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