研究テーマの決まり方はラボによって千差万別である。小さなラボや日本人がヘッドのラボだと、「じゃこのプロジェクトを!」と用意されていることが多いが、うちのラボは人数も多いせいかなんとなく放任主義っぽい。
ラボのメンバー数人にプロジェクトの決め方について聞いてみると
「ラボのいろいろな人に何をやっているか聞いたり、文献読んできめた」
「来て数か月は、ずっと文献しらべていたなあ」
「大体最初3-4か月は文献調べ、人によっては半年間何も実験せずに考えていたこともあったよ」
となかなか強気の回答が返ってくる。
皆9月からくることが多く、9月-11月くらいは奨学金の募集時期とも重なるようでその書類を書きつつ数か月間研究テーマを探るのが大体のパターンのようだ。
4月からの場合このタイムスケジュールで行うと9-11月にまた奨学金関連で停滞する時期がありそうだから、半年間くらいテーマが決まらないこともありうる状況である。
前に日本人のボスの研究室に留学した先輩の話だと、留学当日からプロジェクトが用意されておりその日から馬車馬のように働かされたという話を聞いたことがある。そんな生活いやだなとも思ったが、数か月プロジェクトが決まっていないのもそれはそれで厳しい。
自分の場合奨学金が1年しか有効でないから、その期間を有効に使うとなると、セットアップに予想外の時間がかかることを考えて、
1か月目 セットアップ&情報収集
2か月目 パイロットスタディ+情報収集
3か月目 プロジェクト決定及び本格稼働
5-6か月目 プリミティブなデーターをもとに奨学金応募
といったところが妥当なところだろうか?
これって何かに似ている。
以前企業再生を扱ったビジネス本「V字回復の経営」で、日産の再生を任されたカルロス・ゴーンが3か月で日産のリバイバルプランを策定したプロセスがでていた。
詳しいことは忘れたが確か最初の3-4週間で各ラインの責任者・担当者と面談し、次の3-4週間で面談の際にピックアップした人材とプロジェクト策定の会議を行い、3か月目にプロジェクトを発表及びその遂行を開始するというものだった。海外留学って、もしかすると経営再建のために外部から招きいれられたCEOと状況がにているのかもしれない(CEOの方がよりシビアであろうが。。)
ただ、かのカルロス・ゴーンでも最初の1-2か月は情報収集に費やしたのだから、最初は気長に情報収集がよさそうだ。
あとカルロス・ゴーンがラボのボスだった場合、少なくとも1-2か月は情報収集として妥当な範囲としてみてくれそうである。これが欧米人全体の感覚かどうかはわからないが、たぶんルノーの経営幹部の方がラボのヘッドよりはシビアであろうから、最初の1-2か月で動き出せればそこそこ妥当な線で仕事を始めたとみてくれる気がする。
ラボのメンバー数人にプロジェクトの決め方について聞いてみると
「ラボのいろいろな人に何をやっているか聞いたり、文献読んできめた」
「来て数か月は、ずっと文献しらべていたなあ」
「大体最初3-4か月は文献調べ、人によっては半年間何も実験せずに考えていたこともあったよ」
となかなか強気の回答が返ってくる。
皆9月からくることが多く、9月-11月くらいは奨学金の募集時期とも重なるようでその書類を書きつつ数か月間研究テーマを探るのが大体のパターンのようだ。
4月からの場合このタイムスケジュールで行うと9-11月にまた奨学金関連で停滞する時期がありそうだから、半年間くらいテーマが決まらないこともありうる状況である。
前に日本人のボスの研究室に留学した先輩の話だと、留学当日からプロジェクトが用意されておりその日から馬車馬のように働かされたという話を聞いたことがある。そんな生活いやだなとも思ったが、数か月プロジェクトが決まっていないのもそれはそれで厳しい。
自分の場合奨学金が1年しか有効でないから、その期間を有効に使うとなると、セットアップに予想外の時間がかかることを考えて、
1か月目 セットアップ&情報収集
2か月目 パイロットスタディ+情報収集
3か月目 プロジェクト決定及び本格稼働
5-6か月目 プリミティブなデーターをもとに奨学金応募
といったところが妥当なところだろうか?
これって何かに似ている。
以前企業再生を扱ったビジネス本「V字回復の経営」で、日産の再生を任されたカルロス・ゴーンが3か月で日産のリバイバルプランを策定したプロセスがでていた。
詳しいことは忘れたが確か最初の3-4週間で各ラインの責任者・担当者と面談し、次の3-4週間で面談の際にピックアップした人材とプロジェクト策定の会議を行い、3か月目にプロジェクトを発表及びその遂行を開始するというものだった。海外留学って、もしかすると経営再建のために外部から招きいれられたCEOと状況がにているのかもしれない(CEOの方がよりシビアであろうが。。)
ただ、かのカルロス・ゴーンでも最初の1-2か月は情報収集に費やしたのだから、最初は気長に情報収集がよさそうだ。
あとカルロス・ゴーンがラボのボスだった場合、少なくとも1-2か月は情報収集として妥当な範囲としてみてくれそうである。これが欧米人全体の感覚かどうかはわからないが、たぶんルノーの経営幹部の方がラボのヘッドよりはシビアであろうから、最初の1-2か月で動き出せればそこそこ妥当な線で仕事を始めたとみてくれる気がする。