クーナとまろママの日々

2019.3.5生まれのパピヨン♂クーナとの日々、そして先代犬マロンの腎不全&ホメオパシーのこと少し

手作り犬おじやの適切な1日量について、考えてみた

2018年04月10日 | マロンの腎不全・ガン
昨日、 「 手作り犬おじやの作り方(参考基本レシピ)」 をお伝えしましたが、次に悩ましく思われることは、恐らくおじやをあげる量のことだと思うんです。
自分もこの、手作り食の適切な1日量が最初は全くわからず、ネットで右往左往…
給餌量については須崎先生の本にも明確には書かれていなくて、他の手作り食本にもあいまいな記載しかなく

たいていは
①もっと食べたそうにしていたら足りない証拠
②太るか痩せるかで見ていきましょう
③ウンチの状態・回数と量で決めましょう

とか、そんな感じでした。
けど、初めて手作りに移行する人というのは、ただでさえ、食事をドライから切り替えるというだけでもドキドキなんですよね。
あげる量のことで失敗するかもしれないのは、さらに怖い…。

しかしこれも、明確な答えが無いのは仕方のないことで。
レシピと同じで、「犬種」「体重」「体型」「年齢」「活動量」などでかなり1日必要量が違ってくるので、一概に適量は割り出せないです。
それと、手作りおじやというのは、人それぞれの作り方や食材の水分量によって出来上がりが違うため、単純にグラム数だけで考えられない何かがあります。

①は当てになりませんでした。
食べたそうにしていたからあげたら、多すぎて下痢しました
②は、結果が出るのに時間がかかります。
太るのは避けたいのが飼い主の心情です。
③が一番目安としては良いのですが、②ほどではないけれど確定するまでに時間が…。
多すぎて下痢させたり、足りなすぎてかわいそうな思いをさせたり。

そもそも、一番最初にどれくらいあげたらいいのかがわからないと~
ではでは、どうしたらいいのか。

おじやの量はこれでちょうどいいのか?



このことについて、須崎先生はとてもわかりやすく教えてくださっています。
犬の頭のハチの部分の大きさが、大体のその仔の1日量だと考えたらいい
*2019.1.10追記①:
コメントからのご指摘で、須崎先生の目安の場合は「ハチの部分の大きさが1回量」だということがわかりました!
なんと!「1回量」でした~~!
ちょっと、それだとマロンにはかなり多すぎる目安・・・。絶対完食できない!!
なぜそうなのだろうか・・・?
~後述します~


こんなのは、もうとっくに知っている!ハチの大きさだなんて本当にそうなのか?アバウトすぎる!
と言われそうですが。
実際、自分も最初怖くてこんなにあげていいのか?と不信でしたし。
なので、ワタクシ、実証が大好きなので、ちゃんと確かめてみました

ちなみに、頭の「ハチ」というのは、人間でいうと、



ハチマキを巻く部分から上、ですね。
犬もまぁ、これに準じて考えて良いかと

さて、現在マロンにあげている適切な1日量を山積みにしてみました。
胃腸が弱くて4回食なので、1回ずつのラップ包装を4個です。
(ご参考: 小型犬パピヨン/2.1kg/痩せ型/11歳/活動量少 1日200g)

マロンの手作りおじやの1日量


この、おじやの1日量とマロンの頭を比べてみると・・・

マロン君の頭(ハチ)の大きさ


なんとなんと
おじやの山積みとマロンのハチ、ほぼ同じ大きさの8.5cm×4.0cmでした~
びっくりです。
須崎先生の論は、本当なのでした

*2019.1.10追記②:
マロンの場合には、この論はあてはまっていないことがわかりました。おじやの山積みとマロンのハチは、若干おじやの方が大きいとはいえ、記事投稿時点ではほぼ一致していました。
マロンの場合は、1回量ではなく、1日量がハチとほぼ同じだったのです。
それは、当時胃腸の具合もとても悪くて食事自体が少なめだったこともありますし、マロンの食事が厳密におじやであるということも影響しています。
食材をただ柔らかめに炊いた食感を残した食事に比べて、マロンのおじやはカサ(嵩)が少ないです。
ハチの大きさというのは、グラム数ではなくて見た目なので、こういった違いだけでもだいぶ変わってきてしまいます。
それと、須崎先生だけでな、他にも量について提案している人達はいらっしゃって、人それぞれあり、「ハチの大きさ×2個分」が1日量であるという主張の方もいらして、恐らく、その人の作り方によってはそうなる、ということなのだろうと…。

というわけで、訂正します。
当ブログの場合、 「マロン用のレシピにおいての適切量は、ハチの部分プラスアルファがおじやの1日量」です


ドライから切り替えた直後は、あまりの量の多さにギョッとすると思いますが、手作りおじやは水分量が多いので、そう見えてもひるむことはないです。
ただ、切り替える際には、徐々に混ぜ込んで移行していってあげないと、水分量に胃腸がビックリしてしまいますね。

量も大事ですが、レシピの方についても、一応1:1:1を基本においた上で、活動量の多い仔や若い仔には肉魚を増やしたり、太らせたくなければイモ類やご飯を調整したりすればいいのかな、と。
栄養素については難しく考えずに、1週間とか1ヶ月の単位で考えていいそうです。
不安でしたら、たまに血液検査をして栄養が適切かどうかを確認する、という方法も

最初、愛犬のハチの大きさより若干少な目からスタートしてみると、安心かもしれません


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6 コメント

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すごいです (mamako)
2018-04-10 16:26:23
前も驚きましたが今回も
おじやの奥の深さに感動いたします🙆

でも頭の大きさの量ってほんとに
多く見えますね 確かにお米って
増えますもんね😱
マロンくん幸せヽ(´▽`)/
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Re:すごいです (まろママ)
2018-04-10 18:34:08
いつもありがとう‼

ドライフードの方が○gって目安があるから不安にならないですよねー。

最初、ほんと、量が怖かったです
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Unknown (Bono)
2019-01-10 08:22:21
はじめまして。
同じ腎不全の犬の飼い主として、腎不全の発覚も同じ頃でしたので、興味深く拝読いたしました。私も手作り食です。須崎先生の本では、頭のハチの大きさは、一日量ではなく一回量と書いてあり、食育セミナーでも、その根拠は、頭のハチの大きさと胃の大きさが大体同じだから、と説明されたと記憶しています。間違っていたらすみません、ちょっと気になったもので。病気の動物に関して一日量を考えるときに忘れてならないのは必要カロリーですが、鶏肉は腎臓病食には最適な食材ですね。我が家の犬は鶏肉アレルギーで魚嫌いなのでメニューづくりに苦労しています。マロンくんの元気が励みになりました。お互い頑張りましょうね。
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Re:Unknown (まろママ)
2019-01-10 11:05:36
Bonoさま

ご指摘ありがとうございます。
手作りの与える量というのは、ほんとに最初、レシピ以上に悩ましい案件ですよね。
マロンも定まるのに時間がかかりました。

自分も悩ましい中で、10数年前に得た須崎先生の情報とその後に得た情報と、様々加味して、量を検証してきたのですが。
ハチの大きさが1日量、ハチの大きさが1回量、ハチの二個分が1日量、など、色んな意見を見てきました。
「手作り食」といっても、それが普通食なのかおじやなのか、水分量やタンパク質含有量、大型小型、健康病弱などで変動があるかと思います。

そんな中、記事を書いた頃の弱ったマロンには、1日量がハチ、というのがピッタリでした。(マロンは胃腸も悪かったので。)そこが本記事には強調されていないのは良くなかったですね。
実はその後にだんだんもっと食べれるようになって、1.2割増くらいの量を食べています。

そういう点でも、記事の加筆をしないといけないかな、とは思っておりました。
本当に、この事に関してはデリケートな内容だとは思っています。
後日、加筆しておきますね。

ありがとうございました!
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Unknown (とやまたつみ)
2021-12-01 13:38:04
当方も腎臓の数値が少し高く、薬を処方されています
マロンちゃんは薬を飲んでいての手作り療養食ですか?
療養食のみで数値が下がったのですか?また、先生が推奨する1日の給仕量は一日何回目安ですか?色々質問してお手数おかけしますがよろしくお願い致します
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Unknown (maromaro626)
2021-12-01 16:19:24
とやまたつみさま
初めまして。
先代犬マロンの末期腎不全闘病開始から、もう3年弱が過ぎました。
思い出せる範囲でのお答えなのですが。
獣医師からの当時の給餌回数の助言は、なるべく1日4回ということで、そのように頑張っておりました。
マロンは自然療法を選択していたので、いわゆる現代医学の薬は飲まず、ホメオパシーとホモトキシコロジーを服用していました。
そのお陰か、最初の余命宣告を大幅に超え、1年以上楽しく旅行をしたり過ごすことができたと思っています。
最期も全く苦しむことなく、穏やかに旅立っていきました🌈💞
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