★『北越雪譜』を書いた鈴木牧之(すずき ぼくし)さんを知っていますか?
江戸時代往時の宿場町を再現した鈴木牧之ゆかりの町 塩沢…電柱も電線も無い 広い青空とレトロな街並みがすっきりしていて綺麗です.
夜はライトアップされて ロマンチックです. 直ぐ近くに6日町等スキー場や温泉地等 みどころイッパイです.
≪『北越雪譜(ほくえつせっぷ)』について≫
雪国の町ー魚沼/塩沢で生まれ 雪国越後の民俗、習慣、伝統、産業について詳述した牧之の代表作。発案から出版まで40年近くかかったことで知られています。
天保8年(1837)に山東京山によって開板。当時のベストセラーとなり、現在も多くの人に愛読されています。鈴木牧之記念館があります。
≪鈴木 牧之さんについて≫
昔は、江戸や上方には雪に苦しむ豪雪地のことなど全く知られていなかった。
その雪国の実態や越後の素晴らしき風習を世に知らしめたのが鈴木牧之である。
牧之は明和7年(1770)年、越後塩沢の縮仲買商の家に生まれた。俳諧をたしなむ父に学問を学び、長じては絵師につき、禅僧に漢詩を学んだ。
17歳の時、縮の商いで江戸に出た時には、書塾に入門し、後に一流の文人たちと交わる基礎はこうして築かれた。
牧之は江戸を訪れた時に、雪のない冬をはじめて経験し、雪国越後の特殊性に気づいた。そして、雪国の真の姿を他国の人々に紹介することを思いつき、魚沼の暮らしや自然のありさまを少しずつ文書で書き始めた。
この草稿がやがて「北越雪譜」となる。
世界最古の雪に関する著作であり、長野オリンピックの際、国が海外メディアに「北越雪譜の世界」として配布。