20年遡って絵の変遷を見る。

　某SNSの中で、「Oh!」と頭に付くタイトルって懐かしくないかい？と書かれた日記があって、今「ホワイトお父さん」で有名なソフトバンクが、出版だけだった頃私は「Oh!FM」という雑誌の表紙を1986年4月号から1989年12月号まで担当させていただいていたことを思い出し、「懐かしいです！Oh!FMの表紙を書いていました」とコメントを書きました。

　すると、その日記を読まれた他の方が詳しく覚えていてくださって、とても驚いてくださったのです。その方は当時高校生だったとか(笑)。
　今では、メインタッチを水彩画としていますが、当時はこのようにCGも描いていました。右下にある「少年マイクのひとり旅」というRGPゲームの、キャラクターはもとよりビジュアル全部を描かせていただいたり、今とはずいぶん違います。右上のような、なんちゃってリアル画も描いていましたしね(汗)。

　ちなみに当時の編集長さんH氏と表紙の絵の年度間のテーマは決めていました。左上の年度は、猫の視界のアップ。右上は必ず絵の中にパソコン周りの道具を描き入れる(スニーカーのひもがコードですね：笑)こと、そして左下は、絵の上にリアルに描いた物を乗せて描くというテーマでした。

　左下が最終年度の表紙ですが、このあたりから、今の絵に通じる何かを描いているな〜なんて、自分の絵を客観的に見たりして…。
　思わぬところで自分の絵の変遷などを感じてしまいました。

　当時以前から変わらないところ、年数かけただけ少しは変わっているところ、全部一緒くたにしながらまだまだ志半ばで精進中です。
　これからも可能な限り絵を発表し続けていきたいと思っていますので、展覧会で、本屋さんで、カレンダーで、もしかしたらWebで？などなど見つけてやってくださいませ♪

　しかし…昔の絵はつっこみどころ満載だわ…(汗)。