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真野寺の行事や季節の花等についてお知らせします。

「覆面千手観音」「二十八部衆」特別拝観のお知らせ

2012-11-11 01:14:27 | 日記
*小松寺の「もみじ祭り」に合わせ、小松寺、真野寺、石堂寺による本尊その他の特別公開を行います。真野寺では、「覆面千手観音」「二十八部衆」等を公開します。観音堂の内部公開は初めての試みですのでこの機会に是非ご拝観下さい。


。真野寺公開日時

11月17日(土)~12月2日(日)までの土曜日、日曜日、祝日
            
午前10時より午後4時まで

平日については、ご連絡いただければ公開致します。

。拝観料

文化財維持管理費用としてお一人200円ご奉納願います。

。内陣に入る時は、次のことを守って下さい。

◆撮影はご遠慮下さい。

◆私語はお控え下さい。

真野寺は、小松寺と石堂寺の中間地点に位置しています。どちらからも車で10分ほどの距離にあり、大型観光バスも入る無料駐車場があります。

[覆面千手観音の由来]

奈良時代の僧、行基菩薩の作と伝えられるこの千手観音は、大変霊力が強く、参拝者に少しでも非道、邪道があれば重い仏罰を下していた。それがあまり厳しかったために参詣客も絶えていたが、遊行中の円仁(自覚大師)が立ち寄り、行道面を彫って尊顔を覆ったところ、優しく慈悲深い仏になったのだと言う。それ以来、丑年と午年の御開帳の時もお面を外したことがない。

[二十八部衆と風神・雷神]

二十八部衆と風神・雷神は、1338年仏師上総法橋により制作された。本尊千手観音の眷族(従者)であり、千手観音と千手観音を信仰する人々を守る神々である。久保郷の人々が諸願成就を祈り、心を寄せあって寄進した物である。特に二十八部衆は全国で知られる五具の内の一具である。