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2017年05月25日 | 老子が説く宇宙観における呼吸法
客観的データの裏付けがないまま内閣府に押し切られ、文部科学行政の最高責任者として、この決定を受け入れざるを得なかったのは忸怩たる思いです」by前川喜平前文科省事務次官 
週刊文春 2017年6月1日号(5月25日発売)目次より
 
「私は天下り問題で処分を受けた身です。しかし元公僕として、この文書をなかった事には出来ない。行政が歪められようとした実態があり...私が知る限りの経緯を全てお話しようと思います」(文春) 
 
「前川さんは、民主党政権で朝鮮学校の無償化の旗振り役を務めていましたから、元来安倍総理とはソリが合わなかったのです」(新潮) 
こたつぬこ @sangituyama 
 
「総理のご意向」と記された文書について、前川氏は「自分が昨年秋に、担当の専門教育課から説明を受けた際、示された」と証言。獣医学部の新設については、加計学園を前提に検討が進んだとして、「行政が歪められた」と語った。「総理のご意向」「官邸の最高レベル」などの文言について「誰だって気にする。(文科省側が)圧力を感じなかったといえば、噓になる」と述べた。(朝日新聞5.24)
 
前川氏は読売新聞の「出会い系バー通い」疑惑にも言及し、その事実を認めた上で“違法な行為はしていない”と話している、という。(リテラ5.24)
 
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文科省前事務次官が「総理のご意向」文書は「本物」と証言
週刊文春 2017年6月1日号
 
加計学園の獣医学部新設を巡り、「総理のご意向」「これは官邸の最高レベルが言っている事」などと書かれた文書の真贋が問題となる中、当時の文部科学省の事務次官が、「週刊文春」の取材に応じ「文書は本物」と認めた。
 
2016年6月から2017年1月まで事務次官を務めた前川喜平氏(62)は、「いずれも部下から受け取ったレク(説明用)資料です。これらの文書は、大臣や次官への説明用として担当の高等教育局専門教育課が作成したものです」と説明した。
 
加計学園の加計孝太郎理事長は、安倍晋三首相が「腹心の友」と認める程親しい関係で、獣医学部新設を巡っては、37億円相当の今治市市有地が無償譲渡され、総事業費の半分の96億円を愛媛県と市が負担する事も決まっている。
 
文科省は、文書の存在は「確認出来なかった」とする調査結果を発表しているが、前川前次官が本物と認めた事で、対応を迫られる事になりそうだ。
 
前川前次官の150分に渡る独占告白は、5月25日発売号の「週刊文春」で詳報する。
 
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↓前川文科事務次官が安倍政権にクビを切られる前に放った、LGBTを守れという全職員向けメール。こたつぬこ @sangituyama 
 
「気は優しくて力持ちの文科省に」次官、全職員へメール
朝日新聞2017年1月20日
 
文部科学省の前川喜平事務次官が全職員に当てて送った「文部科学省の皆さんへ」と題するメールの主な内容は以下の通り。
 
 
本日、私は大臣から辞職を承認する辞令を頂戴しました。
 
文部科学省の皆さんが元気いっぱい仕事に打ち込めるようリードすべき立場の私が、このような形で退職する事は、誠に残念であり申し訳なく思っています。
 
国家公務員法が定める再就職規制を遵守(じゅんしゅ)出来なかった事は事実であり、文部科学省として深く反省し、しっかりと再発防止措置を取る必要があります。
 
私を反面教師として、二度とこの様な事が起こらないよう、職員の皆さんは遵法意識を徹底し国民の信頼回復に努めて下さい。
 
しかし皆さん、動揺したり意気消沈したりしている暇はありません。
 
一日たりとも疎かに出来ない大事な仕事があるからです。
 
文部科学省の任務は極めて重要です。私が考える文部科学省の任務とは、教育・文化・スポーツ・科学技術・学術の振興を通じて、誰もが明るく楽しく幸せに人生を全う出来る社会を作る事、未知なるものに挑戦し限界を克服し輝く未来へと前進する事、更には自由で平等で平和で民主的で文化的な国を作り世界の平和と人類の福祉に貢献する事です。
 
そして、私が考える文部科学省職員の仕事は、子ども達、教師、研究者、技術者、芸術家、アスリートなど、それぞれの現場で頑張っている人達を助け、励まし、支えていく事です。
 
特に、弱い立場、辛い境遇にある人達に手を差し伸べる事は、行政官の第一の使命だと思います。
 
その意味でも、文部科学省での最後の日々において、給付型奨学金制度の実現の見通しがついた事、発達障害や外国人の児童生徒の為の教職員定数改善に道筋がついた事、教育機会確保法が成立し不登校児童生徒の学校外での学習の支援や義務教育未修了者・中学校形式卒業者などの為の就学機会の整備が本格的に始まる事は、私に取って大きな喜びです。
 
一方で、もんじゅの廃炉と今後の高速炉開発に向けた取り組み、文化庁の機能強化と京都への移転、高大接続改革の円滑な実施など、数々の困難な課題を残して去る事はとても心残りです。
 
後は皆さんで力を合わせて頑張って下さい。
 
そして皆さん、仕事を通じて自分自身を生かして下さい。職場を自己実現の場として下さい。初代文部大臣森有礼の「自警」の表現を借りて言うなら「いよいよ謀りいよいよ進めついにもってその職に生きるの精神覚悟あるを要す」です。
 
森有礼は「その職に死するの精神覚悟」と言ったのですが、死んでしまってはいけません。人を生かし、自分を生かし、みんなが生き生きと働く職場を作っていって下さい。
 
一つお願いがあります。私達の職場にも少なからずいるであろうLGBTの当事者、セクシュアル・マイノリティの人達への理解と支援です。無理解や偏見に晒されているLGBT当事者の方々の息苦しさを、少しでも和らげられるよう願っています。
 
そして、セクシュアル・マイノリティに限らず、様々なタイプの少数者の尊厳が重んじられ、多様性が尊重される社会を目指して欲しいと思います。
 
気は優しくて力持ち、そんな文部科学省を作っていって下さい。
 
色々書いているうちに長くなってしまいました。最後まで読んでくれてありがとう。
 
それでは皆さんさようなら。
 
2017年1月20日 前川喜平
 
画像下 前川喜平前文科省事務次官

転載元転載元: 情報収集中&放電中


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