WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

人はなぜ問題を直視しようとしないのか? & 問題発見の4P

2008-03-18 17:29:31 | 自分の為の、効率化&時間捻出プロジェクト
引き続き「問題解決プロフェショナル」を読み進めています。

今は、
■あるべき姿を構想する戦略的「問題発見の4P」

のところです。
なんだか4K(労働条件の)か、もしくは・・・・。
(ちょっと想像のしすぎでした)

●Purpose:そもそも「何のために」
 - 大前提の「目的軸」を捉え直す

これってありがちみたいです。

いつのまにか「目的」が忘れられてしまう

      ↓

本来の「目的」を見失うと、
間違った問題発見・解決をしてしまう

★顧客の「目的」を深く考えることが、顧客ニーズの理解に繋がる
★「目的」をよく考えると、別の可決策が見えてくる
★数値目標の「目的」としての限界


●Position:いったい「だれにとって」の問題なのか
 - 立場軸を明らかにする

●Perspective:問題を俯瞰する
 - 領域の広がりを押さえる「空間軸」を考える

★東京から日本を見る、東京都のパースペクティブ
★パースペクティブを変えられない道路行政

パースペクティブ  perspective
(1)遠近法。透視画法。
(2)遠景。眺望。
(3)予想。見通し。視野。

東京都と道路行政を対比させると実感わきますよね。


●Period:「どの時点」での問題とするのか
- 「時間軸」を明らかにする

問題を捉える時間軸にズレがあると、問題は解決しない。

どのPもぜんぶ大事だなあと思います。

ちょっと順番は逆さになりますが、

そもそも私たちがうまく問題解決できないのは、
問題そのものを正しく認識できていないこと
だということがこの本を読むとよくわかります。

だからこそ、
「正しく問題認識するための心構えとスキル」
が必要だと思います。

■問題そのものを正しく認識できない理由

●『現状』を直視する目の曇り
●このままの『現状』が続くと将来の『現状』がどうなるかを、
客観視しようとしない」

読み進めると、
「人間がなぜ問題を直視しようとしないのか?」
ということへの深い洞察が得られます。

ちなみに、本書のアマゾンでの紹介文は、
土井氏(BBMの)が書かれています。

アマゾンでの現役時代に書かれたのかなあ、
流石、ビジネス書の目利き、カリスマバイヤーだなあという
名紹介文です。

問題発見プロフェッショナル―「構想力と分析力」
斎藤 嘉則
ダイヤモンド社

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