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あまいかほり

アメリカのお土産でいただいた
現在使用中のハンドソープ。
Cucumber Melon
Gentle Forming(失礼、Foamingでした。) Hand Soap
with Aloe Vera and Vitamin B5

(きゅうりめろん
優しく泡立つハンドソープ
アロエとビタミンB5入り)
これがすっごく甘い香りで、手を洗うと「メロンキャンディーのシロップに包まれちゃった~」
みたいなあま~い錯覚に陥りそうになる。
キューカンバーメロンというメロンがあるのかと思ったが、
パッケージの写真には、夕張メロンみたいなオレンジ色の果肉をしたメロンと
きゅうりが写っているし・・・野菜&果物ミックス石けんかしらね?

香りは、適度なもの、あるいは少し控えめぐらいが心地よい。
「わび・さび」を好しとする日本人は、特にほのかな香りをとても大切にしてきた。
季節の香りから、いろいろなイメージを膨らませ、歌に詠んだり
食に取り入れたり、形を変えてとても上手に表現してきた。
私が子供の頃は、風がその時々の季節のほのかな香りを運んでくれたが、
最近は相当注意して、鼻クンクンしていないと、なかなか感じることができない。

キューカンバーメロンの香りには、とうてい勝てない・・と思った。

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発想は大切!!


おかしな商品発見!!

パスタなのか、ケーブルなのか---ソリッドアライアンスは25日、
USBケーブル「ケーブルgaナポリタン」(USB2.0対応)を発売した。
価格は同社の直販サイト「SolidAlliance-store」で24,800円。
「ノスタルジーを掻立てる喫茶店ショーケースのナポリタン・サンプル」を、
「PC周辺機器の中で常に日陰の存在であるUSBケーブル」と融合させた。
(MYCOM PC WEBより)

ですって・・・

おかしなこと考える人っているんだ。
USBケーブルとナポリタンのコラボレーション?
でもPCの横にリアルなナポリタンに常駐されたのでは、ちょっと暑っ苦しいかも。
それになんだか口の周りがケチャップ色になっていやしないか、常に気になりそう。
でも日陰の存在のUSBケーブルに着目した優しさはえらい。



USBケーブル以外にも、たこ焼き、しゅうまい、にぎり鮨、エビフライなどの
USBメモリも発売中。(価格は8000円前後)
わが家のUSBソケットは縦に並んでいるから、たこ焼きとしゅうまい、同時には使えないわ。
間違えて、辛子や醤油をかけても保存したデータは消えたりしないんでしょうね。
蒸しちゃだめよね・・きっと・・・。

最後の極めつけは、親指USBメモリ。

欧米ではUSB メモリを一般的に“Thumb Drive(親指ドライブ)”と呼ぶんだそうで、
日本人には馴染みのない呼び方なので、欧米人とのコミュニケーションにおいて
支障をきたす場面がたびたび発生しているのだそうだ。

“Do you have your thumb drive today, Hiroshi”(今日USBメモリ持ってる、ひろし?)
“Thumb drive? What do you mean?”(親指がドライブって、ナンじゃそれ?)

みたいなことなんでしょうね。・・きっと。
そこで、ご親切にもリアルな実物大親指型USBメモリを作って、
日本人の脳みそに視覚的に「Thumb DriveはUSBメモリのことなんだ」ということを
焼き付けるくださるというわけです。
しかも「個人情報保護のために指紋は消してあります。」というコメント付き。

ながなが書きましたが、こんなおかしな発想を大切にする会社で働いてみたいと
真剣に思ったというのが、今日の感想でした。


爪切りメモリなんて、どうだろう。PCに差し込んだ状態で爪が切れたら、
これって便利よね。 発想は自由!! 発想は大切!!
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これなしでは・・・

娘達が高校の体育で使用していたハーフパンツ。
これが、ほんと着心地抜っ群!!
私的に言えば「マイホームウェア」
娘達的に言えば「ヤメテホシイウェア」
ナイスな主婦を気取っているつもり?なんだけど
このハーフパンツ姿を世間の方々に見られたら、
はぁ~?って思われそうで、ちと怖い。
娘二人から2着ずつ、計4着のお下がりストック有り。
棺おけには絶対入れてくれと今から頼んでいるけど、叶うかどうか・・・
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井真成物語



ずっと気になっている人・・・井真成。
阿倍仲麻呂と同期の遣唐使で、2004年10月にその墓誌が西安市内の工事現場で発見された
という記事を読んで以来、私の意識の糸のどこかに引っかかっている。
墓誌に記された内容から、いろいろな推測が生まれ、天国の井さんもきっとびっくりしているはず。

というわけで、

<<<勝手に井真成物語>>>
(ものすごいフィクションですが・・・)

私の日本名は、石井真成。
唐では、漢字三文字の名前が多いので、郷に入らば郷に従えといったわけで、
石井の石を省略して井真成と名乗っている。
阿倍君(阿倍仲麻呂)達と共に、それは大変な船旅の末、
なんとか唐にたどり着いて早や15年。月日がたつのは本当に早いものだ。
日本をたつときは19歳だった私も、すでに34歳。
唐の国の文化や制度は、日本とは比べものにならないほど進んでいて、
学ぶことは山のようにある。

玄宗皇帝は私をとても高く評価してくださる。ありがたいことだ。
楊貴妃さんはとても美人だ。玄宗皇帝が夢中になるのもよくわかる。
おっと、余談はここまで・・・
私が唐で学んだことを、いつか日本の国造りに役立てたいと願っている。

でも、異国の地・唐に居て思うのは、故郷に残してきた両親のことばかり。
元気にしているだろうか。
私の活躍を何とか伝えたいが、唐と日本、二国の間に横たわる大海が
それをさえぎってしまう。
すぐにでも祖国の地を踏んで、長い間の親不孝を詫びたい。しかし叶わぬ夢だ。
志はまだ半ばである。
日本へ帰ることが出来る時まで、日々精進したい。


井真成は残念ながら、唐の地で病に倒れ、36歳という若さで亡くなってしまった。
その死を悼んだ玄宗皇帝より尚衣奉御という官位を贈られたそうだ。

「天常哀茲遠方形既埋於異土魂庶帰於故郷」

墓誌に刻まれた漢字の羅列の中に、魂の重みを感じる。


大阪の藤井市は、「お帰りなさい、真成さん!やっと逢えましたね。」として研究会も設け、
井真成は藤井寺出身であると推測している。なんと「井真成饅頭」も売り出されている。
「素朴な味のお饅頭です。個別包装されているので、
2週間ほど日持ちがします。井真成のキャラクターの焼印が入っています。」
だそうな・・・ えっ?キャラクターって??? でも、ロマンの味がしそう。

西安の墓の下に眠る井真成さん、
あなたがどこの誰だとしても、私はあなたを心から誇りに思います。
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台風雑感

台風がくるたびに、祖父を思い出す。
祖父の名は熊三郎。
93歳という長寿だったので、その生涯でハレー彗星を2回見ることができたそうだ。

無口だったが好奇心はとにかく旺盛。
消防車のサイレンが鳴ると、真っ先に通りに出て様子をうかがい、
火元が近い時には着物(さすが明治の日本男児)の裾をたくし上げ、走って現場に駆けつけた。

台風の時は、どんなに風雨が激しくても、どんなに家族がやめろと言っても、
庭の真ん中に出て、傘をさしながらじ~っと天を仰いでいた。
たたきつける雨・風の中、天に向かって何を思っていたのか、今は知るすべもないが、
祖父の視線は、台風の雲のもっと上空、はるかかなたの天空にむいていたのではないかと、
この頃思うようになった。

私が身近に接した、最後の明治の人だった。


野口さんが無事に宇宙に旅立ちました。
天のはるか遠くにいる熊三郎おじいちゃん、見えますか?

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