巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

大田3安打3打点の大活躍

2012-09-02 10:25:16 | 巨人
巨人9-1DeNA


やってくれました
1軍昇格、即スタメン(7番ファースト)の大田泰士が3安打3打点の大活躍。期待の若手がようやく結果を出してくれた。
前日のブログで「野手の若手が伸び悩んでいる」と愚痴ったが、見事に見返してくれた。

高校通算65発。鳴り物入りで入団したがプロ入り後は苦しんだ。守備での不安が打撃にも影響したように思える。
何かを変えようと、オフには阿部のグアム自主トレに参加した。開幕1軍も手にしたが10日足らずで2軍落ち。
それまで「来た球を打つ」という本能で野球をしていたそうだが、バッテリーコーチ(おそらくカツノリだろう)から配球論を学び頭を使う野球を始めた。

野球は頭のスポーツ。それはID野球を掲げ、ヤクルトを優勝に導いたノムさんによって広く浸透し、今では当たり前になっている。巨人も今年から楽天でノムさんの下でヘッドコーチをしていた橋上を戦略コーチとして招いた。その的確な指示は選手からの信頼を得ている。
本来持っている、たぐい稀な打撃力に、プラス頭脳が加わったのだから活躍は必然だったのかもしれない。

高校の先輩でもある原監督は「(大田が)これだけはつらつと戦っている姿というのは、私の中でも夢にまで見ていた」と感激。一方で「4年目だから」とさらなる活躍も促した。一夜限りの打ち上げ花火では困る。おそらく今日もスタメンだろう。最低でも3打席はあるので、とにかくフルスイングしてほしい。当てに行くバッティングしたら即刻ベンチに下げてやる(といってもそんな権限はないけど)

大田の活躍に奮起したのか藤村もセンターオーバーのタイムリー3塁打。こちらも打撃覚醒?プラス・パワー増大?
相手の先発が左ということでこの日はスタメンを外れた松本も8回に代打で右中間を破る3塁打。「泰士が打っていたので、負けられませんでした」とライバル心を口にしている。
‘大田の活躍でさらなるチーム内競争=チーム力が上がる’
この上ない相乗効果だ。


それにしても原監督は言葉を上手く使う人である。この試合の前、太田に対し

人生を変えてみろ

と言って送り出したそうだ。熱血教師顔負けのセリフ。だが原監督が言うと‘臭さ’を感じない。
「もし野球選手になっていなかったら、学校の先生になりたかった」とかつて語っていた原監督らしいエピソードである。

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