黒鯛のキモチ Team BlackFighter OFFICIAL BLOG

こんなに想いを寄せても、、、釣れない黒鯛を追い続けている釣りバカ『TAGO』の独り言。

講釈155 ハリスを選ぶ ナイロンかフロロか?

2009年09月15日 | 講釈
ハリスに求められる各要素についてナイロンとフロロの相関は下記のとおりです

強度:フロロ≒ナイロン
結束強度:ナイロン>フロロ
摩擦(熱):ナイロン>フロロ
伸縮:ナイロン>フロロ
比重:フロロ>ナイロン
柔らかさ:ナイロン>フロロ
耐水性:フロロ>ナイロン
耐光性:フロロ>ナイロン


ナイロンが『ふやける』のに対し耐水性はほぼゼロ、耐光性も強いフロロカーボン。
屈折率が低いので水の中で目立たない。
また、ナイロンよりも比重が重いため、沈むのが速く、潮流の抵抗を受け難いという性質から近年のハリスの主流はフロロカーボンです。

オラは仕掛けに適度な張りを持たせる釣り方と自然に付け餌を浮遊させる釣り方の違いでフロロとナイロンを使い分けています。
なので、最近は釣具屋さんでナイロン製ハリスを探すのに苦労しています




釣りはイメージの世界だと思っています。
実際に海に潜って自分の仕掛けの状態をリアルタイムに見られるわけではありません。
釣り人の頭の中で作られた戦略どおり仕掛けが漂っているかの判断はウキや竿先で感じ取ります。
そして仕掛けにジンタンを打ったり取ったり、ハリやハリスを変えたり、ウキを交換したり色々なことをして情報を得て、よりイメージを広げ確かなものに近づけていけば釣果に繋がると思うのです。
このイメージの広がりこそが釣りの面白さだとオラは思っています



潮の流れがあまり強くない上越の日本海、、、「張って張って張りまくる」釣りはあまり必要ないと言うか、やりにくいとオラは思っています。
より自然にフカセる釣りの方がフィールド状態に合っているし、釣果も良いのではないかと日頃思っています。
だから、ハリスもナイロンを使う機会が多いのです




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