夢を見た。
僕が小学4年生、3番目の兄が中学1年
2番目の兄が中学3年生である。
実家の裏側80メートル辺りに旧国鉄、現在のJRが単線で走っていた。
その旧国鉄の線路沿いに自宅と反対側に急な岡があり、岡の上は田んぼが
ひろがっていた。 冬が近づく頃、岡は枯れた草で覆われていた。
イタズラ坊主3人組は何を血迷ったかマッチを持ちその枯れ草に火を放った。
その後は悪夢である。最初は小さな火が長い貨物列車の風に煽られ
瞬く間に燃え広がり恐ろしい勢いになったのである。
焦った3人は2番目の兄の号令で、上着を脱ぎ火に叩きつけて消そうと
懸命だった。 僕は火が怖いのと終わった後、夜には怒るであろう
父親の顔を思い浮かべながら、必死に火を消した。
暫く、しばらく、シバラクして火は消えた。
火は消えたのだがワルガキ3人組の努力で消えたわけではなく
唯単に燃えるものが無くなっただけだった。
それはそれでホッとした3人、並んで「消えてよかっなぁ!!」
とか言いながらお互いの顔を見た。
前髪は燃えて、睫毛も燃え、眉毛も眉頭だけ残して燃えて無くなり
ほとんど麻呂3人組状態になっていた。
火との格闘の緊張が解け互いの顔を見てこれでもかと大きな声で
笑った。 その後親父に大目玉を食らったのは言うまでもない。
僕が小学4年生、3番目の兄が中学1年
2番目の兄が中学3年生である。
実家の裏側80メートル辺りに旧国鉄、現在のJRが単線で走っていた。
その旧国鉄の線路沿いに自宅と反対側に急な岡があり、岡の上は田んぼが
ひろがっていた。 冬が近づく頃、岡は枯れた草で覆われていた。
イタズラ坊主3人組は何を血迷ったかマッチを持ちその枯れ草に火を放った。
その後は悪夢である。最初は小さな火が長い貨物列車の風に煽られ
瞬く間に燃え広がり恐ろしい勢いになったのである。
焦った3人は2番目の兄の号令で、上着を脱ぎ火に叩きつけて消そうと
懸命だった。 僕は火が怖いのと終わった後、夜には怒るであろう
父親の顔を思い浮かべながら、必死に火を消した。
暫く、しばらく、シバラクして火は消えた。
火は消えたのだがワルガキ3人組の努力で消えたわけではなく
唯単に燃えるものが無くなっただけだった。
それはそれでホッとした3人、並んで「消えてよかっなぁ!!」
とか言いながらお互いの顔を見た。
前髪は燃えて、睫毛も燃え、眉毛も眉頭だけ残して燃えて無くなり
ほとんど麻呂3人組状態になっていた。
火との格闘の緊張が解け互いの顔を見てこれでもかと大きな声で
笑った。 その後親父に大目玉を食らったのは言うまでもない。