ダーリン三浦の愛の花園

音楽や映画など徒然なるままに書いてゆきます。

明日のためにその52-シベールの日曜日

2012年09月23日 | ヨーロッパ映画
ただただ純粋な愛。

大人になってしまうとどうしても感性が鈍り、つまらないことにばかり興味を惹かれるようになる。
映画や音楽など若い時期に感性を磨いておかないと年齢を積み重ねるごとに良いそれらに感動できなくなってくる。
若い時期はとても大事である。
今回紹介する映画は「シベールの日曜日」50年前に作られたモノクロのフランス映画である。
物語は記憶喪失になった主人公が或る日駅で少女と出会う。
その少女は寄宿学校へ父親に連れて行かれる途中であった。
何故か少女に興味を持った主人公は二人の後を追跡し、寄宿学校の場所を知ることになる。
ある事からその少女は両親に捨てられ寄宿学校に入学させられたということを主人公は知ることになる。
主人公は父親を装い、日曜日に少女に会いに行く。
少女は主人公を慕いそれから毎週日曜日に二人は湖のほとりで遊ぶことになるのだが......
この映画はまさに純愛の美しさを描いている、そして純真無垢な二人の行動をしっかり描いている。
しかし悲しい結末に胸が張り裂けそうになったのは私だけではあるまい。
1962年製作、監督セルズ・ブールギニョン、117分、モノクロ
ベネチア映画祭特別表彰、アカデミー賞外国語映画賞受賞。

明日のためにその51-アヴェンジャーズ

2012年09月20日 | 映画
ヒーロー集結。

長らくブログの更新を怠ってしまいました。
最初にお詫びします。
先週久しぶりに映画館へ行った。
どうしても観ておきたい映画があったのだ。
マーヴェルコミックスのヒーローが一同に会し活躍する映画である。
アヴェンジャーズ。
前評判が高かったのでこの題名を聞かれたことのある方も多いと思う。
製作国のアメリカをはじめ、世界各国でヒットした映画である。
私は映画も音楽もノンジャンルで接するのである。
今までご紹介した映画とは今回の映画は趣向が違う。
しかしどんなジャンルの映画でも傑作は傑作なのである。
しかしこのアヴェンジャーズはちょっと私の期待にはずれた。
各ヒーローの見せ場はある程度作ってあるのだが全体的にまとまりがない。
映画を観終わったときの爽快感がたりないのである。
しかし既にこの作品も続編の製作が決定しいるらしい。
過去にも豪華なキャスティングで作られた映画はいくつもある。
そのほとんど全てがやはり映画として未完成の粋をでていない。
やはり映画の主役は少ないほうが良いようである。
蛇足だが以前アクションスターの豪華競演で話題をよんだ「エクスペンダブルズ」も既に続編が完成し、日本でも来月公開するらしい。
私がこの映画を観に行くかはまだ定かではない。