シカゴ生活

旦那さんのMBA留学のためシカゴに来ましたが自らもビジネススクールの学生生活をスタート♪シカゴの生活や観光名所をご紹介。

■コールドコール

2005年11月29日 | 学校生活
昨日から学校の授業も再開。勿論ドラえもんも出来杉君も現れなかったので未だに宿題が山積み状態。トホホ。

何とか今日の授業『Organizational Behavior』のため、事前にケースも読んで宿題の質問を解答して授業にのぞんだのですが、全然関係ないところで2回もコールドコール。。。もうがっかり。

この『コールドコール』、要は授業中に突然当てられることなのですが、我がビジネススクールには留学生(というか白人以外)が殆どいないので、何かと狙われるのです。トホホ。

幸い、これまでも質問されている意味がわからなかったことはないのですが、突っ込んだ解答がどうしても出来ない。理由は、①英語の表現力の問題。②言葉を選んでしまう。③自分の意見を公然と述べるのに躊躇する。っていうとこかなぁ。まさに日本人の多くがぶつかる問題に直面しているわけです。

以前勤めていた会社では、私はどちらかというと『意見をはっきり言う人』にカテゴライズされていたと思うのですが、やっぱり日本人なもんで、自分の意見をどうやって言うべきか瞬時に考えてしまうのです。でもアメリカの学校では、皆な思ったことは何でも口に出す文化なもんで、必要な意見かどうか、あるいは適切な発言かどうかはあまり気にしないんですよね。皆さん。

ということで、英語力の問題だけでなく、自分の殻を破れるかという問題もあるみたい。どうしたもんでしょうね。

(写真:流れ星。少しはちゃんと発言出来るようになります様に。)
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■うげげ。

2005年11月27日 | 学校生活
このThanksgivingの休暇中、たっぷり思いっきり遊びました。

ということで当然ながら学校の宿題も終わっていないし、テキストも殆ど手付かず。ぐうぅ。

なもんで本日は一日中部屋に引きこもって勉強。もちろんまだ終わってない。多分、明日にも終わらない。トホホ。

頑張って続きをします。ドラえもんが助けに来てくれないかなぁ。

(写真:セントチャールズのお店にて。)
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■The excursion to St.Louis(St. Louis篇)

2005年11月26日 | 旅行する
今回の旅行で初めて気が付いたのですが、かの『地球の歩き方・アメリカ』の表紙って、セントルイスだったんですよ。

この写真のゲートウェイ・アーチをモチーフにしたイラストが表紙になっているんですね。

このセントルイスは元はフランスの領土として毛皮の取引のために1764年に開かれた都市で、St.Louisの名は、ルイ9世にちなんで命名され、1803年、ミシシッピ川流域から西部に至る広大な領土であったフランス領ルイジアナが財政上の理由でアメリカ合衆国売り渡されたことにより、このセントルイスは西部開拓の前進基地の役割を果たすことになったんですね。

その後、ミズーリ川とミシシッピ川の水運を生かした水上交通の要衝として発展。1904年にはアメリカ大陸では初のセントルイスオリンピックと万国博覧会が開催される等して栄えたものの、昨今は市街地老朽化と産業不振による治安の悪化が社会問題となっている、人口約35万人の都市なのです。

ちなみにこのゲートウェイ・アーチ(高さ192m)、西部開拓時代の東部から西部への窓口となった象徴として記念に建てられたもので、地球の歩き方の表紙に選ばれたのは、そういう意味があったのかも知れませんね。

で、このセントルイス、ゲートの辺り等、少しダウンタウンを周ったのですが、確かにあまり治安が良いとは言えない雰囲気。華やかなミシシッピ川のリバー・ボートやトム・ソーヤの街のイメージを持っていただけに、何だかちょっと淋しい気がしますね。

(写真:ゲートウェイ・アーチ)
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■The excursion to St.Louis(St.Charles篇)

2005年11月26日 | 旅行する
昨日Y夫人から「セントルイス近郊にとてもステキな町があるよ。」と教えてもらい、朝一番に出かけて行きました。

この町St.Charles(セントチャールズ)は、ミズーリの州都だったところで、現在は歴史的な文化財を保護しながら、かわいいお店が連なる通りもある観光地の様で、メインストリートでは歩いているだけでウキウキです。

教えてもらったスパイスのお店で珍しいかぼちゃフレーバーのコーヒーやアップルシナモンスパイス等を購入したり、かわいいおばあちゃんが店番をしているお店で手作りのクッキーを計量売りで買ったり。気分はもうメルヘン~。

またこの町は、我々が妙に関心を持っている『ルイス・クラーク探検隊』にとっても意味のある町だったんですね。

この『ルイス・クラーク探検隊』、日本では全く知られていませんが、アメリカでは有名な歴史上の人物。ルイジアナをフランスから買収したジェファーソン大統領の命によって、大統領秘書であったメリウェザ=ルイスとその友人ウィリアム=クラークが、1804~1806年にかけて、山々を横断しながら未開の地であるルイジアナ地域(ミシシッピ川以西)の調査を行ったんですね。この成果により大西部開拓時代が始まった、アメリカにとっては初めての大陸横断の探検隊だったのです。

そのルイスとクラークはセントルイスから旅を始めたのですが、先に出発していたルイスに招聘されたクラークが、探検隊に追い付いたのがこのセントチャールズだったそうなのです。

ということで、ルイス・クラークとそして一緒に探検したわんちゃんの銅像にもご対面~。この地を発ってから、我々が夏に行ったグレイシャー国立公園やイエローストーン国立公園付近の険しい山々を越え、オレゴンに達した探検隊。いやいや本当、大変なことですよね。

『The excursion to St.Louis』次号に続く。

(写真:ルイスとクラークとわんこの銅像。)
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■The excursion to St.Louis(アンティーキング篇)

2005年11月26日 | 旅行する
アメリカのドライブ旅行の楽しみの一つはアンティーキング。

たまたま通った道沿いにアンティークショップの看板を見付けて立ち寄ったり、観光案内やホテルでチラシを見付けて出かけてみたり。そんな偶然の出会いがまた楽しみでもあります。

今回の小旅行、シカゴとセントルイスを往復するとゆうに1000km以上もあったもんで、道すがらかなりの数のアンティークショップの看板を見付けました。

しか~し、kenちゃんはアンティークにも私のアンティークの買い物に付き合うのも全く興味がないもんで、今回立ち寄ったのは2箇所のみ。ひとつはセントルイス郊外のアンティークモール、もう一箇所はセントルイス市内にあるアンティークショップの集まるCherokee St。

今回の戦利品は、今集めているファイヤーキングのジェダイのDハンドルカップやオールドパイレックスのレフケース、スワンキーグラス等々。それにしても、どのお店も欲しいものだらけ。お財布と相談しながらどれを買おうか悩むくらい。

Cherokee St.はかなり怖い地域にあったので、この通りに車から降りるのを少し躊躇したくらいだったのですが、途中からそれも忘れるくらいアンティーキングに夢中になってしまったのでした。

その間、kenちゃんは何してたかですか???「はよしてなぁ~。」と、50回位連発しとりました。ははは。。。

『The excursion to St.Louis』次号に続く。

(写真:Cherokee St.のお店。ディスプレイもステキです。)
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■The excursion to St.Louis(しゃべり明かした一夜篇)

2005年11月25日 | 旅行する
カホキア遺跡を後にして目指すはセントルイス。このカホキア遺跡はイリノイ州に位置するものの、お隣のミズーリ州のセントルイスとは目と鼻の先。ということでセントルイス郊外に住むkenちゃんのお友達のY夫妻を訪ねました。

kenちゃんとご主人とはMBAの受験仲間で現在はセントルイスにある名門校に通われているのですが、kenちゃんとは大学の学部まで同じという間柄。しかもご夫婦揃って関西人ということで話も大いに盛り上がり楽しい一夜となりました♪

まずは郊外にある『p.f. Chang』というおしゃれなチャイニーズレストランで腹ごしらえ。中華料理といえば、普段はシカゴのチャイナタウンのちょっと薄汚れたお店しか行かないので、かなり新鮮。しかもすっかりご馳走になってしまったのでした。

食事の後はY夫妻のお宅にお邪魔させて頂いたのですが、これが超ステキなおうち☆閑静なタウンハウスで室内はアメリカの家らしく高い天井に洒落たシャンデリアあり、暖炉あり。我々の住む無味乾燥とした高層アパートとは随分違い、kenちゃんと2人、モデルハウスを見に来た家族みたいに大騒ぎ。あ~、羨ましいですぅ。

実はこの晩の主役はY夫人。我々2人、Y夫人とお会いするのは初めてだったのですが、かなり強烈なキャラの持ち主だったのです(笑)。

強烈というものの、このY夫人は見た目もかわいいかなりの癒し系。にも関わらず口を開くと必ず周りの笑いをとる、まさに大阪人のかがみ(?)の様な女性。知性派のご主人とは最強コンビでお2人と話しているとすっかり時間を忘れ、深夜までしゃべり続けてしまったのでした。

いやいや、カホキア遺跡はショボかったですが、わざわざセントルイスまで来た甲斐がありました。本当、超楽しかった。

『The excursion to St.Louis篇』次号に続く。
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■The excursion to St.Louis(カホキア遺跡篇)

2005年11月25日 | 旅行する
Thanksgivingの休暇を利用して、Cahokia(カホキア遺跡)とSt.Louis(セントルイス)に1泊2日の小旅行へ行って来ました。

6月にグレイシャー・イエローストーンの両国立公園(世界遺産)に行って以来、すっかり世界遺産とインディアンの歴史に魅了されてしまった我々。次の大きな休みには是非行ってみたかったのが、インディアンの残した世界遺産であるカホキア遺跡だったんですね。

世界遺産マップで見付けたこのカホキア遺跡、我々の住むイリノイ州にありながら、話を聞いたこともなく、シカゴ生まれの人に聞いても「???」だったもんで、どんな遺跡が残っているのか殆ど情報もないままの出発。同じ州内といえども、シカゴからは大阪~東京間位の距離なもんで4時間半のドライブとなりました。

シカゴを出て30分もすると、まわりはすっかり穀倉地帯。行けども行けども平原が続きます。

そしてようやく到着したカホキア遺跡は、、、。ショボ。

アメリカにヨーロッパから人が入る前は10,000~20,000の人口を誇り、現在のアメリカ・カナダの地域では最大の都市だったそうですが、現在は小高い台地が幾つか残るだけだったんですね。ビジターセンターでは発掘物や紹介フィルムや当時のインディアンの生活を再現したもの等も展示してありましたが、正直、ちょっと期待ハズレ。だからシカゴの人もみんな知らなかったのね。

それにしても何故にこの遺跡が世界遺産なのか、とりあえずそれが気になる。インディアンの謎より、その世界遺産の謎のほうが気になったのでした。う~ん。

『The excursion to St.Louis』次号に続く。

(写真:カホキア遺跡の台地。神殿の様な場所だったそうです。)
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■伝統的なサンクスギビング

2005年11月24日 | 友達
本日アメリカはThanksgiving(サンクスギビング・感謝祭)。全国的な国民の休日で4連休となります。

サンクスギビングは会社もお店もアメリカ中殆どお休み。基本的には、皆な家族で集まり、七面鳥料理の夕食を食べるのが慣わしなのです。

今年の我々のサンクスギビングの過ごし方は、お昼にシカゴ大学主催のサンクスギビングランチに顔を出し、夕方からはアメリカ人の友達の家で夕食をご馳走になりました♪

シカゴ大学のランチは、インターナショナルの学生たちに、アメリカのサンクスギビングを楽しんでもらおうという企画。夫婦ぐるみで仲良しのご夫妻や知り合いもそこそこ来ていたのでビュッフェをつつきながらしばし皆でおしゃべり。話もかなり盛り上がり結構楽しいイベントでした。

その後はアメリカ人の友達ミリアムの家で、伝統的なアメリカのサンクスギビングを経験。彼女がご両親と弟さんと妹さんと住む家に私とkenちゃんも招待してくれたんですね。

とっても明るいお父さんとお料理上手のお母さんが笑顔で迎えてくれ、七面鳥、マッシュポテト、インゲン豆のカセロール焼、スクワッシュ、クランベリーソース、グレービーソース、パンプキンパイ、フルーツケーキ等々物凄い量のお料理でもてなしてくれました。どれも本当に美味しかった。中には日本人には全然馴染みのないお料理もあったのですが、出された物全てがアメリカの伝統的なサンクスギビングのお料理だそう。

食事の後も、ミリアム考案のサンクスギビング七面鳥ゲームをしたり、皆でアメリカの文化や歴史の話をしたり。我々にとっては初めてのアメリカの家庭のサンクスギビング。そしてこんなステキなサンクスギビングをプレゼントしてくれたミリアムに、そして気持ちのこもったおもてなしをしてくれたご家族に心から感謝なのでした。

Happy holidays to you!

(写真:七面鳥ゲームに没頭中です。)
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■シカゴ的五十日の日

2005年11月23日 | 遊ぶ
朝起きると雪が積もってました。昨晩道路で除雪車を見かけたけど、このためだったのね。

ということでなんだか寒い朝だったのですが、友達と一緒にランチに行くことにしました。

Thanksgivingの前日のせいか、街はどこも結構渋滞と人ごみ。なんだか五十日(ごとび)を思い出すなぁ。ここでちょっと、大阪文化豆知識講座。

五十日(ごとび):
昔関西では、5日や10日等、5と10の付く日に売買決済をする特有の商習慣があったため、この日は街が渋滞しました。このことから、これらの日をこう呼んでいます。ちなみに決済が銀行経由になった今でも、大阪は五十日に渋滞がおこるので要注意なのです。

と、五十日はさておき、今日は大阪弁解禁日。友達は大阪のド近所さんなもんでまたもや大阪弁が炸裂。大阪弁だと、「よくしゃべったぁ。」という気分になるからホンマ不思議。友達は仕事が残っているというのに引きづりまわしてしまい、結局夕方までたっぷりおしゃべりして帰って来たのでした。

晩はkenちゃんについて、GSBのロシア人軍団のパーティーに顔を出しました。

「ひょっとしてビロシキ、ペリニキ、ボルシチ、キャビアも食べ放題???」と、食べ物にはかなり期待して行ったのですが、意外とあっさり。でも、kenちゃんのお友達に勧められて食べたイクラのクレープ包みはかなりいけてました。う~ん、やみつきになりそうっ。今度ロシアレストランに食べに行きたいな。

(写真:cafeもすっかりクリスマスの装いです。)
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■シカゴ観光ツアー

2005年11月22日 | シカゴ
Thanksgivingの休日のため、今週一杯は学校もお休み。kenちゃんも私も学校の勉強もたまってるもんで旅行には行かず、ちょこちょこ近場での予定を入れとります。

ということで、朝一番はkenちゃんの学校のイベントでChicago Mercantile Exchange(cme/シカゴ商業取引所)の見学。

このcmeは全米一、世界で4番目の規模の先物取引所。1898年『The Chicago Butter and Egg Boad』として設立したのですが、当時は酪農製品を中心に取引されていたとのこと。その後1919年『Chicago Mercantile Exchange』に改称し、バター、肉類等の乳製品以外にも、外国通貨、金利等の金融商品の先物オプションが上場。ちなみに世界で初めて先物取引が始まったのは1948年設立の大阪北浜の先物取引所だそうです。

館内の展示コーナーと取引の様子を見学させてもらった後1時間程の説明を受けたのですが、取引の見学は一般公開していないそう。ということで、なかなか貴重な体験をさせてもらったんですね。

cme見学後は真っ直ぐ家に帰るつもりだったけど、よくよく考えると、今日は火曜日。シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)のFord Free Tuesday(無料開放日)だったんですね。ということで、ひとりで美術館見学。

美術館に来るのはかなり久しぶり。大好きなルノアールの絵は何度見ても飽きないし、何度か来ていると新たな発見が結構あるもの。今回はフランク・ロイド・ライトの作品が数箇所に点在していることに気付き、ロビーハウスのボランティアガイドの参考になりそうなことをチェック。そしてのんびりステキな絵や芸術に触れることが出来ました。

夕方まで美術館をたっぷり堪能した後はまたkenちゃんと合流。次はシカゴ交響楽団(CSO)のコンサート。学割が使えるので2人で$30(3000円強)。有難い。有難い。

ということで、一日たっぷりシカゴ観光をしたのですが、かかったお金はCSOのコンサート代$30(2人分)のみ。シカゴに住んで良かったなとしみじみ思う一方、日本も、あらゆる人に文化に触れる機会を与えるアメリカのシステムを是非見習って欲しもんですね。

(写真:スーラーの『グランドジャット島の日曜日の午後』寄贈者の要望により門外不出の作品です。)
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