あの、外山恒一氏の選挙ポスターです。
読んでみると、『団結して「応戦」する』だの、『反撃していくために「作戦会議」を始めよう』だの、なんだかとっても楽しそうです。
選挙期間中の為、全文掲載はダメだと思うので関係なさそうなトコをちょっとだけ。
引用開始~
私が獲得する票が多ければ多いほど、私ですらビビってしまうのですから、奴ら多数派はなおのこと恐怖のズンドコに突き落とされるのは間違いありません。当選するかしないかは二の次です。たとえ当選しなくても、一票でも私の得票が多ければ、奴ら多数派はそのぶんだけ慌てふためくのです。
中略
私たち少数派にとってはバカバカしいかぎりの選挙という制度(多数決で決めれば多数派が勝つに決まってます)において、「一票の重み」など嘘八百もいいとこです。誰が当選しようが落選しようが、奴ら多数派の支配はこれっぽっちもゆるがないからです。しかし、今回の私のような立候補のしかたとなると話は変わってきます。当選しようがしまいが、その一票は奴ら多数派を心の底から動揺させる「重み」を持ってしまうのです。ざまあみろであります。
どうせ選挙では何も変わらないのです。
選挙ではとりあえず奴ら多数派に一泡ふかせておいて、私たち少数派は、議会などというクソみたいなもんの外で団結を開始し、奴ら多数派を本格的にギャフンと云わせる、政府転覆の恐ろしい陰謀を、着々と進めていこうではありませんか。
~引用終了
文中の太字はポスターによります。
なんでしょう、この支離滅裂な自己満足的文章は…。
これじゃ慌てふためいてあげないと、泣いちゃうかもしれませんね。
うん、たしかに反抗期の子供みたいです。
外山氏の政見放送を見ていないかたは↓へ
フテキセツなブログで【都知事選】外山恒一氏が飛ばしてる件について【極左】というエントリに紹介されています。
左翼かどうかは分かりませんが、この文章は左翼的ですね。
人を欺けない子どもっぽい感じはします。永遠に政府転覆は不可能ですね。
テレビでの演説を注目してみましょう。話し方も同じ調子でしょうか?
政見放送は、mizoさんちで見ることが出来ます。
本文を修正してリンクを入れておきますので、ぜひ見てみてください。
何か飲みながら見るのはやめといたほうがいいかも。
「政府転覆」はあくまでも手段ですよね。
そこが多少気になるところだが。
日本中のブロガーがこの御仁の事をネタとして取り上げていますが、売名目的で立候補したと思われる外山氏の思うつぼなのが、何かとても癪ですわw
ポスターの内容は、かつて投獄されたからか警察という組織へのウラミがつらつらと書いてあるだけです。
高沢皓司さんの『宿命-「よど号」亡命者たちの秘密工作』という本には、どういう経緯で事件を起こしたかが日本赤軍のメンバーとの話を織り交ぜて書いてあります。
この本を読んで驚いたのは、私が思っていたより単純な思考と作戦で、よど号事件を起こしたということ。
それを考えると外山氏も集まるメンバーによっては、ごく危険な人となりうるかもしれないと思いはじめています。
いずれにしても外山氏は自身で考えていたよりも十分に目的を果たしているでしょうねぇ。
MOCO Videoなんかでは、「衝撃の候補者 外山恒一祭り」なんていうのやってましたし。
はい、全然おつけいです
ホント、2時間もかけて...僕ってなんて、バカなんだろう...
こちら↓
http://okajima.air-nifty.com/b/2007/03/post_7f03.html
おっしゃるように、一歩間違えばということもありますよね。
オウムだってそうですもん。