【アレックスもウェリントンも来日初の勝利のダンスを上手に踊っていました。】
J1リーグ後半戦のスタートは、「歓喜の逆転勝ち!」
31日、我らがベルマーレは敵地等々力で神奈川ダービー、フロンターレと戦った。
新加入の二人とキリノと併せてブラジル人トリオがスタメン出場とあって、
試合前から大きな期待で胸を膨らませていた。
魅せてくれましたね~。
GKのアレックス・サンターナ選手、23歳。
見るからに「ゴールを守る重戦車」って言う感じで存在感抜群。
フロンターレの重厚な攻めからゴールマウス枠内に飛んでくるシュートを
次から次へとキャッチングやパンチングでかわした。
ゴールを割らせない落ち着きのあるプレーにベルサポは拍手と歓声の連続だった。
極めつけは、これ。⇓⇓
後半44分、PKを得たフロンターレのキッカーは大久保嘉人、31歳。
これが決まれば、同点に追いつかれる場面。大きく両手を広げた後、左右に身体を振り(アレックスダンス?)ストライカーの動揺を促がす。打った瞬間、アレックスは右に飛び大久保は左に蹴った。決められた~、と思ったがボールは左ポストに当たってゴールならず。
大久保は蹴る前に思っていたのかも知れない。それまでの数多くのスーパーセーブから、
(こいつだとゴールが狭く感じる!)
そんなアレックスの威圧感が一点を守ってくれたんじゃないかと、後で感じたりもした。
まだ、日本に来て一試合だけなので何とも言い難いが、反応も良し・フィードも良しなので、
今後に大きく期待できる選手であることは間違い無いと思う。
それと、もう一人は、FWのウェリントン選手、25歳。
プロ入りして7年目。ブラジルやドイツ、オランダなどでプレーして日本でのプレーは初めて。
先日のマレーシア代表との練習試合ではキリノとの連携からゴールも決めていたので、期待していたのだが、この日は川崎DFのマークがきつくてシュートまで行く機会が少なかった。
画像の交代前に打ったこのシュート一本だけだったが、力強くて枠を捉えていたので
チャンスを多く作りだせば点取り屋となって活躍してくれる筈だ。
キリノも魅せてくれた。
ウェリントンが1トップに入ったのでキリノはシャドーの位置で攻守に献身的に走り続けた。
後半20分頃、自陣で相手ボールを奪うとドリブルと高山薫とのワンツーで攻め上がり、
薫が走り込んで来たゴール前にマイナスのラストパス⇓⇓
薫は胸で押し込むだけでよかった。(with hand!?)
これが逆転弾となり、甲府戦に続きアウェイ2戦連続の勝利
そうそう、同点弾の遠藤航を忘れてはいけない。
前半を0-1で折り返し、迎えた後半の11分。
キャプテン永木亮太のこの試合初めてのCKから、ファーサイドにいた航が稲本潤一の前に走り込んで
(これがヘディングシュートのお手本や~)
と言わんばかりの叩きつける見事なゴールだった。
昨年はキャップテンマークを巻き、7得点(内PKが4つで3つがセットプレーから得点と記憶)挙げた遠藤航、今季はケガで出場できたのが7月に入ってから。この試合で3試合目だ。ファーでもニアでも彼の得点能力は優れているのでこれからの後半戦が面白くなってくる。
そう言えば、キリノが入って来たのがやっぱりこの時期、昨年の7月。
後半28試合で7得点を挙げ、昇格請負人の仕事を見事に果たしてくれた。
今年は、ウェリントンとアレックスとが、「残留請負人」としての活躍をしてくれる事を願いたい。
ブラジルトリオと韓国代表と若き湘南戦士達が上手に噛み合うようになれば
向かう所、敵なし。と言うかバリエーションはかなり増える筈。
強豪相手に新たなメニューを加え湘南らしさを忘れずに戦う後半戦。とっても楽しみだ。
一試合も見逃さないで現地で応援することにしましょう。
おまけ:この日、アウェイゴール裏で歓喜したベルサポ数は、1,301人でした。(HT時調べ)
この日は鳥肌がたつ程の歓喜でした
後半戦、面白くなりますよ~!!
また一緒に応援しましょうネ(^_^)V