ミディ・ピレネー地方から帰国して約1ヶ月が過ぎました
帰国後ご近所の訃報を知り、その後、家族との山歩きなど、天候と同じようにバタバタと
さて、これからフランスとスペインの国境に横たわるピレネー山脈の山歩きを書き進めて行きます
※決してアルピニスト的登山ではなく、ほとんどの方は観光目的山登り参加
想像を超える静かな大自然は、有史以来何も変わることなくどっしり構えていました
宿泊は、日本人がよく利用している山小屋風ホテル「マルボレ*」に2泊しました
*ホテル名は標高3253mのマルボレ
日本語をカタ・コトとしゃべり、素敵なフランスマダムのサービスと、お料理担当オーナーシェフ
お食事は楽しく賑やかで素敵な時間でした
下のフォトは、ピック・ドゥ・ミディからホテルに到着後、周辺のお散歩です
登山用 スポーツ店に貼っていたピレネーの動物ポスターより
ピレネーシャモア ・マーモット・ヒグマ(絶滅危惧種)・ ヒゲワシ(絶滅危惧種)・右下の鳥名はライチョウの雄
他にノロジカ・アカキツネ・イノシシ・ロイヤルフクロウ・ピレネーデスマン、イヌワシ・アカトビ・シロエリハゲワシ等、
特に絶滅危惧種の猛禽類は、自然保護観察員によって見守られピレネー山脈で生息地しています
※ ピレネーアイベックスは、懸命な保護活動もむなしく2000年1月に最後の個体が死亡した(絶滅)
<ピレネー山脈しか生息しない固有種>
手前はレストラン、隣の(何でも売っているコンビニ風)果物屋で
チェリー・リンゴなど量り売りで大袋に入れて300円位で買いました
大粒チェリーはハイキングに持参しましたよ(*^_^*)
ホテルに戻る道すがらに咲いていた花たち、さすがにピレネー山麓
Rosa pendulinaローザ・ペンドゥリナ
バラ科
ティムス・ポリトゥリクス(Thymus polytrichus)
イブキジャコウソウ/ハナハッカ属
Scabiosa lucidaスカビオサ・ルキダ/-columbaria/コルムバリア(Scabiosa)
スイカズラ科(Dipsacaceae)(マツムシソウ科) マツムシソウ属
シレネ・ブルガリス(Silene vulgaris)
ナデシコ科(Caryophyllaceae)マンテマ属
花弁は虫に食べられたのでしょうか?
オドリコソウのような頭?
写真はピンボケだけれど、今まで日本で何度も撮った日本の帰化植物を見つけました
ハキダメギク キク科コゴメギク属
ホテルに戻って来ました
フランスでは必ずホテル公認の 標識を掲げています
ラウンジにて
通常 廊下は真っ黒!節電をしています、壁のボタンを押し電気をつけるが数秒で消えます
日本でも3.11後は会社は薄明るい部屋で節電していましたよね
みさみさも一緒( ◠‿◠ )
問題ないけれど 窮屈なバス・トイレでした
レストランでお食事
まず、飲み物オーダー、(日本語のメニュー)
当時のレート1€=127円
ご覧のようにアルコール類よりミネラルウォーターが高いでしょ
思ったこと、フランスではケーキの盛り付けは下フォト
日本ではバランスよく横に置きますね、(どうでもいい話ですが、これで2軒目)
友人はサングリアを注文
レストランのドアを開けていたので ↓ がブンブン飛んでいます
日本人が過敏なのかもしれませんが
案外、(フランス)は気にしないみたいです
周りに牧畜舎は見えなかったのですが、自然のままっていう感じですね
(そうそう雲取山でもそうでした(-.-)慣れっこになって気にしないんですね)
ゴープ湖ハイキング後、初めての本降りの雨が降りました
フロント
ロビー
アカキツネの剥製 ↑ ↓
バーカウンター
ローランの裂け目(Brèche de Roland)
(スペイン・フランスの国境)
部屋からの風景
朝食です
果物とヨーグルトを
コーヒー&ホットミルク
カップに注いで~
次の日の夕食
朝食
フランスのTV 朝の「モーニングショー」?
ガヴァルニー 大渓谷に行く前に朝食後、散策しました
この情報は朝食時に、見晴らしいい場所があると教えてもらって
ホテル横から
ホテルの下は、渓谷でした
左折すると 小高い丘に来ました
Rhinanthus glacialisリナントゥス・グラキアリス
ハマウツボ科<旧分類=ゴマノハグサ科> オクエゾガラガラ属
に載っているユリだと思うのですが?
リリウム・マルタゴン(Lilium martagon)
ユリ科(Liliacees) ユリ属Lilium
日本で言う、 セイヨウマツムシソウですね
昨晩の雨も完全にやみ、明るい朝の陽ざしです
見えているのはガヴァルニー大渓谷の山々
馬が山から下りて来ました
スーッと伸びた蕾は?ヒガンバナ科(Amaryllidaceae) ネギ属?
<追記:2019.6.15>
まったく無知でした訂正致します(*_*)
フトエバラモンギク キク科バラモンジン属 (Tragopogon dubius)
信州自由人さまblogより参照 バラモンジン属花盛り
☆ 日本で帰化植物と呼ばれる草花を、数点、原産地で見つけることができました
こちらもハイキングコースのようですね
↓
ホテルの近くの細道を下り、20分位の散策でした
これからガヴァルニー大渓谷へハイキングに行きます
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