20110503 ‐La voix de mon coeur‐

好きなことや趣味のこと、日常のちいさなことやそのとき感じたことを綴っています。

スペイン・ポルトガル旅行 その6 ポルトガル・リスボン市街地

2013-02-24 | 旅行


写真はポルトガルの地下鉄の路線図です。
日本の3大都市の路線に比べてかなりシンブルですよね。


リスボンはそんなに大きな都市ではないですが、大西洋と坂に囲まれたとてもきれいな街でした。

日本でいうと横浜とか長崎(よりは少し都会だけれども)っていう感じかな。

古く、クラシックで美しい街並みがたくさんあり、情緒的な雰囲気も残っています。

ですが、日本に住んでいる方で、
「絶対東京か大阪じゃないと嫌!だってほかの都市は田舎で退屈だもん」
という方には旅行はお勧めできない街です。

リスボンはそれでもヨーロッパの主要都市の1つですが、そんなに大きな都市はせいぜいパリかロンドンしかありません。

大体、東京の様ななんでもあり、お店も、ごちゃごちゃしたレジャーランドもあって自分が何もしなくても毎日退屈しない街なんて、世界中何処を探してもありませんしね。


日本の日常を少し忘れて、ゆったりのんびりしたり、

自分のいつも通りの価値観には無い、色々な物珍しい物や人々を見て触れ合って・・・
わくわく出来たり、創造出来たりする様な方には非常に楽しめる街だと思います。




こちらは「サンタジュスタのエレベーター」です。
リスボンの観光名所の一つですね。
リスボンはビジネス街でも4~5階建てくらいの建物が多く、あまり高い建物がないのですが、ここはすごい行列になっていました。



こちらも先日の日記で掲載したトラム。
同じ車種ではないので、おそらく路線が違いますね。

リスボンの街はこういった小さなトラムが沢山、街を縦横無尽に走っています。
坂がとても多い街なので、市民にとっては無くてはならない足なのでしょうね。

トラムの後ろの建物は教会です。

こちらの教会の周りは物乞いの方でいっぱいでした・・・。
(ビジネスでやっている方も多そうですがね・・)
声をかけられても無視する事を推奨します。後で大変なことになりますので。



こちらは当日に頂いたランチセット。

ポルトガルも日本と同じように、セットランチが豊富です。
日本食が恋しくなってきた私は迷わずリゾットセットを選びました。

白身魚の様なものが入っているのですが、(多分タラ?)
お味はあまり・・・。普通って感じです。

スペインに比べてポルトは味付けが薄目でしたね。


次はリスボンで見つけた面白いものの記事を掲載します。






スペイン・ポルトガル旅行 その5 ついにポルトガルへ

2013-02-23 | 旅行
そして、翌朝の早朝(6時か7時位だったかな)私を乗せた夜行列車はついにポルトガルに到着しました。

ポルトガルの首都・リスボンにある「サンタ・アボローニア駅」という国際線発着駅です。


(インターネットからの参考画像です)

こちらの写真は撮っていません。
というか、カメラを向けられませんでした。

ジプシーの子沢山家族が(こっそりどこからか忍び込んで)ホームで寝泊まりしていたり。
(駅員さんが来るまでにぞろぞろ逃げて、何処かへ行ってしまいましたけど)
片目のない高齢者の男性が居たり・・・。(眼帯が・・・、してない・・)

少し、カメラを向けるのがはばかられるシーンがあったためです。

あと、こちらは駅の売店でボラれるという事も多々あるそうで・・・
(多々ってなんだよww)
はっきり言って治安良くないんですよね。構内も朝なのに薄暗くて。

日本では考えられない事や、なかなか見ないような事ばかりです。

でも、これも世界の何処かで起こっている現実なのですよね。

流石にこの時はちょっと緊張していましたね。

なので、ここからリスボン繁華街までは素直に初タクシーに乗りました。
スーツケースもあったのでね。


で、ついに到着です。



観光客や地元の若者でにぎわっています。



こちらはリスボンの超中心街・ロシオ広場にあるオベリスクです。
オベリスクとは記念碑(モニュメント)の一種です。
日本ではこういう文化はないですが、欧米などに行くと広場によく建てられて居ますよね。

この辺りは日本で言えば表参道といった雰囲気でしょうか。
お店やオープンカフェ、観光客も沢山でとても賑わっていて華やかな雰囲気です。

少し歩けばオシャレなセレクトショップやH&Mなども沢山・・・。



リスボン出身の詩人・カモンイスの銅像。
この辺りはエルメスや高級葉巻・デュポンなどの高級なお店が並んでいます。

落ち着いていて、シックな歴史ある街並みが広がっていました。


またもう少し、ポルトガルの日記は続きます・・・。






スペイン・ポルトガル旅行 その4 ポルトガルへ

2013-02-22 | 旅行
また引き続きスペイン・ポルトガル旅行の話です。

グラナダを後にした私は、一旦マドリッドまで行き、そこから寝台列車でポルトガルに向けて出発しました。

と言うと何だか難しそうに思われますが、意外とメジャーなので日本からもチケットを検索することが出来るんですよ。




こちらがマドリッドの「チャマルティン駅」日本で言うと上野駅とか、そういった感じでしょうか?
さすがに少し薄暗く、治安が悪そう(に思えた)。
駅の周りは腰に銃を付けた警察官でいっぱいです。

あ、スペインはかなり治安が悪いことで有名です。
スリもひったくりも強盗もかなり多いそうです。
でも、私はこの旅で危ない目には1度も会いませんでした。
自衛しているのも勿論ありますが、ラッキーだったんでしょうね。

昔行ったロンドンやパリのほうがよっぽど怖かった思いをした記憶がありました。

日本人がスペインの地方やポルトを歩いていると物珍しく、また女性はとても目立つでしょうから意外と大丈夫かも知れませんね。

これから行かれる方、少し安心してください。




チケットと電光掲示板を見合わせて自分の乗る電車を確認します。

この時実は・・・・、さすが海外、と感心したというか呆れた出来事がありました

私が予約していた便と乗るホーム、掲示板もバラバラめちゃくちゃで、しかもなぜか1時間ほど電車の出発が遅れていました!

面倒でしたが実際にホームまで行って何度も確認しておいて良かったです・・・・。

こういう癖は、やっぱり多少旅慣れをしているのかもしれません・・・。



さすがに普通の車両は怖いので、防犯のしっかりした個室にしました。
海外の寝台列車というと、豪華なイメージを持たれるんですが、私はリーズナブルパッカー。
小さくて、最低限の個室です。

そして、眠りにつく事一夜・・・・。

翌日の早朝、ポルトガルに到着しました。


また続きます。



スペイン・ポルトガル旅行 3 グラナダのレストラン

2013-02-22 | 旅行


グラナダ滞在中に立ち寄ったレストランです。

こちらは地元の人にも人気の有名店、「クニーニ」
日本でインターネットで検索してもヒットするほどの有名店ですね。

お店の窓ガラスにはミシュランのアワード受賞のシールが沢山貼ってありました。

私が座ったのはテラス席でしたが、この奥にバルもあり、仕事帰りのサラリーマンやOLなどで賑わっていました。
こういう感覚、日本と変わらないですねえ。


こちらのクニーニはシーフードが有名です。

私もそうなんですが、旅行に行くと食事が合わない事ってありますよね・・・。
正直少しストレスになります。

ですがこのお店は、日本人の味覚にもピッタリな海鮮専門のレストランです。



名物のロブスターを使ったリゾットをいただきました。
他にもムール貝なども入って、海の幸のお出汁タップリ♪



日本でロブスターやムール貝を頂くと高価ですが、こちらのお店はもともと海産市場があった場所。
かなりお得なお値段で楽しむことができました。
(スペインは日本よりもかなり物価も安いですしね)

もしこれからグラナダに行かれることのある方、将来行ってみたいよという方にも是非お勧めのレストランです。

私ももう一回、お腹すかせて行きたいなあと思う位です。


スペイン・ポルトガル旅行 2 グラナダの街とアルハンブラ

2013-02-21 | 旅行
時間が前後してしまいましたが・・・。

日本を出発した私は、日本→ドイツ→スペインのアンダルシア地方へと飛行機を乗り継ぎ旅して行きました。

結構時間かかりましたね。多分18時間位かな。
そして最初の目的地、スペインのグラナダという街へ降り立ちました。



この赤い所がグラナダ県です。

マドリッドはこのちょうど上、バルセロナ(この時は行っていませんが)は右上の国境あたりですね。

全然都会でもない、小さな街ですが、ここにはアルハンブラ宮殿という世界遺産があります。
ちょっと情熱的で伝統的で土っぽい、昔から想像するベタなスペインという雰囲気でしたね。






グラナダの街並みです。

大きさでいうと岡山県?広島?・・・位の都市でしょうか。
2枚目の写真は、山脈にうっすら雪が残っています。
シェラ・ネバダ山脈でしょうか・・・・。
ガイドさんも居ない個人旅行なので、良くわかりませんでした。

私は英語もそんなに得意ではありませんが、結構今までぶっつけ旅行して来ました。

身振り手振りと、最低限の言葉とマナーで、良く何とかなったなあって思いますがw


旅行に行ったのは7月の真夏で、気温は暑い日になると40度を超える暑さなのですが、
こういった景色がヨーロッパっぽいなあと思いますね。



こちらがアルハンブラ宮殿です。

写真はアラヤネスのパティオ(天人花の中庭)、有名ですよね。



こちらはライオンのパティオ(中庭)








イスラム建築の精巧な豪華絢爛な美しさたっぷりの、素晴らしい建築物でした。

天井に力が入っています。
デコラティブな、14世紀当時の技術を総動員して作られたような豪華さです。

天窓の隙間から差し込む光は、まるで天使が舞い降りてきそうなほどです・・・。
(イスラムだから、天使っておかしいかな・・・w)



眼下に広がるグラナダの街並み。





こちらはヘネラリーフェ。アラビア語で「天の楽園」という意味で、天国にあるという水の庭園のイメージを形にしたものだそうです。
王の避暑のための離宮として使われていたそう。

この写真もとても有名ですよね。
先ほどの写真の宮殿の様な派手さはないですが、落ち着いた静かさでした。


この後もまだ続きます。