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◆ポーカー◆なぜジョーカーを入れるか?

 正直、初心者にかぎらず、ハンドのできないポーカーに対しては面白みが欠け、また、一般的にはハンドがぶつかった時にポットが大きくなり、逆にハンドがぶつからない時はそれほど大きなポットにはならないという性質がポーカーにはあるわけです。
 
 一般的にはポットを取るためには高いハンドが必要で、高いハンドが来ればそれだけポットを取れる確率は上がります。ただし、ポーカーは倍率制のゲームではないので、多くの賭金がほしいのならそれだけ多くの賭金を賭ける必要がありますが…

 ジョーカーを入れることでハンドができやすくなり、降りて見学する時間を減らすことができる。狙える手のレンジが広くなる。ストレートの2枚交換やフラッシュの2枚交換、はては2のペアの3枚交換でもジョーカーを含めて待ちが2枚増えるしからスリーカードが狙いやすい。それだけ、カードチェンジでハンドができる可能性が格段に上がる。これがジョーカーの持つ役割。

 たしかにジョーカーが入る事によってボーダーが不透明になってゲームがわからなくなるから入れるなというプレイヤーも居る。けどこういう人は初心者の気持ちがわからない人っぽいので正直、帰って頂いてかまわないと思っている。
彼らの行くべき店はここではなくもっと本格的な店のはずだから。
ジョーカー入りで高いハンドがいっぱい来て、いっぱい勝負できる。これのどこが不満なんだろう?


 ただ、ホールデムとの比較になるが、真ん中にクラブ4枚出て、自分の手元の1枚がクラブというのと、手元5枚がすべてクラブというのでは同じフラッシュでも「フラッシュを持っている」という実感は全然違うと思うはず。

 結果として偶然できる手よりも1枚交換や2枚交換で「狙って」ハンドを完成させる喜びを知ってほしいなと。たとえジョーカーが入っていてもフラッシュはフラッシュだし。


初心者でも少ししたらノーペアでポットが取れないことぐらい理解してくる。ワンペアもポットを取るには不十分な手であることも理解するだろう。

 最低限2ペア以上はほしいところだ。

 店舗では、ジョーカーを2枚入れる予定だ。1枚だとジョーカーを持った人が優勝になりやすい(必ずしもそうなるわけではないが)が、2枚だと2人のプレイヤーに1枚ずつ行き渡り、2人が勝負に残ると考えられる。

 ただし、ジョーカーはオールマイティではないけどね…


◆ストレート以上の手を構成するときはオールマイティ
◆3カード以下の時は2.3.4.5のいずれか
◆ジョーカーの2枚使用不可、2枚とも白いカード扱いとなり、残りの3枚で評価
(※とくえ会のルールと少し変えています)

要するに誰かがジョーカーを2枚とも握った時はジョーカーは存在しなくなるというわけです。






◆ポーカー◆運に頼らないポーカーは・・・実は難しい

確かに負けを減らすことはできるけど・・・

現実問題、ポットを取ること以外に持ち金を増やす術はないわけで。

麻雀と同じで、勝負に行かずに降りれば(要するに振り込まなければ)支出を減らせる可能性が高い
(ツモであがられたら払うけど)

まあじゃんの場合はリーチをかける、あがる、チョンボ、ノーテンのときだけ点が動き、アクション一つ一つにお金が引っ付いているわけではないのに対して、ポーカーは一部のアクションを除きすべてのアクション(※)にお金が発生し、しかもその回数はまあじゃんに比べるとはるかに多い。

※チェック・フォールドは直接コストはかからない

 アクションの積み重ねが勝敗となり、収支となり、スキルの差となって顕れる。

 
 固定リミットのゲームの場合、賭金が固定されているので、ノーリミットホールデムのように最初のベットでオールインして結果を見守るということはできない。残り3回もベットして、その間に状況によっては撤退することも考えなければならない。

 ドローポーカーのようなチェンジ前とチェンジ後の2回しかアクションのないゲームの場合は、1ハンドあたりに動かせる金額が少ない。ただし、アクションが少ない分、多くのハンドが配られる(回転が速い)ので、ルーズにコールすると支出が多くなり、ポットを取れないと収支を維持できない。

 一般にはドローポーカーは運の要素が大きく、特にトーナメントを好むプレイヤーの間では全くのスキルゲームではないと認識されているみたいだが、ドローがあるから何でもかんでも行っていいというわけでもなく、かといって、ブラフが効かないわけでもなく、必ず誰かがポットを取り、その結果差が出てくる。

 一回で大きくとれないゲームの場合はポットを取る回数が必要で、できるだけ少ない金額で効率よく賭金を稼ぎ、取れないポットはポット獲得を諦め、支出を減らす工夫が求められる。勝負に出るハンドの数が多くなる分、結構テクニカルなゲームであることはやってしばらくしないと実感できないと思うけどね。


 そういえば、大学のころドローポーカーをよくやっていたが、これぐらい単純なゲームでも同じ人が勝って同じ人が負けてた。何が違うのかといわれると結構難しいんだけど、結局のところオーバーベットとルーズコールの多い人は負けてるという感じだった。

 1万円でやるなら…アンティ50円、3人ブラインド200-200-200のレート200-400(25Big-Bet)ぐらいが適当かな

◆ポーカー◆ポーカー教室において

多くのポーカースポットでは初心者向けに講習を行っている。

ハンドの一覧を持たせ、アクションを教え、実際にゲームをさせてみる。

その後、多くはトーナメントが始まるからといってトーナメントに誘導し、トーナメントをさせる。

ブラフバーというお店では最初に「やってはいけないこと」を教えるそうだ。

他人に手を見せない、ストリングベット(途中でアクションを止めること)をしない。カードを上に持ち上げない…だったと思う。


僕がポーカーを教えるなら教えることは二つ

◆ポットを取ったらチップを渡す

◆ポットからは手数料が引かれているという認識

これだけ。

たとえ、アミューズメントのチップでチップ自体に一円の価値がなかったとしても、
チップを渡す動作の練習をさせ、ゲームではポットからはレーキ(手数料)を引き、勝った人はディーラーにチップを渡すように指導する。

ディーラーはたとえ価値が0円のチップであっても全力全身でうれしさと喜びを表現する。もちろん、ディーラにはチップをもらったときの対応を教育しておく。

「勝ったポットからは手数料を払う」
「ポットを取ったらチップを払う」

この二つの「常識」を刷り込むのが「初心者講習」であると考えている。極端な話、ゲームの種類は何でもよい。

こういう話をすると必ず「価値がないのに意味ないことするな」という指摘がくると思われるが、意味はある。

ひとつは海外に行ったときに恥をかかないための練習である。

海外に行けばキャッシュゲームができ、キャッシュゲームではレーキもチップも当たり前のようにある。


もうひとつはチップの文化のない日本でもレーキを払い、チップをあげれば気分よくプレイができるのだという意識の植え付けである。

ノーリミットホールデムでなくても、テーブルあたり1時間4000円の収益を確保できれば、ディーラーの確保は難しくない。

1時間4000円ということは1ハンド150円平均だからそれに見合ったポットサイズのレートゲームにすればよい。

たとえば、10%レーキならポットが1500円になるようレート100円-200円にするなどこの辺は計画と実践で調整していくことになる。
(このようなゲームプランニングの授業もアカデミーではやる予定)

 ただ、現状ではチップの文化もレーキの文化もまったくない、「ポーカートーナメント」というギャンブルとはまったく別の「ゲーム」が大手を振って歩いているという現状である。








◆お知らせ◆事務所からのお知らせ

料金改定について(おしらせ)

最終更新日:2014年1月14日
  • 平成26年1月受付分から料金及び料金表示を改定しております
    • 従来:諸費用込み・内税
    • 改定後:諸費用別・外税表記
  • PHSの番号が変更になっております。新番号は070-692-10985です。070のロックに(6.9.2)トクエゴー(10・9・8・5)と覚えていただけると幸いです
    従前の番号(070-5657-3521)では新番号のご案内をしております。

◆ポーカー◆ゲームの入り口は高いハンドを配ること

清交社ポーカー同好会

毎月2回、セブンカードスタッドポーカーをやっている、多分全国で唯一の会。

今流行のトーナメントは一切やらず、3時間ライブゲームを行い、収支を集計、表彰する。

3時間もやると結構珍しい手が出る。

珍しい手が出ると歓声が上がる。

まだ始めたばかりの女性会員さんがAのフォーカードを出した。とても強くめったに出ない。

「わーっ、すごーい」ほとんどの方は驚いた反応をする。

めったに出ないハンドが出るとみんなが歓声を上げる

…が、一人の男性会員さんだけは反応が違った。



「それでいくら稼いだの?」

 いや、間違ってはないけどw


 ポーカーというゲームの要素には「手役」を基準に「駆け引き」しながら「お金の取り合い(収支)」をする。

 ポーカーはボクシングと同じでそれぞれ独立したラウンド(ハンド)を繰り返してゲームが進む。

 毎回いい手が来るとは限らない。いい手の数は少ない。だからこそ一般の人は興奮する。


 男性会員さんは収支のことを言っている。正しい。ポーカーはみんなでお金を出し合うゲームで、セブンカードスタッドの場合、途中の4枚は表で配られる。この時はAが3枚出ていた。なので、他のプレイヤーはゲームからおりてしまっていた。

 参加人数が少ないと稼げない。それがポーカーの基本。

 あと、このハンドは3時間で約80ハンド配られるうちの一つに過ぎず、それだけで収支をプラスにすることはできない。

 だから男性会員さんの言っていることはすごくまっとうである…が、そういうことがわかるようになるには大分かかるよね。

残りの大多数の人は
トータルの収支がどうであれ、「珍しい」事象に興奮を覚え人に語る。だからこそ、ポーカーには高いハンドができる「素地」が必要だと思うわけ。

で、何がいいたいというかというと


「ジョーカー2枚入れてドローポーカーしませんか」

だったりするw 

1回交換ルールで

3人プレイなのに6時間で5カード1回、初手でストレートフラッシュ1回、フォーカードも数回…
かと言ってワンペアさえできない時もあるけどね

(当会のジョーカーはスリーカード以下の時は2.3.4.5として利用可。ジョーカー2枚同時使用不可)