ゆのまちねこ

北海道を生きる野良猫たちへのボランティア「定ニャンの会」の活動報告です

猫は嫌いだけどいのちは考えてくれてる

2016-05-21 | TNR

猫に無関係な人のおうちの車庫で

「子猫がいるみたいなんです!」

「どうしたらいいんだろー」

こういう話はほんとうによくある話

 

心ある人がご近所まわって飼い主を探したとしても

全頭見つかる可能性は低く

結果、管理センター行きになるか

または

そのまま知らんふりしてるうちに

生き残った仔たちが新たな野良猫になる

 

 

今回 

ある地域での知人の親類からの相談がありました

 

子猫の里親探しをしてもらえないか?

ということでした

上に書いたような最悪のケースではなく

「野良猫を増やすわけにはいかないから」

との理由が大前提でした

 

関わる人たちは

猫好き

猫嫌い

猫には興味ない

嫌いじゃないけれど同居の家族が重度の猫アレルギー

様々な人が入り交じりながらも

「助けたい!」と言う共通の思いがありました

子猫は離乳直前?にみえました

 

里親探しはするけれど

それよりなにより

「母猫」はどこのどなたなのか

飼い猫なのか

野良猫なのか

そこはこの地域の人でないとわかりませんが

 

ご家族、ご近所さんなどの話からすると

だいぶ前からいる野良猫、だとのこと

 

だいぶ前からいて、こうして生きてるということは

御飯あげてる人が必ずいると思うんだけど

と言うと

それ以上のことはわからないようでした

 

 

万が一、飼い猫だったとして

「勝手にうちの猫の避妊手術をした!!」

と、言われたくないので、慎重になるのですが

 

 

でも

万が一、飼い猫だったとしたら

お腹が大きくなってたのはわかるだろうし

他人の家の車庫で子供を産んで、授乳して

もうすぐ1ヶ月になるまで飼い主が気が付かないわけないので

野良猫、なのでしょう

気が付いていて知らんふりの確信犯もありえるけれど

そういう人は、そもそも常識を持ち合わせてるとは思えないので論外

 

 

ではまず

母猫を捕獲して

親子一緒にケージに入れて

もう少し子猫たちを育ててもらい

離乳の頃に避妊手術をしましょうと話をすすめ

 

捕獲器を念のため、2台仕掛けて帰ってきました

 

 

 

翌朝

「入りました!」

妊婦猫や子育て中の母猫は案外

子育て以外のことにはぼんやりしてて

簡単に入ることがあります

見に行くとお母さん猫は間違いなく入ってました!

(このとき写真撮り忘れました)

 

 

「2匹入ってるんだよねー」と言うので

「ええ????」

見たらもう1台の捕獲器に

なんとまぁ予定外の、立派なオス猫

 

 

 

 

みんなが

お父さん猫だ、お父さん猫だというのですが

なるほど

 

 

 

 

 

 

 

 ロシアン風の野良猫はそうそういないので

この子の父親にほぼ間違いないでしょう

 

雪が溶けた頃から見るようになったという、ロシアン君

 

「この辺は捨て猫が多いから」

「引っ越すときに、置いていくんだもの」

 

・・ロシアン君の過去はわかりませんが・・・

 

毛も埃が密集してて

真ダニもいて

みんなも、飼い猫ではないと言うので

この機会にそのまま

知人に病院に直行してもらいまずは去勢手術を終えました

 

 

 

 

リターン時のロシアン君の、うらめし顔

「取ったな、、」

 

ロシアン君の行方をずーっと見送ってたら

 

あれ?もしかして

 

御飯をもらってそうなおうちにピンときました

 

2日後、このあたりの野良猫について

ロシアン君のことについて

お話し伺ってみたいと思い訪ねてみましたが

この日は会えませんでした

 

 

 

 

母猫はこのおうちの車庫で

ケージに入れて子猫たち4匹と一緒にしました

 

 

やれやれ

ひとまず離乳まではこうしてれば安心

 

 

と思ったんですが

この翌々日

誰が悪いわけではないのですが

「母猫と、活発な子猫1匹が脱走しちゃいました!」

と電話が!

 

 

あー困ったなあ、、、、、

続けて2回も捕獲器に入るだろうか?

無理かもなあ、、

と思いながらも、

捕獲器のカバーを作り直し、ちょっと工夫を懲らして

2台持ってって仕掛けました

前のとは違うよなと思わせないといけません

産後のぼんやりで、また入るといいんだけど

 

 

脱走後も、残してる子猫たちがいるから

ウロウロと様子を見には来ていたそうです

 

 

翌朝

嬉しいメールが

「昨夜、母猫が入りました」

よかったあーー

 

また、入ってくれたんだね!

(作戦成功 笑)

 

逃走中の子猫のことが心配でしたが

隣の家の物置?のようなところで啼いてたのを発見し連れてきた

とのこと

 

このかた、「わたしは猫は嫌いなんだわ犬は好きだけどねえ」

と言いながらも

毎回よく考えてくれ、こまめに観察しててくれ、

ご家族は子猫のお世話をしてくれ

 

猫は嫌いだけど、「いのち」なんだからと

そう思ってくれてるんだろうな、と思います

 

 

 

こうしてる間にも

わからなかった子猫たちの成長の具合がわかり

もう歯が生えていたこと

離乳食を食べれること

子猫同士で寝てることも多いこと

 

 

そろそろ授乳完了にしてもらい

 もう、母猫の避妊手術したほうがいいのでは

また脱走しちゃったら、今度こそもうほんとに捕まえられなくなって

そのうちまたすぐ発情が来て

あーたいへんだ

 

 

母猫

メンバーに病院へ連れてってもらいました

夜は病院へお泊まり

今日帰ってきますが

 

 

 どうする?

きみたち、もう母さんがいなくても大丈夫?

  

母猫も父猫も不妊手術費用はしっぽの会様「飼い主のいない猫基金」を使わせていただいています

 

 

<お礼>

福岡県 K・M様

支援金をお振り込みいただいてます!

いつもありがとうございます

「こつこつ貯めて、、」といって前にも何度かいただいてます

ほんとに感謝に耐えないです

お気持ちに応えられるように頑張ります

 

 

 

 

 

 

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憂いなし!

2016-05-15 | 里親探し

最近やけに垢抜けてきたシカマル

どうしたんだ

 

 

保護当初のシカマル

 

 

 

今や毛もまっ白

なんだか別な猫みたいだよ

 

 

 

2015.4月

シカマルは

本当はリターンしにゆのまちまに帰った

 

 

 

でも

車のトランクを開け

キャリーの扉を開ければ一目散に飛び出るはずが

シカマルは頑として出ようとしなかった

 

肌寒い日だったから?

喧嘩に明け暮れる日々に嫌気がさして

戻る気になれなかったの?

 

 

こういう猫はこれまでも何匹かいたけれど

これがきっかけで『保護』に至ったシカマルは幸運だったと

今思う

 

 

そして1年がすぎ

この日はシカマルとクミコの受診日でした

触れない猫たちの病院受診

これはもうずっと気がかりで

前々から先生に相談してありました

 

 

なんてったってキャリーに入れるまでがまず戦いです

あまり手荒なことをすると

せっかく築いてきたメンバーと猫との信頼関係を

壊しかねませんし

それを考えるととついつい後回しになっていました

 

 

 

ここはわたしが悪役の猫ハンターになりきるしかありません

定ニャンの会特製おくるみを使い

袋状になったおくるみで箱ごと包み込み

後から

ゆっさゆっさとキャリー内にシカマルをずり移動し

シカマルはわたしたちを手こずらすことなく、大成功

 

 

大成功、などと表現したけど

シカマルにしたらかなりの恐怖だったでしょう

診察台の上でおしっこお漏らししました

せっかく人間の家に慣れてきたのに

またどこに連れていくのかと怒り

何人かで押さえ込んだとしても無理な状況で

結局、麻酔をかけての検診となりました

 

 

血液検査ではちょっと貧血気味、でも治療するほどではなく

その他の内臓系数値は心配なくひと安心

 

1年前にガイア動物病院では

身体中、喧嘩傷だらけなので

『たぶん、エイズ』と仮診断されてたとおり

エイズ(+)でした 白血病(−)

ウイルス検査、血液検査、ワクチン接種しました

爪切りもしました

出来るときに出来ることをしとこう

 

 

こちら

クミコですが、、、

クミコにひっかき傷をもらいながら

なんとかおくるみ → キャリーに入れました

クミコも結局、、、麻酔検診でした

可愛い黒猫なんですけどねえ

クミコについても心配なことはなかったです

保護した理由が

避妊手術の開腹の時、脾臓から出血(止血剤打っている)してたこと

そのことが心配だったためでしたが

貧血もなく、安心しました

逆に、先生に

「ずっと出血してたらもう死んでますから」と軽く言われ

無駄な心配、無知な心配が恥ずかしくなりました

いつも、どこか具合が悪いかもしれない

早く診てもらわないといけない

そう思ってた猫だったので

なんも普通の猫と変わらないじゃん!

若くて健康!

あとは触らせてくれればいいだけ!

ウイルス検査、血液検査、ワクチン接種、爪切りしました

エイズ(−)白血病(−)

 

 

 

 

実は

シカマル もしくは ぶっちゃ

どっちか、ということで

お見合い話が来ています

エイズキャリアであり年齢も8歳くらいのこの仔たちに

お見合い話が来るなんて!

希望の虹が見えました!

 

 

詳しくはまたご報告します!

 

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他区のTNRその後

2016-05-15 | TNR

他区でのTNRのその後・・・

 

これで8匹終えました

まだいますが、

とうとう捕獲器を学習してしまい

仕掛けてますが、入らなくなりました

 

少し時間おいてみます

 

 

 

この画像のメス猫は妊娠してたそうです

このエリアで妊娠してた猫はこれで2匹目

 

 

 

 

2番目の画像のメス猫は

かなり痩せてました

口腔内の画像を見せていただきましたが

5ミリくらいの歯肉炎が何個かできてました

先生からは

カリカリ等堅いものは食べられないはずだから

軟らかいものをあげるように

そう言われました

 

だから痩せてるのかな

おそらく、カリカリを噛めずに飲み込んでるんだ

結果、消化できずに吐いてるかもしれない

 

免疫疾患からきてるものかもしれないとのこと

先生のご判断で点滴もしてもらってます

 

 

依頼者のことを詳しくは述べられませんが

このエリアの状況の中で

教科書通りに「こうしてください」

と言ったとして

どこまでやれるだろう。。

 

 

 

 

 

 

最後の画像の1匹は 

子宮蓄膿症の疑い

もしくは妊娠の異常では?

ということで全摘してます

子宮が尋常でなく数倍に腫れていました

 

あのままいたら

いずれ間違いなく命を落としていたでしょう

 

 

 

 

もともとはみーんな捨て猫だった

猫のいるところをわかってて

あらたに猫は捨てられる

 

 

 

ここの猫たちを守る手段は

1にも2にも不妊手術なんです

妊婦猫もここでは子供を産ましてはならないと思います

 近親交配も多いからです

 

 

 

 

 

 

 

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週刊まなぶん

2016-05-08 | その他

 

5月7日付の北海道新聞小学生版「まなぶん」

わかりやすい文章で

地域猫 知ってますか

という特集で一面を飾っています

 

 

学校であまり教えてもらえない内容を

未来の社会を築いていく子供たちに知ってもらえる機会です

 

動物を慈しむ心も

また逆に、おぞましい鬼畜の心も

子供時代に形成されていくのではないでしょうか

 

もし

見逃してる方がいらしたら

是非、目を通してみてくださいませ

 

 

定ニャンの会の活動も紹介してくださり

ありがとうございました

 

取材の時に

子供新聞だから読む人も限られますし

チラシと間違われて片付けられちゃうんですよねえ〜

とおっしゃってましたが

北海道新聞の中に挟まれて配達されるんですね!

なんのなんの

たくさんの里親さんから連絡をいただき

嬉し恥ずかし、、でした

ありがとうございました

<お礼>

手稲区リンちゃん(みゃーみゃー)の里親様のM様

支援金をお預かりいたしました

ありがとうございました

大切に使わせていただきます

 

 

 

R・N様(姫組さま)

いつもお世話になってます

そして

会に、お土産をありがとうございました

6人でいただきました

これ、とても美味しかったです

 

 

 

 

 

 

 

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お別れだね

2016-05-05 | 幸せ猫さん

猫よりも普通に人間が好きな猫だったハッピーですが

うちにいるうちに

だんだんと

猫べったりに変化していくのを見て

1匹飼いとして家族になっていくことを思うと

初めはさみしがるだろうか?

若干心配でした

 

 

ハッピーはルカという名前になって

今日、家族として大歓迎で迎え入れられました

ご家族全員待ちに待った、猫暮らしです

 

安易な猫ブームに乗っかってない応募理由がありました

子供の頃飼っていた猫を家族の重度の喘息が原因で

人に手放してしまった悲しい経験

毎日一緒に住むことは出来なかったのかと

泣きながら考えていたそうです

そして

大人になって自立したらいつか必ず猫を飼おうと思っていたそうです

そして飼うなら捨てられた猫を助けて愛してあげたい、と

 

わたしも昔々、父の転勤で

網走から函館、北海道の端から端へ引っ越したとき

飼ってた猫を手放した悲しい思い出があります

子供の足では会いに行けない遠い遠い函館から

猫を思い出して泣いてました

小学1年生の時の話ですが

里親さんのその気持ちがわたしにはとてもビーンときました

 

そして里親さんのお話で一番心に響いたのは

わたしが、猫アレルギーはないですか?

今なくても、もし発症したらどうなさいますか?

と聞いたとき

『・・・ショック死の危険があるほどのアレルギーにならない限り、

猫を手放すことはありません。

産んだ子供が、思ったように育たず、家庭内暴力をふるって

散々家族がボロボロになっても、我が子を捨てることはないですよね、

命ですし、家族ですし、離れる理由はありません・・・』

 

 

わたしは代理募集の立場ですが

依頼者のHさんも職業柄するどい観察力で(笑)

最終的にこの里親さんに決めました

小学生のお子さんに

ハッピーが捨て猫だった経緯と愛護の教育を

きちんとしてくれるご両親だと思います

 

 

里親さんがルカ君のために作ったブログです

 

Luke Skywalker*ルカの記録*

 

 

まずなんていっても昨年

猫ドア付きペット可住宅に引っ越しところから準備が始まってました

各ドアについてます

 

 

猫ドア開けたらそこはトイレだった

ドア開けるとセンサーで明かりがつきます

 

ハッピー、

はじめはおうち探索してたけれど

 

 

とちゅう、意外にも

ソフの下に潜り込むシャイな部分を見せてた

 

 

お母さんが御飯を用意してくれました

フードもかなり勉強したそうです

まずはこれで試してみるそうです

Hさんからも専門的なアドバイスをもらえました

 

朝ご飯食べたけど

食いしん坊なハッピーはいくらでも食べる

 

「どれどれ、ごちそうになろう」

 

 

 

食べる様子が面白くてしょうがない娘ちゃん

 

片時も離れずみています

 

 

 

 

無理して抱っこしないんだよ〜

ってお母さんに優しく諭されてました

 

帰る頃にもうこのゴロニャンポーズ

もう大丈夫だ

 

 ハッピーを保護したHさんにとっても

もうこれで

「お別れだね」

 

食べれるものはなんでも食べて

生き延びてたのかと思うほど

悲しいくらい食べたがるところがあります

残飯その辺に置いておけません

チョコレートでも何でも貪り食べようとしますから

気をつけてください

捨てられた傷が癒えれば

治って行くように思います

夜もきっと啼くと思います

時間が経てば落ち着いてくると思います

 

 

 

家に帰ったら

いつもニャーニャー言ってたおしゃべりハッピーがいなく

親戚の子が帰った後みたいにシーンとしてました

 

 

 

 

 

真心の支援金と

ご主人の故郷の佐呂間町のお菓子をいただきました

ありがとうございました

 

ハッピーを末永くよろしく

ブログも楽しみにしています

 

 

 

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