占い師志望の方へ ３

ここまで、占いには矛盾があること、未来を変えてしまうことを話しました。

ブログですので、文字にして説明するのはすごく難しいです。


弟子達に教えてきたことのようにはうまく書けません。

多少は割り引いて見てもらえればと思っています。



そこで今回はタロット占い師になるために最も必要なこと!!


それはちゃんとカードが読めるように一貫性のある出し方ができるか? と言うことです。

これはセンス(能力)です。


こればかりは努力だけでは補いきれません。

最初からその人に備わったものなのです(あくまでも僕の個人的な見解です)


以前(十数年前)、北二十四条時代にタロット教室なるものを開催していました。

もちろんプロ養成講座ではなく、あくまでも趣味程度でタロット占いをおぼえてもらおうというものでしたが、

そこは僕の性格ですから、ついプロの手の内を教えてしまうことも多かったように記憶しています。


トータル三十人程度の人を週一回、三ヶ月間、月三千円で教えていました。


その生徒の中で(今でも覚えていますが)二人、思わず弟子たちと顔を見合わせて驚くような人がいました。

お題を出して、そのことに関してカードを出してもらうのですが、読めるのです。

その二人はプロである僕や弟子達が「なるほど!!」とうなるようなカードの出し方ができたのです。


もちろんその他の生徒の出すカードの配列はてんでバラバラで読むに読めないものがほとんどでした。

ただその二人はまだ勉強が未熟で自分の出したカードを読みきる力が備わっていませんでした。

だから僕や弟子達が「すごいねぇー」って言っても、何がすごいのか分からないようでしたがね(笑)



つまり先天的にタロットカードに相性が合う人はいるみたいですね。

もちろんその他の生徒達の中でも、練習を重ねるうちにかなり良い出し方をする者もいました。

ただ、その二人に迫るほどの一貫性のある物語をカードが語るほどの域にはいきませんでしたが・・・


ですから経験と鍛錬を積めばタロットは使えます。

センスが無くてもある程度はいけます。もちろんプロとしてです。


ですが先天的にタロットに愛された人にはかないません。
ですがそういった人に限って、自分の出したカードが読みきれないものなんです。


なんだか歯がゆいもんですね。


その人がセンスが有るか無いかは、僕や弟子達ならすぐ分かります。
だって読めるか読めないかなんだもん。



今日はちょっと長くなりました。言葉足りずのところはお許しください。

ではまた次回。



んじゃぁぁーー　またぁぁぁーーー



　　　限界努力!!