たそがれロ~ド、たそがれ浪漫

定年後のセカンドライフに突入したたそがれオヤジ。その新たな再出発のドタバタ、そして夢と希望を書いてます。

06.07.26 インベストライフセミナー

2006-07-27 | 投資
7月26日(水曜日)
仕事を終わって6時30分からインベストライフ・セミナー  in サロン(名古屋)
奥方が中元配送の臨時パートを終えて駆けつけ間に合った。
インベストライフセミナーは2度目。
講師は澤上篤人、平山賢一、速水禎、岡本和久の各氏。
参加者は40名前後。
長期投資についてみんなで考えようという趣旨で、講師の一方的な話ではなく参加者の質問に講師が答えるというスタイルで2時間。休憩もなく密度が濃いセミナーだった。
雰囲気につられて、無口なたそがれオヤジまで2度も質問させてもらった。

ひとつは、長期投資を目的とする投資信託のことについて。
Q:素人である我々が、どうやって見分けるか。
A:(速水氏)日本にはふたつしかない。「さわかみ投信」と「ありがとう投信」。それ以外の日本の投信は短期投資。短期投資の投信はその目論見書にベンチマークという言葉が出てくる。また、短期投資の投信は出資された金はすべて運用するのが原則、投資せずにあましている金はない。

預貯金から株への資金が大量移動するということについて。
Q:預貯金で滞留していた個人資金(澤上さんは「永久凍土」と表現していた)がいよいよ株なり投信に移動するという話が出た。その量は200兆とも言われた。その資金が国内株だけに流れるとも思えないのだが、国際化に対して長期投資はどう考えればいいか。
A:(澤上氏)日本の企業でも国際化について真剣に考えている。なにも無理をして(澤上さんは「ええカッコして」と表現する)わからない海外にまで投資をしなくても国際化に対応できる企業があるはず。そこに投資すれば為替リスクもない。投資をするのに「ええカッコ」は必要ない。

本日の名言(他の質問者との応答)
Q:投資では高値をつかむつもりがなくても結果的に高値をつかんで損切りすることがあるが、澤上さんはそう言うときどうされるのか。
A:長期投資はその企業が社会的に存在意義があると認め、その企業を応援するために株を買う。安くなったからと言って応援することを止めることはない。
ただ、その企業が応援のし甲斐がなくなったとき、澤上ファンドの方から「縁切り」することはある。今までに3銘柄あるが、縁切りしたときには益が出ていた。

Q:アメリカの投資家ウォーレン・バフェット氏がビルゲイツ財団に4兆円の寄付をするということが話題になったが、感想はどうか?
A:(岡本氏)人の満足度にはいろいろある。例えば豪華客船で世界一周のクルージングでしか満足を感じない人もいれば、家の近所を散歩し花などを見て満足をする人もいる。それぞれだ。4兆円には4兆円の価値があるだろうが、価値観の持ちようで今持っている資産でも十分に満足感を得られるのではないだろうか。客観的な資金の量それだけが、重要ではないと思う。

インベストライフの長期投資はたそがれオヤジの投資スタイル=短期回転売買とはまったく違うのだが、澤上さんをはじめインベストライフのメンバーの志には共感するところがあり、夢とエネルギーをもらえる。これからも引き続き参加したいと思う。

意外だったのは、奥方が結構熱心に聴いていたこと。「退職金の運用のため」と口説いたら意外にアッサリと着いてきた(笑)。
退職金の運用ともなると、やはり他人事ではなくなるのだろう、メモを取りながら聴いていた。少しは共通の話題が増えるかもしれない。

セミナーが終わったのが8時30分。遅い食事をしようと思ったら、土砂降りの雨。夕方には夏空が広がり、冗談で「夕立はないよなぁ」と言っていたのが本当になってしまった。
おかげでほんの100メートル先に予定していた食事場所にも駆け込めないありさま。
結局、地下街をさまよったあげくに、地上に出てみればもう小降り。ほんの20分少々の差。
結局、意に副わない晩飯を食べて帰宅。最後が良くなかったなぁ・・・。

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