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「あるものをない」という国家や行政はおかしい、と国家100年の計から立ち上がった前川前次官に「官僚たちの夏」をミタ

納税拒否運動)自民石破氏「地方で話を聞くと『税金を払いたくない』という人が出てきた」 佐川長官就任で

2017-08-20 01:14:16 | 日記
自民党の石破茂元幹事長が19日のTBSの番組収録(時事放談とみられる)で、国税庁の佐川宣寿長官が就任記者会見を行わなかった対応を批判したそうです。

毎日)自民・石破氏 国税庁の佐川長官を批判 就任会見行わず(毎日新聞2017年8月19日 21時03分(最終更新 8月19日 21時19分))
石破氏は、
「地方で話を聞くと『税金を払いたくない』という人が出てきた。国税庁長官は『皆さん払ってください』という立場だ。それが一切公の場に姿を現さない。納税者一人一人と向き合っているのか」
と述べそうです。
佐川氏が森友学園問題で財務省の担当局長だったのを念頭に「報道が偏見だと言うなら、本人が(疑惑を)払拭(ふっしょく)し、税金を払っていただけるようにするのが役割だ」とも指摘したそうです。

佐川氏=写真は日刊ゲンダイデジタルより)
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確かにその通りだと思います。もし、佐川氏が自身が官僚を志したときの初心に照らして、「一点の曇りもない」のであれば、堂々と説明すれば、必ず真意は伝わると思います。それができないのなら、私たち納税者はそうした方が取り立て役の長にあることを抗議して、税金不払い運動をする権利はあると思います。
しかし、当ブログ執筆者をはじめ、所得税の約15.5兆円(2013年度)のうち、8割超の12.7兆円(同)が源泉徴収なので、不払いは技術的に難しいのは承知ですが・・・(勤め人が給料をもらう所属する会社や役所に源泉徴収をやめろ、とは事実上言えない)。徴収する側にとってはいい仕組みですが、納税する人々にとって面倒臭くないということを代償として、税金を払っているという意識を希薄にさせ、国に声を上げにくい遠因になっていると思います。
石破氏の「地方の納税者」というのは地方の自民支持の有力な自営業者の方々で、確定申告で後で税金を払う方なのでしょう。

国税庁 長官に佐川氏 麻生氏、森友問題「丁寧に答弁」 会員限定有料記事 毎日新聞2017年7月5日 東京朝刊
「(安倍政権にとって都合がいいように)丁寧に説明」したに過ぎません。
日刊ゲンダイデジタル)佐川新国税庁長官に世論の怒り 苦情殺到で税務署員困惑?(2017年7月8日)
安倍首相を守った「論功行賞」人事で一番の割りを食っているのは納税者から文句を言われる国税庁の現場の職員の方なのかもしれません。