⑧営業諸々Ⅲ その65

今日は「エイプリルフール」なのですね

全く関係がないような・・・

さて今日は年度初め

スカッと晴れて欲しかったんだけど

世相を反映したような天気の千里山でした



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では　その65　です



不動産の取引は実に色々なことがある

二十数年前のこと
あるお客様からご売却のご相談があったマンション

お客様は一度も部屋を見たことがなく
そのマンションが何処にあるかも知らないと言われる

鍵を借りて室内確認にゆくと室内は真っ暗

適当な値段で売却をしてよ・・・と売主様

室内の状況や暗さから
オープンハウスに耐えられる部屋ではない

余り気乗りがしないまま折込チラシを・・・

予想通り全く反響が入らない

その後も折込チラシや不動産流通機構に
登録をして同業者の協力も仰ぐ

1ヶ月が経過したが全く反応はない

そうこうしているときに1本の電話が・・・

マンション近くの企業からだ

企業の担当者「一寸部屋の中を見たいのだが・・・」

しみちゃん「ありがとうございます
　　でもこのお部屋は真っ暗な部屋ですよ」

ご案内をして「真っ暗じゃないか」と
言われる前に説明をしておいた方が賢明だ

企業担当者「分かった
　　でもとにかく室内を案内してよ」

しみちゃん「では明日の午後1時に・・・」

(それでも精一杯明るい時間を選んだ)

つづく