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御師旧外川家住宅

2021年07月21日 | 富士山世界遺産
2013年「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の1つとして世界遺産に登録されました。

巡礼者の宿泊や食事の手配、巡礼路の案内を行った御師の住宅。北口本宮冨士浅間神社の門前にこうした御師住宅が建ち並ぶ集落が形成された。小佐野家住宅と旧外川住宅の2つの御師住宅が登録された。(「世界遺産大辞典<上>」より)

小佐野家住宅は非公開。

外川家は、奥行き八十間ほどの長大な短冊形地割りの屋敷地に建てられ、主屋と奥座敷の2棟から構成されています。御師住宅の特徴ともいえる奥行きのある細長い形状の屋敷です。

中門


中門をくぐると、「ヤーナ川(間の川)」と呼ばれている川(水路)が流れています。ここには小さな滝が造られ、宿泊する富士講が、到着や出発の際に水垢離(みずこり)を行う禊場となっていました。

主屋 火地炉の間


主屋 中の間より座敷 その先は広縁


裏座敷 御神前


裏座敷 下段の間より上段の間


上段の間は最も格の高い客室で、床が一段上がった造りになっています。

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