「親戚のおばあちゃん」

2017-08-09 00:52:40 | 日記
「親戚のおばあちゃん」親戚のおばあちゃんが特養ホームに入っているのですが、時々調子が悪くなって病院に入院したり退院したりで心配です。

もう90歳を超えているのですが、何でも自分でできて元気にしていました。 あるときお庭で自分の洗濯物を干そうとして庭石につまづいて転んでしまったそうです。

その時に足の付け根を骨折してしまって手術をしました。

若い人は骨折の手術をしても、そのあとのリハビリを頑張って元通りになるようですが、おばあちゃんは骨折の手術のあとのリハビリが続かず、 結局歩けなくなってしまったそうです。

何かやりたいことがあったり、やらなくてはならないことがあると人間は頑張るのですが、 おばあちゃんのように、もう何も望みがないとやる気が無くなってしまうのでしょう。 移動も車いすでないと無理なのでもうおうちにも帰れなくなってしまったようです。

お庭で転んでから救急車に乗って病院に行き手術、手術のあとはリハビリの病院へ、そして特養ホームと移動して今に至るのです。 お見舞いに行ったときには、家に帰りたいと言っていました。

お年寄りでおばあちゃんと同じように、救急車から病院へ行ってそのまま自宅に戻れないという人はどれくらいいるのでしょうか!!

なかなか一緒に暮らしていた子供たちにとっては、喜んで帰宅を受け入れるということはできないようです。 そこまで愛情深く世話をするという人は少ないのではないでしょうか。

おばあちゃんが家に帰りたいと言っていても、それに応えるような返事をしていなかったのです。 どちらの気持ちもわかるような気もします。 おばあちゃんは特養ホームでの時間を楽しく過ごしているといいのですが。