東京ピーターパン | |
クリエーター情報なし | |
角川書店(角川グループパブリッシング) |
今朝読み始めて、一気に読んだ。
さすが、小路さん!
小路さんが描く音楽小説には、愛がある。
「届く歌声ってのは、上手いだけじゃダメだ。何かがそこにないと届いてこない。」
「胸に響いた何かがこの指に伝わってきて、それが弦を弾かせる。ノせてくれる。何かがないとこのベースにノっかってこられない。そして、その何かが、それがバンドのグルーヴになっていくんだ」
「歌がそんなに上手くなくても、でも売れているボーカリストってのはそこなんですよ。そこにソウルがあるから。聴いてる人間の心に届くんです」
「〈歌〉を、感じるボーカルだった。この歌は、この人の歌だって思った。この人が歌うからこそ完成するんだって感覚。そんなこと、初めてだった」
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