私が居る理由

~私が今ここに居る理由を探して生きている・・・~ とは言ってみたが、書いていることは超カルい、日々の雑記帳。

『東京ピーターパン』を読んだ

2012-04-21 11:15:42 | 読んだ本
東京ピーターパン
クリエーター情報なし
角川書店(角川グループパブリッシング)



今朝読み始めて、一気に読んだ。

さすが、小路さん!

小路さんが描く音楽小説には、愛がある。


「届く歌声ってのは、上手いだけじゃダメだ。何かがそこにないと届いてこない。」

「胸に響いた何かがこの指に伝わってきて、それが弦を弾かせる。ノせてくれる。何かがないとこのベースにノっかってこられない。そして、その何かが、それがバンドのグルーヴになっていくんだ」

「歌がそんなに上手くなくても、でも売れているボーカリストってのはそこなんですよ。そこにソウルがあるから。聴いてる人間の心に届くんです」

「〈歌〉を、感じるボーカルだった。この歌は、この人の歌だって思った。この人が歌うからこそ完成するんだって感覚。そんなこと、初めてだった」

最新の画像もっと見る

コメントを投稿